とっても良い。
小説の集まりに、参加してきました。私にとっては二回目の参加となります。
非常に有意義な時間でした。八時間などあっという間。
率直な意見を言える。率直な意見を言ってもらえる。これはほんとうに書いて字の如く有り難いことです。自分じゃ絶対に気がつかなかったところに気がつきます。そしてなにより楽しい、面白い。他のかたの考えかたを知ることができ、私の考えかたは他の人にどう思われるのかがわかります。作品が磨かれていきます。
より高みを目指して、これからも参加させていただきたいものです。
その集まりで、雑談のような時間もあったのですが。
「第一印象が良い人は損をする」という話をしました。最初がプラスなぶん、あとは印象がおちてゆくばかりなのです。逆に第一印象が悪い人は、あとは印象があがっていくのみです。不良が子犬を助けるときゅんきゅんする理屈。
そこで思いました。私は世界に対する第一印象がどん底だったのかな、と。
私はとくに、この世界が汚いだとか乱れているだとか、そういうことは思ったことがありません。すべては人の道理と感じています。つらいことがあるのは当たり前、苦しいのだって当たり前。だからこそ、人のあたたかみだとか日常においての喜びとか、そういった世界の明るい部分に触れると、「ぜんぜん捨てたもんじゃない」とつくづく思い、そのたび毎日を過ごすのが楽しくなっていきます。
というか、つらいのがほんとうだと思うんです、生きている以上は。つらいことがあったって、とりたてて騒ぐことでもない、と極端なときは思います。それは絶対におこりうることです。誰だって自分の地獄を持っている。
穏やかに毎日を過ごせる。家があって、ごはんがあって、勉強ができる。ささやかな自分の時間がとれる。全力で夢を追うことができる。これ以上の幸せありません。それ以上、何を求めようがあるのだろう。
私は生きれば生きるほど、この世の中は捨てたものじゃない、それどころか案外に素晴らしいものだという思いが深まっています。
世界というのはなにかきらきらと明るいものだけだと子供時代に思った人は、基本的に生きていくうちにあとは印象がマイナスになっていくばかりなので、かえってつらいのかもしれないです。
明日はオープンキャンパスで明後日からは勉強合宿という、インドアな私にしては怒涛のスケジュールです。でもどれも楽しみです。
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