それとも蝉のために書くか。

『風の歌を聴け』を、久しぶりに読み返しました。

 読むたび変わるものがあり、何回読んでも変わらないものがある。


 村上春樹には、熱に浮かされたようにはまり込みました。中学校の一年のときです。片っ端から読み、繰り返し読み。

 とくに『風の歌を聴け』は気に入っていて、一番多く読みました。おかげでこの本の言葉は、私のなかに染み込んでいます。そしてその言葉たちは私の芯に根ざし、多くの影響を及ぼしています。


 文章のリズムって、やっぱりあると思うんです。呼吸、というか。

 私はそれを、村上春樹と、ある哲学者から学びました。



 鼠が好きです。

 『羊をめぐる冒険』での出来ごとは、忘れられない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る