第7話 ○○の独り言 世界創造 3 TRPG(ろーぷれ)日記より
×月○日、世界創造3日め
ドラゴン!!!
神さまの設定のつづき(笑)
神、魔、あやかしの力の源は世界だって設定を前回書いた。
龍あるいは竜の力は存在によるものだが、
龍、竜の力は、合わせて世界を源泉とする力も使える。
龍、竜は元来個体としての究極的存在であり、定住地を持たず、放浪し界を渡る。
ごくまれに世界、土地や人、個人であったり集団であったりと様々だが、それらとつながりを結び定住することもある。
その後、つながりを断って再び界を渡ってゆくものもあるが、一度つながりを持った龍あるいは竜が世界を去ることは少ない。
定住した龍や竜から生まれた下位の存在は界を渡らない。というか界渡りの能力を持たない。
世界に根ざし、神あるいは魔として世界を源とすることで力を持ち、界渡りを得る場合はある。
この場合龍神、魔竜などの呼称で、一般的な?龍、竜と区別して表されることもある。
そして、下位の龍、竜が新たに界渡りの能力を得た場合でも、界渡りの旅ののちにほぼ全てが元の世界へ帰ってくる。
世界とつながりを持ってしまった龍や竜が力の源泉となる世界を去ることは稀だ。その世界と深く結びついてしまう故に。
↑好きな娘とか財宝とか(笑)まあ、お約束だけど。
「こんちわ〜。座敷わらしちゃん、遊びにきたよ♪
こんにちわ○○くん」
神使の稲荷狐のお出ましだ。
彼女はゴスロリ座敷わらしの友達だが、自分のTRPG仲間でもある。
自分のつたないTRPGシナリオを、夢中で楽しんでくれる貴重な同志だ♪
座敷わらしの場合、頼めばゲームに参加してはくれ、楽しんでいてはくれるけれど、
お茶を出すためにすぐ席を立つし、洗い物、食事の支度や洗濯物と、シナリオがクライマックスで盛り上がっているところでも、時間になれば居なくなってしまう。
盛り下がることこのうえないプレイヤーだ。
猫又もTRPG仲間だが、出席率は低い。
いつ現れるかも不明なため、固有スキル(笑)実はそこにいた!!でシナリオ参加させるか、オート
最近はあきらめて常時参加となっている(泣)
そのため、ほかからはキャラクター名で呼ばれることはまれで、リモコンあるいはファンネルなんて呼ばれている。←古い表現だと、
まったく、
余談だが、
ゴスロリ座敷わらしの格好に対し、
稲荷狐はブリティッシュメイド、
猫又はフレンチメイドだ。←パーラーメイドとも言う。
なんで!!
なんでダブルメイドなの!?
ブリティッシュメイド狐ときたら猫又チャイナドレスだよね!!
ねえ、みなさん!!
稲荷狐は答えてくれず、
何故かと聞いたとき、普段軽口ばかりたたいているパーラーメイドの猫又が口重く、不承不承教えてくれた話だと、
それには自分の前に、この部屋に住んでいた人が関わっているらしい。
なんで!?
-カクヨム版、あとがきのようなもの-
ちょっと軽い演出を考えていた頃ですね、後半お話が上滑りような気もします。
…(;´д`)
主人公○○の前に、部屋に住んでいたのは先代です。
ゴスロリ服にしてもメイド服にしても、ある種の神器(笑)です。能力の一部は、『SFのようなもの』のソリッドワールドで書きましたけど、まあ、だいぶ強いものです。←デザインは先代の趣味ということで(笑)
さて、
現在、みなはらの脳内で一番活発に活動している猫又は、一番最後に生まれてきたキャラでした。
座敷わらしがゴスロリの服装と決まったあと、ほどなく座敷わらしの友人として稲荷のきつねというアイデア、メイド服ということも含めて出てきたのですが、
しばらくの間、猫又というアイデアはなかったのですね(苦笑)
少なくとも、『世界創造 1』のお話を書く準備をしていた頃には全くいなかったはずです。
猫又の登場はこの4話めの『世界創造 3』(存在の言及は、前話の『世界創造 2』)ですが、彼女本人が本編に顔を出さなかったのは、キャラとしてまだ固まっていなかったのが大きな理由でした。
↑猫又が主人公のもとをあまり訪れて来ない理由付けは、その後に、キャラの確立した彼女との脳内会話のようなアイデア出しで現在の理由付け(別のお話、『うらばなし きつねのきょん』などで語った、猫又の役割)へと落ち着いています。
猫又がキャラとして確立したのは、
『番外 4』よりも後、『世界創造 序』から数えて、10話になってからですね。
おそらく登場から、少なくとも3~4ヶ月は、現在の猫又ではない期間があったと思います。たぶん、その間の仮の人格は『猫又
現在の猫又が確立し動き出したあと、残った猫又の原型である仮の人格とヒロインという枠組みから、みゆきというヒロインキャラが完成するのですが、それは別の話ですね(笑)
現在の猫又誕生後に、既にキャラとして固まりつつあった稲荷狐を決定づけたのは、やはり猫又で、お話の中でやった女子会という形での彼女ら同士の掛け合いで、狐の人格が引き出された印象です。
そして、後の芋煮会のイベントというお話の中で、狐は今の形へと確立する訳です。
全ては猫又から始まって、さらに二人のキャラを確立させていったということですね。猫又はそういった意味で、非常にありがたいキャラでした。
座敷わらしはというと、まだ完全に出来上がってはいない印象があります。
もう一押し、何か欲しい気がするのですね。何なのか判らないのですけど。
それではまた。
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