ロリ化マスク&ショタ化マスク、お好きな方をお好きなだけアソート六枚セット
「はいどうも、みなさま異世界生活いかがお過ごしでしょうか? 異世界テレパシーショッピングのお時間です。社長のナナ=ビンテージです」
「クーヘンだよー!」
「さぁて前回予告した通りの新スタジオ、コーポレーション+バイオインステトュートよりお送りします今回は、クーヘン君も大好きなアレのご紹介です」
「え! もう新パック出たの!」
「残念、カードゲームじゃなくて、君の大好きなロリっ子のことだ」
「それはヤスダ君だよ」
「……そうなの?」
「そうそう、はっきり言って病気、犯罪レベルじゃないとエレクトできないって、しかも自覚なくて人に勧めてくるから気持ち悪いったらないんだ」
「……まぁそうでなくとも、異世界で生活なさるみなさんも、ハーレムに入れるなら汚らしい年寄りや言葉の通じない獣よりも断! 然! ロリ、あるいはショタ、性癖にかかる幼子が、年下が好まれると思います」
「ま、ね」
「しかーし世の中上手くいかないもの、謁見した王族がジジィだったり召喚した妖精がババァだったり守らなくてはならない神獣が本当に獣だったり、あぁこれが幼子であればと願う夜もあったことと思います」
「ウンウン心当たりある。オリジナルデザイン良かったのに変にご当地色出そうとして世界観めちゃくちゃにしちゃってさ。あ、でも黒のあれは欲しい」
「そこで今回のこちら、ロリ化マスクそしてショタ化マスクのご紹介です!」
「うわぁー、え、何? 生きてるの?」
「こちらのマスク、表面はつるりとしたキチン質、額に角があるほうがショタ化でして、裏面を見ますと」
「カニじゃん! カブトガニじゃんこれ!」
「はい複数のフックが頭全体をすっぽりと優しくフィット、これを被ることができる、DNAをお持ちの動物でしたら何でも、ロリ化ならば幼女に、ショタ化ならば幼児に、約一日、二十四時間ほどで性転換、若返りが可能となります!」
「えーーうそっぽーい」
「そう仰られると思いまして、今回新スタジオの機能、テレパシー内でというのはへんな感じですが、牧場室に中継が繋がってます。ヤスダくーん!」
「フガー! フガフガ! フガー!」
「あ、ロリ化中だ」
「ヤスダ君?」
「剥がれろこのフナムシが!」
ビターーン!
「中継、繋がってるよ」
「はい、えっと、皆さまお久しぶりです。元気にやってたヤスダです。今回はえー、何の情報もいただいてないのですがご指示通り、適当な動物に仮面を被らせました。見えますか?」
「大丈夫見えてるよー」
「えー、用意したのは馬と、ロバと、シマウマです」
「ヤスダくーん、も少し気を使ってさぁ、バリエーション考えようよ」
「お言葉ですが社長、牧場室で生き残ってたのはこれだけです」
「え、何で、いっぱい入れてたじゃんか」
「入れてましたが、人型のやつはドクターが心を探すのに切り刻んでミンチ、ニューオヤー使っても?」
「だめ。動物は?」
「そこのデブがエサやるの忘れて全部ミイラです。生き残ったのは共食いしてたこいつらだけです」
「……それは私の知ってる馬とロバとシマウマなのかい?」
「社長が何を知ってるかは知りませんが、こいつらにざっと一日前、仮面を被せてあります。すぐ剥がれて崩れさりましたが問題ないですよね?」
「大丈夫、仕様だ。さて、ここからがご注目、瞬き少な目でご覧下さい。ヤスダ君、そこに銃があっただろ。その馬を撃ってくれないか」
「はい喜んで」
「ただし殺してはダメだ。体や頭じゃない、足を狙って欲しい」
「了解」
パン。
ヒヒーーン!
バッターン。
「それで?」
「まぁ見ていたまえ」
……………メキ。
「ほらきた」
メキメキ、メキメキ、メキメキメキメキメキメキメキメキブシャー!
「なん、だと?」
「うっわーロリっ子だぁーー!」
「どうですかみなさん! やった今! この馬は! ご覧の通りに見事! 無事! ロリっ子へと性転換が完了しました! 古い体を食い破って新たな、美しい仲間が再誕したのです!」
「おいこれって」
「今回は銃を用いてストレスを与え、性転換を促しましたが、自然のままでも二日ほどで完了します。完了後はご覧の通り、右も左もわからず、言葉も記憶も失くした状態です。なので新しい名前をつけてあげてください」
「まておい、こいつ、ちゃんと許可とってんだろうな!」
「ご覧のように古い体を食べるのは腹ペコだからです。美味しいお料理をいっぱい食べさせてあげましょう。また、古い体の機能を引き継いでるとはいえ、一から体の使い方を学ばねばなりません。そこは根気強く付き合ってあげましょう」
「まて! これあれなら俺もあれだぞおい!」
「そうです。ロリ化、ショタ化は生命のリセット、あなたが親となって、新しいハーレムを築くのです。ドクター、中継切って」
「おい! このエイリア」ブツ。
「さて今回、この仮面を、一枚? いえいえ二枚? いえいえいえいえ三枚?」
「六枚でしょ」
「違うんだなークーヘン君、商品としてこちらロリ化マスク、ショタ化マスク、お好きな組み合わせで六枚、セットでのご提供、に加えて、お引越し記念! 特別企画! 何とここにさらにもう一枚、秘密のマスクをプレゼントしちゃいます!」
「わーこれは、他よりも豪華だね」
「はい特別仕様、ですが何に変身できるかは被ってからのお楽しみです」
「えー教えてよー」
「では特別にヒントを、この仮面は『クィーン』です。それではご注文、お待ちしてます!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます