読み進めていくうちに、読者もまた、これは現実なのか、夢だったのか、という気持ちにさせられます。端的に書かれたようなただの短い文章が、あなたを狂気の世界へ誘うでしょう。
ある日拾ったメモ帳。そこには、持ち主の見た「夢」が記録されているようでしたが、徐々に何かがおかしくなっていき……シンプルでありつつも、ぞくっとしました。
夜、煙草を買いに出た「オレ」は、一冊のノートを拾う。夢で見た内容をノートに書き留め始めた「オレ」。日付が進むうち、段々と違和感が……?この話を読んだ方、夜道で変なものを見つけても手に取ってはいけませんよ。