くだらないこと、いらないもの

気になることもろもろ

・血について

　人間は血が通っている。心臓から出た血が肺を通って酸素を含んで、また心臓に戻って全身にめぐっていく。血液は骨の中で作られているけれど、基本的に血液は外側からは見えない。眼球の毛細血管などは見えるが、そんなのは今どうでもいいのだ。

　血が出ていないのが正常なのだ。血が出ていれば病気か、ケガだ。

　なのにどうして血が出てくるのか。疑問だ。しかも、それを正常とか、普通とか、ないと困るというのだから、頭がおかしいと言わざるを得ない。

　馬鹿じゃないのかといいたいのだ。

　いつもは外に出さない大切な血液なんだから、そんな無駄なことに使うんじゃない。何が、乳酸菌飲料一本分だ。なにを、どや顔で。

　いらない卵を外に出すのなら、その卵だけぽろんと出してしまえばいい。

　人間の体は非効率的だ。

　阿保だ。

・趣味について

　趣味と好きなことって違うのはわかっているんだけど、私は、好きなことが趣味になりきらないのが本当に疎ましい。

　好きなことはとてもたくさんある。運動とか、洋服を買うのとか、絵をかくのとか、おいしいものを食べることとか、語学を学ぶこととか、もうたくさんたくさん。好きなものであふれて、好きなものだけで生きていきたいのに、さて、それを趣味は？　と聞かれたときに、まったくもって答えられないのである。

　そもそも趣味ってなんだ。

　なんでそんなこと聞くのか。で、好きなことを答えたら不思議そうな顔をするんだろう。

　もしかして、お前は趣味を聞くのが趣味なのか。

　毎日毎日やってたら、それはたぶん趣味ではなく、習慣だ。日常生活だ。

・嘘つきについて

　嘘は多い。そもそも、私が私であることも嘘だ。だが、うそをつかざるを得ないのだ。自分を表せるものがないから嘘をついて私でいざるを得ないのだ。

　そんな自分が一番阿保だ。