第8話 ○○の独り言 世界創造 4 TRPG(ろーぷれ)日記より


TRPGろーぷれ日記 きみのいるセカイ


×月×日、世界創造4日め

ドラゴンのつづき、



あれからなし崩しにTRPGセッションに突入した(汗)


ゲームはやりかけていたセッションの、某有名ホラーTRPG。


GMキーパーは稲荷狐がやり←有名ホラーTRPGは彼女専用の持ち世界だ(笑)、探索者(PCのこと)の自分は事件を調べ、より深みへとはまり込んでゆく(汗)

↑あやかしがGMのTRPG、それもホラーのセッションするのは、なかなかシュール♪


猫又は現れず、セッション仲間の同級生、友人かずまは用事で来られなかった(涙)

あいも変わらず、座敷わらしは席を立って帰ってこないし…、


スラッシュ&ハックのパワープレイで事件が片付けられない、ホラーTRPGシナリオのソロプレイって、どんな拷問だよ!!

↑ホラーTRPGって、パーティー組んでてもホントに直ぐ全滅するんだよ~(泣)



翌日は日曜日だったのでTRPG三昧の幸せな日だった。

実際の神さまも、世界創造のときには休養日を設けたんだから、自分が休んでも構わないだろう(笑)


来週からはテスト週間なので世界創造はまた中断だ。

少しは真面目に勉強して、成績を上げておかないとマズいか?



さて、

神、魔、精霊、あやかし、その他諸々の力の源は、信仰、恐怖など想いの力の集積によるものだということは前に書いた。


ドラゴン固有の力は外からではなく、内側から発せられる。

自らに蓄積された力は使うことで強化され、そして力を取り込むことで強化される。

かんたんに言うなら、竜、龍は戦って強くなり、食らって強くなる。それも際限なく。


だからこそ、他者と共存できない気性の荒い竜種は幼く弱いうちに狩られる。


普通、竜種は個として究極の存在であり孤高。端的にいうと群れるのを嫌う。

ぼっちヤンキーみたいなものだ(笑)


ごく稀に群れをつくるが、世界の住人ら、多くの場合は国家規模の集団で討伐される。


住人たちで無理な時は神が、神が単身で無理ならば複数の神が討伐に参加する。


こういった大規模な竜の集団に世界全体が危機に瀕し、

神、魔の敵対しあう勢力が力を合わせる事態は、世界が創造されてから、2度しか起きていない。

↑2度も起きているのかよ!!という捉え方もあるが(苦笑)



これらにより、気性の荒い竜種はほぼ駆逐され、見かけることはまずない。


現在、生息している竜は、比較的気性の穏やかな竜種←人や家畜をエサとして狩ることのある赤竜種や、自分より力の劣るものを傷つけることに喜びを見いだす黒竜種も、比較的穏やかでおとなしい竜に含まれる(汗)

そのように生存を認められている。



竜の力の源は自らの内で、より純粋に、強大になるにしたがい、まるで擬似的な物質であるかのように結晶化し竜の体内に宿る。

これは竜玉と呼ばれ、竜の力は水晶に似た輝きを放つ宝玉となる。


この竜玉は竜の体内から取り出しても、その力を失わない。

そして所持者に竜の持つ力を与える。


また、竜玉は物質で無いため、物理的に加工することはほぼ不可能である。


下位竜が竜玉を持つことは比較的まれで、成竜でも、かなり年経たものが竜玉を持っていることが多いようだ。

この竜玉も、世界の住人、人や神に竜が狩られる要因となっている。



余談だが、

一般的に、竜種の知性は角で表し、

力は竜玉の輝き、大きさで表す。


角は一般的に2ないし3本で、

太古に起きた聖、邪神連合軍団との戦争であい対した竜族の王は、7つ(9つという説もある)の角を、まるで王冠をかぶるかのように生やしていたらしい。



と、

この辺りの設定や物語は、

これまた四半世紀前に自分が考えていた設定で、竜、龍のパワーレベルはかなりチートである(笑)

個体として括るなら、ざっくりと竜種、竜種以外のものの2つに分けられるくらいの能力差がある設定だった。


自分の世界を龍、竜に滅ぼされないために、旨く調整しないとマズいな。



「勉強しないんですかぁ?」

後ろからのぞき込んでくる座敷わらし。


「テスト勉強してるかと思ったら、また世界の設定考えてるし〜。

成績落ちてもしりませんよぉ」

お茶を入れてきてくれた座敷わらしに、ジト目で見られた。


苦笑いしながらお茶をいただく。


明日は苦手な英文の試験だ。

マジメに勉強しないとな…。




-カクヨム版、あとがきのようなもの-

ろーぷれ日記の現実世界の背景設定と、主人公自身のTRPG世界の設定とがごっちゃになっていますね(・・;)


今回はそのままにしましたが、致命的なミスです。やり直す時には書き直し必須ですね(;^_^A


ドラゴンに関する設定部分は、最も古い部品のひとつです。

ドラゴン自体のアイデアに関する部分は、もしかしたら自分だけの考えで作り上げたものかもしれませんが、竜と神の関係、特に神さまなどの設定は、明確に参照できる、影響を受けている作品が幾つかあります。

まあ、世界との関係、人の想いに影響を受けるなどのお話は、まあ、ありがちなネタとして昔からありましたし、ネタとして使わせていただくのは問題はないかな?(苦笑)


ありがちですが一生懸命考えて組み合わせて作り上げた設定ですので、

まあ、自分の設定として気に入ってはいます。←自画自賛だ(苦笑)


『きつねのきょん』の世界、未来で地球世界の神となる『レギオンのサイファ』は、初めの神竜大戦の際の生き残りの古き竜の長です。そういう設定です(笑)



TRPGセッションのことが少し出たのは、今回が初めてのことでしたね。

お話の中で、TRPGテーブルトーク・ロールプレイングゲームGMゲームマスター、演劇で舞台全体の演出を担当する舞台監督のような役柄をするのは、主人公と稲荷狐の場合がほとんどです。


お話には出す予定はありませんが同級生かずまもGMはできるしやっています。おそらく、学校の放課後とかに、教室の隅やヒロインみゆき□さんリサの所属する部室に入り込み、主人公を巻き込んで遊んだりしているのでしょう。


お話に出てこない、人間の仲間も居るかもしれません。

彼らの遊び場の中では、主人公はたまに参加するモブ程度の存在だと思います。

主人公○○は、あまりヒロインへと近づかない位置で学校生活をしています。

そんなイメージです(笑)

かずまはリア充タイプですね(苦笑)

主人公とは、親友といっていい立ち位置ですが、友達のあまりいない主人公と違い、かずまは学校内に□さん以外のGFもいるし、学校の外に年上の彼女がいます。

そういう設定です(笑)


それではまた。

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