恋愛学園
ほしきせいら
第1話 幸せを求めて
第一話 「幸せを求めて」
私は
目的がハッキリしていない理由で高校へ行く事を断念した私は、
新たな人生の扉を開く為のまさに人生の中で
探している真っ只中。就職という経験をする事無く前世からの永遠の愛を誓った相手、
真実の愛の相手と再び巡り会う恋愛への道へ進む事となった。
あれは高校一年に通う妹の親友、
からの噂をきっかけに物事が変わり別の道へと進む分岐点と遭遇。
噂を聞く限りでは、高校の生徒が次々と消えてしまったとか、
言うなれば事件が待ち構えている真相を確かめたい気持ちと、
好奇心からつい手を出してしまったパソコンのゲーム。
恋愛学園に入学する期間を半年体験か、本契約かを決められるシステム、
もちろん不審な気持ちで手にした私に取ったら、体験以外の選択肢は持てるはずも無く、
速攻体験ボタンを押していた。
ボタンを選択した瞬間、一瞬意識が飛び気がつくと学園の女子寮の中に居た。
共同生活をする事でお互いをより身近で知る事が出来る、
恋愛する為に建てられた「学校」その名を恋愛学園。学園内では、数々のイベントや、
お互いを知る為の普段体験出来ない行事が隠されている、
と言う紙がテーブルに置かれて居た。
半年のみお試し入学としてプレーヤー自身が自分になる、
リアルロールプレインゲーム化していた。恐らく元の世界に戻るには、
半年の間は戻る事が出来ないと考えられる。
私は幼少時代の記憶が無く、小学生くらいから幼少の頃の会話を、
周りの同級生達が居ても話しに入る事も出来なかった私。
記憶が無い事への違和感を感じつつも、このゲームの世界に入った事で、
とんでもない事に次々と巻き込まれて行く事などこの時は気づいても居なかった。
「寮に居る皆さんおはようございます。
恋愛学園へのご入学ありがとうございます。
素敵な相手を見つけ、伴侶となる方を見つけて頂く前に
手元にぬいぐるみを用意ししばらくお待ち下さい」
学内放送が流れ最後に相部屋の方の説明が入り、二日目の朝、
登校するらしい、現実世界からこの世界に入ってくる
生徒の可能性は高いけれど。
寮の部屋を軽く紹介すると温泉のお湯が出る備え付けのお風呂に別トイレ付き、
リビングにはキッチン、クーラー、テレビ、テーブル、ソファー、洗濯機。
空調設備が整っている為部屋で干すと洗濯物が自然に乾かせる設備。
六畳の各部屋にはダブルベット、ソファー、パソコン、テレビ、本棚、
収納スペースも充実している女性ならではの壁一面ピンク色。
女子寮の隣は中央の館。
中央の館の正面にはハートと天使のオブジェの噴水そのまま進むと、
緑が生い茂り別の世界にでも迷い込んだかの様な、
素敵なアーチェリーのトンネルや並木道がありまっすぐ進むと正門がある。
テーブルには、学園のサイトのバーコードを読み込ませて下さいと書かれて居て、
小さな袋が部屋のテーブルの上に一緒に置かれていて、
紙に、『サイトにアクセスしこの学園での彼との連絡などにもお使いになれる、
システムもご用意させて頂いてますが。彼の位置情報につきましてはプライバシー保護
の為控えさせて頂いてます。イベント参加される際にもご自分のスマフォを必ずお持ち下さい。
詳しい事は後ほど校内放送が入りますので、ぬいぐるみを用意しお待ち下さい』
と書かれて居たので、猫と兎のぬいぐるみを用意し待って居た最中。
戸惑いもあったけど取りあえず従う。
「お待たせしました。早速ですがテーブルの上にある袋から粉を出し、
ぬいぐるみにかけて次のミッションを受けて下さい。
なお一緒に置かれて居るバーコードを読み込みもお願いします。
学園での会員情報になりますので。まずは、
性格の玉探しに出掛けて頂きます。
中央の館内、映画館、食堂、体育館等に隠された性格の玉を見つけ、
寮のお部屋でお待ち下さい残りの数などは学園のサイトからご覧頂けます。
ではさっそくですがミッション開始」
私はバーコードをスマフォに読み込ませ、
学園のホームページにアクセス、
ぬいぐるみに袋の中の粉をかけ性格の玉を、
探しにスマフォを持ち部屋を出た。
真新しい学園の制服姿の生徒が一斉に部屋から出た為か、
廊下が混み合う。
中央の館は女子寮と男子寮の中間にあり、ロビーの右手に医務室と食堂
生徒がかなり集まって居たので、階段を昇り二階に向かった。
向かって手前左奥に図書館と多目的ホールの部屋があり、図書館に向かう
複雑な場所は探すのにかなり面倒だと考えたうえでの行いと考えたが、
他にも数人の生徒が図書館をくまなく探す姿も。
私も、本の棚を探し始めた。っとその時。
「ガサッ」
っと本棚がかすかに揺れ。
「シロ、あれを取ってきて」
「なっ何するんですか!」
っと、茶色い子犬が棚に飛びつき、性格の玉だと思う物を口にくわえる姿が見え。
揉めている男性二人の姿も、どうやら同時に性格の玉を見つけてしまい、
取り合いになった様子が会話の内容からも読み取れ。
「これは僕が先に見つけ手を伸ばしました。あなたは僕より後に」
「この場合は僕の方が先に玉を掴んで居るから僕のだよ?」
そう言うと身長百六十センチで私と同じ身長で青い髪で短い髪の青年男性が
茶色い子犬を抱えながら性格の玉を持ち去る。
真面目そうで細身の身長百七十センチで眼鏡を掛け、
茶色い髪の毛で前髪を真上に上げた短い髪の男性は呆れた顔で逃げる男性を見て。
「最終的には理由をつけて奪うのですね」
っと追いかけて迄奪おうとはしなかった。
私はスマフォで性格の玉の確認をすると、ここに二つあるのが確認出来た。
「見つけたぞやりぃー」
窓際のカーテンの辺りで見つけた生徒の喜びの声が聞こえ残りは一つに。
その後探す手を止めふと掲示板に目を向ける。
秘密行事の案内の文字が目に入る。
「この学園に伝わる秘密の案内ですね」
声のする方を見ると、さっき性格の玉を持ち逃げされた男性が真横に立っていた。
「すみません突然、以前この学園に通う生徒の方に、
教えていただいて、こうしてスマフォを掲示板のバーコードにかざして」
男性が掲示板にスマフォを近づけ、カシャッっと音が鳴り。
「これで秘密のイベントの案内がメールで届きます。丁度探して居たので、
あなたのおかげですね僕は水島(みずしま)涼(りょう)と言います。
これも何かの縁かも知れませんね?
では僕はこれで」
私が名前を名乗る間も無く男性は行ってしまった。
私もスマフォを掲示板のバーコードにかざし、ボタンを押しカシャッと音が鳴る。
『受信しました秘密の案内が届く迄
今しばらくお待ち下さい』
っとメールで届いた。
辺りを見渡すと先ほどまで居た生徒の姿は無く、
スマフォで性格の玉を確認すると部屋には一つも残って居ないと解り移動した。
隣の多目的ホールも確認したが、他の生徒も多数居たので、
映画館に行くことに中央の館から男子寮の四階へと移動。
中に移動し斜めに段差があり見る限りでは座席の下を
探す生徒が私も腰を低くし探す。
足の膝がすり減り少し痛い首や背中腰も痛くなり
椅子の下の箱の中は
空っぽもあり次第に時間だけが過ぎていく。もくもくと箱の中を確認しながら進む。
「これでも無い、無いなぁ・・・・・・」
膝の痛みが段々増す。
「痛っ!」
ガンッ脳に何かが落ち響く音何かにぶつかり響いた。
「ごっごめんなさい!大丈夫ですか?」
少し暗いのもあり顔がはっきり見えない。
着ている制服から、
男性に接触したのは声と制服でわかったけど、
身長百六十五センチ位の男性は急いで居るのか、タタタタッと走る足音だけが響く。
「もうここには無いよね」
っと立ち上がり他に行こうとした時キラッっとした物が、
頭にぶつかった際に何かを落としたと思われる物が椅子の下で見えたので手に取り見ると
ハーモニカだった。裏には名前がマジックで書かれている。
さっき接触して落として行ったと思い追いかけたが、
男性が沢山居て解らず、
私は、中央の館の一階の事務所に急いで向かった。
受付で作業するスーツ姿のお姉さんを見ると。
「すみません落とし物を拾ったのですが」
「まあそれは素敵ですね見せて頂けますか?」
と、事務所の受付の方にハーモニカを渡すと手に取り、
裏返してみたり何かを調べるように見た後お姉さんはハーモニカを返してきた。
「申し訳ございません、その落とし物はお預かり出来ません、
学園の規則もありますが出会いの為もあります。
金銭やお名前のないものでしたら一時的にお預かりさせて頂いてます。
拝見した所男性のお名前も書かれてますし、お探しになられてみて下さい。
落とされた方は、あなたに拾われてお喜びになると思います」
笑顔で対応されても言ってる事は、かなりめちゃくちゃに思える。
この学園は出会いの為に落とし物を預からない、と分かり複雑に。
余りにもリアルすぎるゲームに混乱しつつも、
いつの間にか元居た映画館に戻って来ていた。
さっきとは逆の列を探す事に。わくわくしていた気持ちも段々、
テンションが下がり探す気持ちが消えかかる。
「さっきの佑弥じゃない?追いかければ良かったな」
「まさかそんなわけあるわけないって、でもカフェに居たの
友松さんよね?
てって事はこの学園の何処かに居るのは確かなんだよね?
にしても、性格の玉探すの疲れたね?」
生徒が見つからない事で仲間が居て何処かしら安心する自分。
スマフォにメールが届き、秘密の案内と書かれて居て連絡の取り方のやり方が。
私は、スマフォに名前を打ち込むだけで学園の生徒に連絡出来る事を知った。
人気の無い場所を探し歩いて居ると、一番奥に光る部屋があり中に入ると、
光を放つ玉が十個程浮いていたが、他の生徒も数人部屋に入って来て
持ち帰った為残りの一つを手に入れた。
私は部屋に戻るとぬいぐるみは
「長らくお待たせしました。繭と性格の玉を持ち食堂に集まって下さい。
なお見つけられなかった方は食堂前で性格の玉を配布しますのでお集まり下さい」
男性との出会いの為のミッションだったのかと頭の中をめぐらせ。
急いで、繭と性格の玉を持ち食堂に向かった。
食堂前では、かなりの長い列が出来ていて見つける事が出来なかった
生徒の中に先程図書館で出会った涼君の姿を発見。
食堂の中に入ると丸いテーブルがいくつも並んでいて一つのテーブルに
6人くらい座れる机と椅子があり、窓際の方に移動しテーブルに繭と性格の玉を置いた。
お昼の食事時に合わせてか、テーブルにカレーとオレンジジュースも置かれている。
そしてミッションの紙に聖霊を誕生させる為の合い言葉の文字、
この合い言葉で聖霊が誕生するはずは・・・・・・と疑っていると。
「お手元失礼します。こちらはデザートになります」
テーブルの上に、チーズケーキの乗ったお皿を置く、
茶色のスーツに赤いエプロン姿で身長百七十センチくらいの
短い茶色い髪の毛でスラッとした紳士的なお兄さん、
何処か優しい空気を感じる。お兄さんに対して何人かの女性が、
キャーキャー騒ぐ声も聞こえて居る。
「あの方友松さんだよね?」
「間違い無く居るんだよこの学園にあの二人探しに行かないと」
「聖霊よよみがえれこの世によみがえれ」
と、紙に書かれた方法で疑う事も無く呪文を言う生徒の姿。
ピカァー
っと虹色に光ると繭と性格の玉が同化し空中に光が混ざり合い輝くと繭が卵に変わり、
中から羽の生えた聖霊が出てきた。どの聖霊も形も性格も様々。
私も半信半疑で呪文を唱えると、みんなと同じ事が起き卵の中から聖霊が出てきた。
ヒュー
っと私の目の前に姿を現し。長い耳に学園の制服を着た小さな可愛い聖霊がお辞儀をした。
「わぁー可愛いでもちょっと太りすぎ」
「大きな熊のぬいぐるみにするからだろ!もっと俺みたいな小さいの選べよ」
すでにカップルなのか友達なのか仲のいい男女のお二人。
水色の髪をした目のクリクリしたうさぎの耳のある猫、私の聖霊に目を向け、
「私はニーナ宜しく、あなたは菜月ね」
と私が名乗る前に私の名前を口にする。
「イベントに参加する時はスマフォを必ず持つこと」
状況を知っているのか解らないけど意味はよく分からなかった。
私はテーブルの上に置かれて用意されていたカレーを食べ、チーズケーキを
食べ終わりジュースを飲むとまた先程の友松さんが紙を配られ受け取る。
「こちらは、アンケートになります。スマフォから
お答えくださいね」
バーコードを読み込ませ、デートをするならどこを
希望する?と書かれていて何となく、
ジャングルと頭に浮かびボタンを押し、これを選んだ事で後から大変な事になるとは知らずに。
送信完了の文字がでた。
私は席を立ち、食堂を後にしようと歩いて居ると食堂
にあるカフェに先程配っていた男性を
数人の女性達が取り囲み楽しそうにして居た。
通りかかり様子を見ているが。
「あの人達って何か近寄りがたい感じしない?」
「友松さんて言うみたいだよあの男性この学園に入学したばかりらしいよ?」
「入学したばかりで、あんなに女性に人気高いんだ」
「さっき近づいた子が、あそこに居る熱烈な女性達から、
睨まれたってさっき、性格の玉を探そうとして、近寄れなかったみたい」
「友松さんは、紳士的でとても優しくて親切で
私はタイプだけど恋愛する為にカフェの手伝いを、
している訳では無いって、この学園の生徒から聞いたから、
私諦めたのよ?一時的な手伝いで
働いているみたいなんだけど」
「半年お試し期間中のみみたい」
カフェのお兄さんの友松さんと言う方と周りの女性達の噂をする
生徒の声が聞こえて居たけど私は特に、興味が無い為部屋に戻る。
ニーナは私の部屋の棚に住みか《す》を作り、箱の中を覗くとベットや本棚、テーブルお風呂迄、
一息を付く為かニーナは音楽を聴きながら一人で食事していた。
私は、散歩のついでに中央の館に行き二階の窓から外を眺めていると、
裏庭の木の辺りで何かを埋めている男性を目撃、っとその瞬間。
ガッシャン!
っと窓ガラスが割れる音がして右の廊下を振り返ると警備の人が男性を追いかけていた。
だっ誰だっこんな事するのは」
「わっ割ったのはあの人です!」
「ちょっと待ちなさい!って又あんたかっ、
こら!待ちなさい!」
追いかけられる男性は身長百七十センチでかなりやせ形で茶色い髪
5歳くらいの黄色い髪を二つに縛っている小さな女の子供を抱きかかえて
一階に降りて行った。
「やっべぇー丁度あいつが居て助かったぜ」
二人の男性の手にはボールを抱えていた。
「ばれる前に早く逃げようぜ」
状況を見た限り窓ガラスを割ったのはあの二人の男性の様に思え
走って逃げた子連れの男性はあきらかに被害者だと感じた。
私が再度窓から外を見ると、人の姿が無く気になり裏庭に向かった。
裏庭には桜が咲いていて、木が何本も見える。さっき何かを埋めていた辺りを探すと
いかにも何か埋めましたの跡。私は手で土の中を掘ると、
ビニールが出てきて袋を開ける。中から耳の破れた熊のぬいぐるみが出てきた。
周りを見渡し人が居ないのを確認し穴を土で埋めて、
ぬいぐるみを部屋に持ち帰り破れた熊の耳を縫った。
ついでにハーモニカを拾って居たのを思い出し、
倉橋佑弥と言う男性のプロフィールを検索し一件出てきたので
(突然メールしてスイマセン驚くかも知れませんが映画館で落とし物を拾居ましたので後日会えませんか?)
と連絡をした。
集中していたからか時計の針は、十七時を回り夕方になり
お腹が空いたので中央の館の一階の食堂に行きバイキングで食事を済ませ、
カフェを見ると、数名の女性達に囲まれた友松さん。
「私ホットミルクティーがいいな」
友松さんが立つ周りをテーブルが取り囲むように一緒に椅子も並べられ女性達が座り、
テーブルの上に人数分の飲み物が置かれて居る。
「お待たせ、潮風さんはホットココアねっ、花さんはホットミルクティーっと、
今用意するから少し待ってね」
手際よく注文通りの飲み物を用意する友松さんの姿。
「友松さん、今日はお二人はお休みなのですか?
私さっき春紀君を裏庭で見たんですが」
「そうなんですか?」
「二人が何処に居るか迄は、把握されて無いのですか?」
「お仕事して居ない時迄は、僕には関係ありませんから、
それよりいいのですか?男性とデートする為に学園にご入学をされたのに
僕とここで時間を潰されて勿論僕は大歓迎ですが」
「私、春紀君でもいいけど友松さんとデートしたい!」
「ですから、僕は恋愛をする為にこの学園に入った訳ではありませんから。
春紀とデートしたいなら・・・・・・」
ピロロロ
タイミングをまるで計ったかの様にスマフォに電話が来たらしく出る友松さんの姿。
「はいっあっお疲れ様です。はいっわかりました。すぐに伺います。では後ほど」
奥から赤いエプロン姿の女性が現れ、友松さんがエプロンを外し。
「友松さんお仕事ですか?私が変わりますね?」
「ごめんね?みんなまた時間がある時にお話し聞かせて下さいね」
座っていた女性達は友松さんが居なくなる姿を残念そうに見送り。
「友松さん帰るならこれから私の部屋でみんなで歌聴かない?」
「いいねっ賛成でもホント素敵よね、二人も素敵だけど友松さんも」
「そういって抜け駆けしないでね?春紀君今どこに居るんだろう
春紀君や佑弥君が居るからこの世界に来たのにまだ会えて無いんだ私」
「それは、私も同じだよ?佑弥君を映画館で見かけて、
追いかけたけど向こうが足が速くて見失って残念」
私はしばらく様子を見た後部屋に戻り一通り用を済ませ早めに眠りについた。
翌朝、部屋のドアをトントンと叩く音がして目が覚め起き上がり、
ガチャとドアが開くと、何処かよそよそしくおどおどした、
可愛い女性がこっちを伺いながら中に入ってきた。
茶色い肩くらい迄の髪にフワフワした紫色のワンピース。
身長百五十六くらいで私より低い。
「あっあの起こしてしまいましたか?わっわたしは、
月夜かのんと言います。今日から同じルームメイトで
お世話になります。
半年の間ですが、よっ宜しくお願いします」
と紹介されてとても吸い込まれそうな性格のかのんさんの人柄に惹かれた。
「私は瀬戸菜月です。こちらこそ宜しくお願いします」
私が紹介すると、私の右肩にいつの間にか座っていたニーナを、じっと見ているかのんさん。
これから聖霊の性格の玉探しに行くんだと昨日の出来事を思い出す。
ゲームの世界に入ってきている人がこんなに居るなんて、相当な人気があるのかも。
「皆さんおはようございます。本日ご入学された生徒の方は・・・・・・」
かのんさんは、学内放送を聞き終わり自分の部屋に戻り性格の玉を探しに向かった。
私はスマフォを確認し倉橋君からまだ連絡が無い事が分かり
秘密のイベントがある事を確認しシュミレーションの建物に制服に着替えてニーナを連れ、
スマフォを持ち向かった。
恋愛学園 ほしきせいら @GakuEn12
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。恋愛学園の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます