第2話 受験勉強を開始して。

すぐに受験勉強を開始したものの、メンタルがよわよわの私はすぐに折れました。

塾に行くわけでもない。かといって外で友達と会うわけでもなく、どちらかというと外に出してもらえない(正しくは外に出ようとすると嫌味を言われたりですね。)など、引きこもりのような生活が始まったのでさらにメンタルは落ちてきます。

でも、私はろくに高校で勉強をしてきたわけでもなかった。何もわからず参考書だけが増えていく。体も悲鳴を上げ始めます。

低体温で朝は34.5℃まで下がり、昼間も35℃をキープしていたため動けるわけもなく。内臓から冷えるような寒さで寝付けるわけでもなかったのでほんとうに辛かったです。

そんななか勉強をすることは、私にとって無理なことでした。


それから少しずつ良くなり勉強もまた少しずつ始め、1月のセンターを迎えます。

本番には強いタイプだったのでなんとか緊張もせず終えたものの、

「まったくわからない。」

とりあえず埋めたもののまったくわからない。4月に返却された結果はもちろんひどいものでした。

私立の一般入試も全落ち。二部の学部も落としまた体調を崩すという弱さですね、はい。

しかし私は卒検を持っているとはいえ中卒。メンタルも弱いため就職は無理。

てなわけで浪人を決意しました。

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