第6話鑑定スキルを取り忘れていた...

「あうあぅぁぁ」


良く寝た。ステータスを確認したが、MPも回復しきっているようだ。

だが、昨日の会話の中でとても残念なことに気づいてしまった。

そう、鑑定スキルを取り忘れていたのだ...


だが、忘れてはいけない。ノーマルスキルであれば、努力さえすれば習得できるかとを。

さらに、ステータスのSKPから確認したところ、鑑定はノーマルスキルであることを。


要するに、頑張れば取れるのだ。


スキル習得前から効果が有るのかは分からないが、スキルレベルの上昇速度アップという物もある。ということで今日から毎日、何かしらを詳しく見ていくとしよう。


それと並行して光魔術の練習。昨日の事件で詠唱も一つだけだが分かったしね。ただ、これはやり過ぎると心配をかけるので寝る直前にそっとやろう。ぶっ倒れるし。


それから...、そうだな。この部屋の中でスキル習得のための鍛練及び、筋トレといったところか。まずは寝返りが打てるようになるところからだろう。


やることは決めたので、改めて部屋を見回してみる。

4m×4mほどの大きさであり、大きめの窓が一つ。

直接は日があたらないが、明るくなる場所に俺が寝転んでいる赤ちゃん用ベット。

それから、おそらく俺の洋服やおしめなんかが入っているであろうタンス。

いくつかの俺には分からない動物(?)の人形とそれが置かれている棚。

家具や部屋の壁や床、天井なんかは木材をメインにつかわれていて、温かい印象を受ける。


俺好みのデザインだ。


異世界転移ものではベットが硬いのがお決まりだが、俺が寝転がっているものはとてもやわらかかった。

ざっと部屋を見回した後はさっき決めたように頑張って寝返りの練習をしていく。

ちょっと疲れて来たら、ベットなんかを詳しく見ていく。

そんなことをしていたら母がやってきた。


「あぅっ!」


っと母に呼びかけてみる。これは発声練習も必要だな。


「あら、起きていたのね。朝ご飯よ。」


そう言って乳を飲ませてくれる。中身中学生だろ、と思うやつもいるだろうが、今の俺は赤ちゃんだ。何も恥ずかしがることはないだろう。


「はは、良い飲みっぷりじゃないか。大きく丈夫な子に育つんだぞぉ。」


いつの間にか父も来てそんなふうに言っていた。


「よぉうし、シャルスのおかげで英気も養えたし、仕事に行ってくるぞ。夜には戻って来るから良い子にしてるんだぞぉ。シャネルもシャルスを頼んだぞ。じゃ、行ってきます。」


「行ってらっしゃい。お弁当、リビングの机の上にあるから、忘れずにね。気を付けてね。」


「あうあう~」


それぞれ父を見送る。


「じゃあ、おしめを取り替えておこうか。」


うん、恥ずかしがることなんてないんだよ、ナインダヨ?

··············


ハイ、さすがにちょっと恥ずかしかったです、これは。

だがまぁ、おかげさまでスッキリした。


「うん、これでよし。じゃあ、掃除してくるね。」


そう言い残し母も去ってゆく。

この部屋でまた一人になったので自主練メニューをやってゆく。


─────────────────────────────────────────


[名前]シャルス

[種族]白天狐人(獣人・妖狐)

[性別]男  [年齢]0歳

[職業]─────

[ステータス]

  HP9/9  MP10/10  SP6/6

  STR:7 DEF:4 MDEF:5 DEX:6 AGI:8 INT:7 MID:6 LUK:10

  SKP:0

[ノーマルスキル]

  剣闘の頂きLv.10  雷魔術Lv.1  光魔術Lv.1  獣王国言語Lv.10

[エクストラスキル]

  転移門Lv.1  空間庫Lv.1

[ユニークスキル]

  探求を止めぬ者

[種族スキル]

  五感強化Lv.1  妖術・火Lv.1  妖術・雷Lv.1  妖術・光Lv.1

  魔適正・火   魔適正・雷   魔適正・光

[称号]

  転生者  転生神の加護

─────────────────────────────────────────

どうも、河童さんです。

こんなスキル、種族、魔術なんかをだしてっ!

っていうのを受けつけたいと思います。

やっぱり、個人の妄想だといつか限度がきそうですし。

ということでそんな意見(?)をコメント欄で受け付けます。目的が目的なので期限はなし。

どの回のコメ欄でも構いません。ただ、設定上無理だとか、流れ的に今は無理だとかそんな感じで先伸ばしになったり出せなかったりする可能性もありますのでそこはご了承ください。

では、今後ともよろしくお願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る