世界で1番
こんばんは。
今回も書きたいことを書きます。
僕は小さい頃から、母さんに何度か
『自分が世界一辛いと思ってるんでしょ?』
とか
『自分を世界で1番不幸だと思ってるうちは不幸なんだよ』
って言われたんですね。
僕小さい頃は泣き虫で、勝負で負けては泣いて、怒られては泣いて、ドリルが解けなくて泣いて……みたいな感じでした。
叱られると、いっつも窓とタンスの隙間に座り込んでびいびい泣くから、そんなことばかり言われてました。
愚痴になりますが、母さんのほうがよっぽど、そう思ってるんじゃないかと思ってます、いつも。
自分がイライラしてたら周りを振り回すし、理由をつけて僕を働かすし、それは別にいいけど、僕の話はあんまり聞いてくれない。
辛いよ、苦しいよ、とか、いつまで私はこんなに働かなきゃいけないの?とか愚痴も多いです。なのに、僕が愚痴ると、頑張りなさいとか、世界一辛いのは貴方じゃないのよ、とか。
僕は別に、母さんを責めようという気はありません。しようと思っても、不器用発動して返り討ちに遭っちゃいますし。
母さんには普段から沢山世話になってるし、沢山迷惑を掛けてる自覚があるし、もし
『そんな愚痴ばっかり言うなよ』
なんて言ってみて、
『私は愚痴も言ったらいけないの』
って言われたら、言葉を失います。
僕は愚痴りたい願望が大きくて、愚痴り愚痴られる関係とか望んでたりしますが、相手のこと考えちゃうと、そういうわけにもいかなくて。
平たくいえば自粛してます。
愚痴を言いたい。文句を言いたい。
でも、相手は嫌がるんじゃないか、とかね。あっけらかんと、悪意を感じさせないように上手く愚痴れれば良いのかもしれないけど、ホラ、不器用ですから。
愚痴は此処までにして、本題です。
僕がどんなに辛くても、世界で1番ってことは無いと思うんです。
だって、家があって、友達がいて、兄と慕ってくれるかわいい妹たちがいて、食べるものがあって、このサイトで出会えた人たちがいて……。
僕と同い年位でも、働いてる子が世界には居ます。銃を持って暮らさなければならない子がいます。虐待されてる子がいます。病気の子がいます。大切な人を失った人が居ます。
目を逸らしたいけれど、事実です。
けど、それなら僕も言いたい。
世界で1番じゃなくたって、辛いのも苦しいのも、痛いのも事実です。
世界で1番じゃなくたって、報われなくたって、気づいて貰えなくたって、頑張ってることは事実です。
誰も褒めてはくれないかもしれない
誰も『頑張ったね』とか
『辛かったね』とか言ってくれないかもしれない
誰も助けてはくれないかもしれない
だからこそ、僕はそれに気づける人間になりたいもんです。小さな声を拾えるような人間に。
不器用なりに、このエッセイで自分を綴りました。応援してくれる人が沢山いてうれしかった。拙いことばも、あの日助けて貰えなかった自分も、まるごと救ってもらえた気がした。
だから、僕は此処で貰った優しさをたくさん返して行きたい。
そんな風に思えたのも、ネットがあったから。僕が恵まれて居たから。
神は人の上に人をつくらないかもしれないけど、人は人の上も人の下にも人をつくって仕舞うんだと思います。
……どうしよう、上手くまとまらないや。
じゃあ、この辺にしときたいと思います。見てくれてありがとうございました。
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