第30話 お届け物です?
…ありのまま 今 起こった事を話(ry)
目の前に現れたチーズを呆然と見る、ルルさんは何故目の前にチーズが現れたのか警戒し出した、何時もより俺を完全に隠す様に囲う。
俺はルルさんの腕の中でまだ呆然としていた、チートをおねだりして祈ったらチーズが現れたんだ…俺が呆然としているのはチートが貰えなかった事じゃない、マジで祈ればイケるんだって事よ?だって現にチーズがあるんだから!
いや、なんでだよって突っ込んださ、当たり前よ、チーズが欲しいんじゃないんだからな?でもコレ可能性アップじゃん?悪口言えば頭痛がする嫌がらせされるけど、現ナマ降って来た様なもんだろっ!かつる!イケるぜ!
ルルさんの大きな腕を一生懸命非力な力でぺちぺち叩いたら囲いが緩まった、その隙にピョーンと、飛び越えようと思ったら腕大きくて高さが届かず鼻から盛大に突っ込んだ、鼻がぁー!
ジタバタして悶絶する俺に焦ったのかルルさんが俺の鼻を一生懸命舐める、や、止めてー、気持ちは嬉しいけど今度は鼻が洪水状態よっ死んじゃうー!
二匹でバタバタしてたら、休憩時間のメグちゃんが庭に出てきて助けてくれた、最初は遊んでるのかな、と覗いて見たら窒息寸前の俺がピクピク状態になってるのを見て慌ててレスキュー、サンキュー!!
体の違いを考えてなさい!ってルルさんを叱っている隙に安全地帯へ、もちろんメグちゃんの足元だ。そして少し遠くに見えるチーズを見る、さっきから呆然やらジタバタしてたからハッキリ見える、三角で黄色の穴開きチーズだ、アニメかよっ!
って脳内で突っ込んだらヒラヒラのチーズがフワッと現れた、天丼ですか?やだー
じゃねーし!チーズが欲しいんじゃないんだよっポンコツッ!…んぁー!頭がぁぁぁーっ
メグちゃんの足元で頭を抱える、うおーさーせんしたー!でもあんたも悪いんやでー!頭を抱えたままコロコロ転がっていたらメグちゃんが俺が死にそうだと思ったのか、慌てて叔母さんに報告、動物病院のゼフジジイの処へ猛ダッシュ!着いたときには頭痛もなくなっていたので。
「メルーもそうだったが、メグの嬢ちゃんまで、何故に元気な犬を連れて来るんか分からん…」
さーせん
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