6.
秋が近づいて暑さは緩まり、朱に染まり始める世界は美しかった。ひぐらしが鳴く。薄い雲に青空が霞む。この美しい世界を、今日は真っ白く塗りつぶしてみたい。歌おう。声を絞って叫ぼう。私がここで、私がしたいことを叶えるために。ただ、好きなように、ひたすらに。だってそれだけで毎日が変化して、愛おしく、楽しいのだ。
素朴なさえずり。 星 リリー @hoshi_lily
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます