着ていても、着ていなくても。

 今日は終業式でした。

 無事、でもないですが、どうにか進級出来そうです。良かった。

 緑鉄は無事に入れました。緑鉄とは、うまく説明出来ないのですが、受験指導をして頂けるプログラムのことです。一種の塾みたいな。そのチェックテストが春休み中にあるので、頑張ります。



 私は今確かに17歳で高校生ですが、でもそれは私のもつ属性のひとつに過ぎない。年齢だとか肩書きだとか、あるいは性別だとか以前に、「私」があるのだと思います。自分が自分であることは、常に変わらないから。

 「17歳」だとか「高校生」だとかいったことは、確かに私の一部ではあります。それに期待される役割を果たさなければいけないこともある。「17歳の高校生」らしく、制服を着て、授業を受ける。でも至極当然のことだけれど、それは全てではない。あくまで自分は自分。小学生のころだって、中学生のころだって、大学生になったって。

 そのことは何だか、すごく心づよいことに思えます。アイデンティティが揺らがない、ということは。

 制服を着た私は真実存在しますが、私服の私も真実存在します。どちらも私。全てが「本当の私」です。「本当の自分」なんて、ここにしかいない。


 17歳と高校生って、並べてみるとずいぶんと青いなぁ。

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