誹謗中傷とかについて思うこと
こんばんは、夜宵です。
今回の話は少し閲覧注意かも……。講読は自己責任でお願いします。
さて、エピソードタイトルを見てお分かりのとおり、今回はネットにおける匿名の誹謗中傷についてのお話です。今回の夜宵はあんまり優しい夜宵じゃないです……。
1、誹謗中傷した人を叩くコメントについて
2、誹謗中傷した人について
3、前回の話全否定
の3本立てで行こうと思います。
まず、誹謗中傷のコメントでひとが自殺する事件がありましたね。それで、
『誹謗中傷良くないよ』
とか
『芸能人も心がある人間なんだよ』
とか言うコメントありますよね。
ぶっちゃけそんなん言わなくても分かると思うんですよ。いや、分からないひとも居るのかもしれないですけど。馬鹿って言やぁ嫌な気持ちになるし死ねって言やぁ泣きたくなるって誰でも分かると思うんですよ。ていうか分からなきゃいけないですよね。
善悪の判断つかなくてやってる奴もいるし、悪いことだーって思ってやってる奴だっていると思うんですよ。
そういうコメントはまあいいとしても、誹謗中傷した奴特定すべきとか、裁判するべきとかお金取るべきとか言う、それはちょっと違うと思うんですよね。本人や本人の周りが言うなら分かります。
けど、画面越しにしか見たことないし、ましてや友達でもないひとがそう言うことを指で言って、正しいことしたつもりになったり、その人のこと守ったつもりになったりは、それは違うと思います。
僕らはちっぽけで、守れるものなんて限られてると思います。どうせ正論コメント打ったって、2、3日後にはその人が死んだことなんて忘れる癖に、って思ってしまいます。
誹謗中傷した人について、ですが、僕はあんまり悪だと思いません。
いや、悪いとは思います。でも、ネットにストレスの吐口を求めてる人たちってそう少なく無いと思うんです。僕だって、誰にも届かない声を誰かに聞いてほしくて、同じ気持ちの誰かと繋がりたくて、このエッセイを書き始めました。
話は飛びますけど、殺人だって、僕は頭ごなしに否定できません。僕はいじめられてたことがあったので、こいつ殺してやりてえって思ったこと、あります。
もし自分の大切な人が目の前で殺されたら、殺した奴の喉掻っ切ってやるって思います。仕方ないと思います。人間ってあまり強く無いです、多分。
いじめられた、虐待受けた、そんな怒りを見えないとこで吐き出しちゃう気持ちは、なんとなく分かってしまいます。それが例え間違ったことでも、その人をそうさせてしまった環境や背景があるんだよなって思ってしまいます。僕をいじめてたあの人も……って思うともう、訳わかんなくなりますけど。
さて、ここで前回の話に戻ります。許せない、ってやつです。僕めちゃくちゃ偉そうに書いた覚えあるんですけど、なんか今見るとちょっと偏った意見かなーって。
許せない心って確かに怖いけど、その強い気持ちって誰かを、大切な人を助ける原動力になるんだなって思った今日この頃です。
けっっして不幸自慢お涙頂戴じゃ無いんですけど、僕いじめを経験してて、その話を友達にしたんですよね。アキラくん(仮名)という方に。そしたら、
「そいつぶっ殺しに行くから学校連れてけ」
って凄い怒ってくれて。許せねえって言ってくれて、それにとても救われたんです。当時同じ学校の子とかにはとてもじゃ無いけど言えなかった僕でしたけど、
頑張って相談して良かった
って思いました。許せない心に散々救われておきながら、前回は全否定してしまったな、と少し反省です。
まだまだ人間として未熟な僕で、間違うことも多いかもしれませんが、これからも正しさを模索しつつ頑張りたいと思います。
今回はスゴくひねくれちゃいましたけど、ごめんなさい。
いつか、身の回りの人や、ここで知り合った大事な人だけでも守れるような、強くて優しくて正しい、真っ直ぐな人間になりたいです。
いつかそうなれるなら、何回でも間違えばいいやって、思ってます。
誹謗中傷よくないなんて、誰かが死ななきゃ分かってくれない、気付いてくれない世界が少しずつでも変わればいいなって、思います。誰かが死んだときにだけ、悪を叩いて正しくなったつもりになる世界なんて嫌です。
好きで悪になった奴ばっかじゃないって信じてます。
あの日アキラくんが自分のことみたいに怒ってくれなかったら、僕も今頃どうなっていたかなんて分からないから、っていう理由もありますけどね。ごめんなさい。
暗い話になっちゃいました。次はきっと明るいこと書きます。
おやすみなさい、夜宵でした。
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