2019/08/28(水)
「優しいだけでは生きていけない」は、お蔵入りになる可能性が高い。というのは、あまりにネガティブすぎる内容だし、それに読みにくいからだ。昨日書いた話でいうと、まさにマスターベーション以外の何ものでもない。この作品に関しては、自分が経験したショッキングな出来事から着想したわけだが、小説を通じてそういうショックを読者と共有するのは簡単なことではない。とりわけそれが負の感情を刺激するようなものである場合は。
小説が一つの娯楽である以上、読者の負の感情を刺激するものはあまり歓迎されない。小説は楽しむために読むものだ。バッドエンドでも優れた小説はあるが、数が少ない上に読者を選ぶ。しかしバッドエンドかどうかということにかかわらず、前にも述べたように小説は読者の人格に影響を与えるのだから、まったく無害な小説というのは結局存在しない。そのことを念頭に置きつつ、読みやすく面白い小説を書かないといけない。
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