それからコードウェルは世界の真実を話した

世界は既に変貌していること

オーヴァード、レネゲイドウィルス

UGNとFH

───そして、理性を喪失した欲望に呑まれたジャームと呼ばれる化け物の事を

衝撃的な事をいくつもを聞かされ、懐疑的に台詞を反芻した、しかし

コードウェルの言葉には一切の嘘は含まれていない、真摯的に向き合い話しているのが何故だか理解できた

「私はこうしてここに来たのは君のようなオーヴァード達を保護するためだ」

保護……脅威や影響を与えるものに対し、有形無形の障壁を設えて守ること。

なぜ、と口にする前に理解した

──FH《ファルスハーツ》、レネゲイドウィルスを悪用し日常の世界を破壊しようとするテロリスト組織

超越した力を手に入れたばかりの人は溺れやすく、誘惑に唆されやすい件から危険視されているのだろう。

「私たちUGNは君に、力のコントロール方法を、使い方を教えよう。その代わり君の力を私たちと共に世界を守る手伝いをして欲しい」

初めて真摯的なその言葉を聞いた、欲望にまみれた他の大人とは違う温もりを感じた僕は、その手を──

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