第9話 ○○の独り言 世界創造 5 TRPG(ろーぷれ)日記より


TRPGろーぷれ日記 きみのいるセカイ


×月○日、世界創造5日め


なんだろう?

うん、神さまになろう!!



試験結果はボロボロ、とまではいかないが、良くはなかった(汗)



ソ…有名国産TRPG、キャンペーンシナリオのセッション最中のこと。

今日は自分がGMマスターだ(笑)


「いいんですかぁ?

あんまり成績わるいと留年しちゃいますよ〜(笑)」

「告白したいんでしょ〜?

後輩になっちゃいますよぉ」

自業自得と言わんばかりの座敷わらしが、うれしそうににじり寄ってきた。

恋ばな大好きだからな、こいつ(汗)


「○○くん、あの子に恋して同級生になったんだよね!!」

「あの子頭いいよ。かわいいし、取られちゃうよ!!

いいの?」


「ゲーム好きなんだよね?」

「なんで誘わないの!!

狙ってる男の子、たくさんいるよ。取られちゃうよ!!

いいの!!?」

ぷんぷん怒って詰め寄ってくるのはメイド狐。

なにげにお姉さん口調で仕切りたがるとこはセッションのリーダー役が抜けきってないからか?突貫戦士め。


「まだ、付き合っているヤツはいないよ。

告白は何回かされたみたいだけど、全部断ったって。byかずま君情報でした」

キャラシートを直したり、ラクガキしているこいつは同級生のかずま。

何でもそつなくこなし、こんなメンツでセッションやるほど肝の据わったこの男には勝てそうもない…(汗)

頼りになるが、そつの無さが、かえってかんに障るときもある。今みたいに。



「ゲームの接点でなんとかならないんですかぁ?

○○さんゲームだと、押しが強いですよね〜。あの勢いでアタックしたらぁ、どうですかぁ?」

「ほらぁ、マルチアタックのスキルで怒涛の連続攻撃〜(笑)」


座敷わらしの混ぜ返しに、ボソッとつぶやく。

「だってあの子はネットゲームしかしねーし。」


「なんでネットゲームしないの!!

やればいいじゃない、ネットゲーム!!」


狐、ぷんぷんしながらも心配そうに、

「知り合いなんでしょ、黒の剣士さん。

一緒に遊んでもらえばいいしゃない?VRMMOのアカウント取って」


「オレはあの子と!!

あの子とTRPGがしたいんだよ…」



なぜかつるし上げをされている自分。


猫又さんはいない。


猫又さぁ〜ん!!

猫又さんがいてくれたら…きっと。

何ともならないな、うん(笑)


なんて、そんなふうに自分をちゃかしてみる。


わかっている。周りは自分のことを心配して言ってくれているんだって。



試験後初めてのセッションだったが、

なんか、なし崩しに恋愛話に流れた(苦笑)


シナリオネタが悪かったかな?

『ロミ×ジュリ』をモチーフにした駆け落ち支援シナリオだったからな〜。


ぐだぐだで予定のポイントまでたどり着かずにセッション中断、解散。



まあ、なんだかな。

こんな日もある(苦笑)


…さあ〜て、

しゃあない、世界を作るか…(笑)



竜族の話の中で、竜玉のことを書いたが、

竜玉を得ることで、所持者は身体強化あるいは変異、魔力増幅、様々な外的干渉からの耐性を得ることができる。耐性には肉体の老化への抑制も含まれる。


道具として身につける場合、これらの能力はすべてを得ることも、一部を得ることもあり、様々だ。

一定の決まりはない。が、竜玉が使われる道具によって性質は影響を受ける。らしい。



もうひとつ、所持者の肉体へ竜玉を埋め込む場合もある。

この場合、竜、龍の能力は非常にクリアに所持者へと馴染み個体を強化する。

竜玉の力を取り込むことで所持者の存在は桁外れに強化されるが、この技は人の存在を人間という枠に収まらないものへと変える、禁断の技、竜へと至る道だ。


この場合、竜玉は最終的に人を竜へと変える。

竜になりたいものはなればいい。おすすめはしないが。


人という器に竜の力は強すぎ、大きすぎ、そして荒々しすぎる。

人の魂、記憶、何でもいいが、要は人としての本質が壊れてなくなってしまう。


竜玉を埋め込んだ者の身体を媒介にして、新たな竜が生まれる。という考え方もできる。



話はかわるが、

神にも、竜玉のようなもの、精髄としての物体がある。仮名として神器と呼称しておく。

これらは本質としての神の全てではなく、神の子としての人の場合と同じで、神の分け身と言った方が近い。


神器は等級にもよるが、竜玉に比べて人間への影響は穏やかである。

そして、

人はこれを授けられることで神への道へ踏み出すことが出来る。


神器は神から直接与えられることもあるが、与えられる試練の後に得ることもある。←アーサー王の聖杯探索みたいなやつ。モンティ・パイソン面白いよね(笑)


神器を手に入れるために争うこともあるだろう。なんとか戦争みたいに。←これもアーサー王か。やはり聖杯(笑)



人は試練を乗り越え神器を得、世界を作って神になる。あるいは眷族、代行者、御子、巫女に。


そういう意味合いではメイド狐、稲荷神使も神域、世界を持つ神の眷族である。

家に憑く座敷わらしも広義では同じかな?



座敷わらし、今日は出てこない…。


…寝るか。明日も学校だし。



-カクヨム版、あとがきのようなもの-

一応、お話を投稿するのはここで一旦やめるつもりです。

お付き合いありがとうございました。


このあとで、ろーぷれ日記は方向を変えるのですね(苦笑)

当時、キャラクターが今よりも育っていなくて、

あの頃、漠然と考えていただけだと思いますが、このままだとセッションは進められないと感じたのか、

当時の自分は、投稿予定のTRPGセッションの回である、『世界創造 6』をすっ飛ばして、次のお話を書いています。

それからのお話は、いろいろ書きながらキャラクターを育てるというのがお話の目的のひとつでした。

物語を進行させながら、キャラクターが育った段階で時間を戻し、『世界創造 6』を始めようとしていたのですね。おそらく。


番外、欄外を挟みながら、22話の『世界創造 9』まで書き進めてから立ち戻り、

予想外に長くなっているセッションの『世界創造 6』のお話を20話くらい、23~43話まで書き進めたところで、現在、4ヶ月以上お話は止まってます(;´д`)

読んでいただいていた交流相手の方もいたのですが、心苦しく思いながらも、ずるずると止まって時間が過ぎているのですね。


今回、このお話を投稿してみたのは、止まっているお話を再開する弾みにしたい気持ちもあるのです(苦笑)

ろーぷれとして進めたいお話も少しずつできているし、時間軸も滞りが、いろいろなところに影響を出しはじめているので。


いっそあきらめてしまうか、最後までストーリーを進めてからセッションシーンにまた戻るか、

ストーリーを待たせてセッションを終わらせるか…。一度に複数出来ない自分が、本当にもどかしいというか、不器用さが情けないというか(苦笑)


両方進められればいいんですけどね、検討はしてます。幾つか進められるのかなと。

↑ろーぷれと、らのべは、世界観が同じなのでそんなに苦では無いはずなんですけどね(苦笑)

メインのストーリーとセッションは…、なんか難しいです。セッションの世界は、自分の中でファンタジーの別世界なんでしょうね。みなはらに2つを平行にこなすのは難しいのかもしれません(苦笑)



それではまた。

何か思い付いたら追加のお話を付けると思いますので、完結にはしないでおきます。


追加しましたら、またよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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原点回帰をしたくなりまして、始めに書いたお話のうち、何話かだけ投稿し直してみます みなはら @minahara

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