第4話ステータスを作ろう!(2)

これまたその言葉と共に新たなボードが現れた。そこに書かれているのは...


[名前]──

[種族]白天狐人(獣人・妖狐)

[ステータス]

  HP9/9  MP10/10  SP6/6

  STR:7 DEF:4 MDEF:5 DEX:6 AGI:8 INT:7 MID:6 LUK:10

  SKP:0

[ノーマルスキル]

  未設定Lv.10  未設定Lv.1  未設定Lv.1

[エクストラスキル]

  未設定Lv.1  未設定Lv.1

[ユニークスキル]

  探求を止めぬ者

[種族スキル]

  五感強化Lv.1  妖術・火Lv.1  妖術・雷Lv.1  妖術・光Lv.1

  魔適正・火   魔適正・雷   魔適正・光

[称号]

  転生者  転生神の加護


選ぶ時に確認はしたものの、いくつか増えている物もあるし、もう一度確認しておこう。


SKP

 スキルポイント。レベルアップでもらえる。スキルの取得、レベル上昇に使える。

 ただし、スキルレベルの上昇はそのスキルを使えばできる。取得も難易度は高いものの同

 様の方法で可能。


うん、新しいスキルを覚える方に使おう。


〔探求を止めぬ者〕

  〔転生神の加護〕によって発現したユニークスキル

  スキルレベルの上限の撤廃及び、スキルレベルの上昇速度上昇(中)


中々に当たりではないだろうか。転生神様~


「そうですね、スキルとは保持者の補助をする物なのですが、本来そのスキルにはレベル上限、要するに補助の上限がある、ということです。それが無くなるというのは強者となればかなりの有利でしょう。それに、スキルレベルの上昇速度上昇も中ではありますが中々にレアな物です。生まれつき持っていて、なおかつ自我もあるとなると、中々に当たりどころか大当たりでしょう。」


おおっ、これはかなり嬉しい。ではでは、このままどんどん見ていこう。


〔五感強化Lv.1〕

  五感を少し強化する。他の五感強化系と同時発動ができる。


〔妖術・火Lv.1〕

  魔術と違い、決まった効果があり、自由度が低いが強力な出力を持つ。属性は火。


〔妖術・雷Lv.1〕

  魔術と違い、決まった効果があり、自由度が低いが強力な出力を持つ。属性は雷。


〔妖術・光Lv.1〕

  魔術と違い、決まった効果があり、自由度が低いが強力な出力を持つ。属性は光。


〔魔適正・火〕

  火魔術の適正。火魔術の効力が上昇。


〔魔適正・雷〕

  雷魔術の適正。雷魔術の効力が上昇。


〔魔適正・光〕

  光魔術の適正。光魔術の効力が上昇。


うん、どれもこれも使い安く、強力な物だろう。


〔転生者〕

  記憶を持ったままで転生した者へ送られる称号。

  特に効果はない。


〔転生神の加護〕

  転生神に気に入られた者に与えられる称号。

  その者に宿る根元をユニークスキルとして発現させる。


うわぁ、1つ目がめっちゃ厄介事になりそう...

そういえば、未設定のノーマルスキルに一つだけLv.10があったがどういうことだ?


「ノーマルスキルは一つだけ、最上位のLv.10を選べる、ということです。さぁ選んで下さい。」


表示ミスじゃなかったのね。なら選んでいこう。

ノーマルスキルの未設定Lv.10をタップする。


未設定Lv.10

 剣術の頂き  斧術の頂き  槍術の頂き  火魔導の頂き  鍛冶の頂き...etc


うぉっ、これまた多いこと多いこと。ただ、どういう系統のものにするかはもう決めてある。...... あった、あった。これだ


〔剣闘の頂きLv.10〕

  剣と肉体を扱う戦い方の頂き。


そう、探していたのは武器、素手どちらでも戦えるようなもの。

残りのノーマルスキルは、っと


〔雷魔術Lv.1〕

  雷属性の魔術を扱える。詠唱は1節まで。


〔光魔術Lv.1〕

  光属性の魔術を扱える。詠唱は1節まで。


これでいいな。攻撃系の魔術と回復系の魔術...だと思われる物だ。

さて、最後にお待ちかねのエクストラスキルだ。

同じようにタップ。またまたたくさん出てくる。便利系が多いな?

さて、決めたのはこちら。


〔転移門〕

  登録済みの2点間を繋げる。門を開く速度は双方の魔素濃度、距離で決まる。

  平均して10秒前後。


戦闘中には使えないだろうが、便利どころではない。


〔空間庫Lv.1〕

  別空間に物体(生物を除く)を保管できる。この中では時間経過がない。

  広さは1000㎥。


こちらも便利だろう。使い方によっては戦闘中でも使えるだろう。

さて、女神様、これで頼む。


「はい、了解しました。では、良い人生を。」


その言葉と微笑みと共に足元に大きな亀裂が入った。そしてそこから足場が崩れていき、その暗闇へと飲まれていった。


─────────────────────────────────────────


[名前]──

[種族]白天狐人(獣人・妖狐)

[性別]──  [年齢]──歳

[職業]─────

[ステータス]

  HP9/9  MP10/10  SP6/6

  STR:7 DEF:4 MDEF:5 DEX:6 AGI:8 INT:7 MID:6 LUK:10

  SKP:0

[ノーマルスキル]

  剣闘の頂きLv.10  雷魔術Lv.1  光魔術Lv.1

[エクストラスキル]

  転移門Lv.1  空間庫Lv.1

[ユニークスキル]

  探求を止めぬ者

[種族スキル]

  五感強化Lv.1  妖術・火Lv.1  妖術・雷Lv.1  妖術・光Lv.1

  魔適正・火   魔適正・雷   魔適正・光

[称号]

  転生者  転生神の加護

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