応援コメント

陽炎坂にて」への応援コメント

  • 坂の下から上までのぼりきる間を描いた作品ということで、どんなストーリーになっているのか興味が惹かれました!

    夏の暑い日のとある坂を登る情景が目に浮かぶように描写されていて、何の変哲も無いような題材ながらも作者の方の力量で、生き生きと描かれているのを感じました!

    また、一緒に坂をのぼっているような気持ちにもなり、どこかノスタルジックな気持ちにもなりました。

    少しだけ引っかかったのが、

    坂をのぼり切って
    「大丈夫。こんな景色はただの陽炎ですよ。いつか潰れちゃいますって」
    というセリフがありますが、

    ここで、ああ、だから陽炎坂なのか、と思ったのですが、半田さんの次のセリフが自分の気持ちとマッチしなかった点です。
    (陽炎坂の余韻に浸りたかった感じです)

    後、”男女”が坂をのぼる、ということで恋愛みたいな要素が入っているのかな?と思ったりしました。

    ともあれ、時代の移り変わりの郷愁感を陽炎坂に象徴させているように感じ、読後感がとてもいい作品でした!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    楽しく読ませていただきました。
    引っかかった点もとても参考になりました..!

    自分としては長崎や尾道など坂の町を意識して書いてみました。
    絶妙な距離の男女のダイアローグと歴史を織り混ぜたのですが、楽しく読んでいただけたのであれば幸いです。。

    また他の作品もレビューしていただければ嬉しいです〜!