第4話 ○○の独り言 世界創造 序 TRPG(ろーぷれ)日記より
×月×日 さあ、始めようか…、世界創造。
まず初めに意志あり。
そして
初めに
初めに在ったものは全てにして一つ、万色にして無色だった。
そのものは自らを裂き世界を、神あるいは龍、様々な色を持つ力あるものを生んだ。
初めに在ったものの力は衰え、生まれた神や龍などとさほど変わらぬ存在となった。
しかし、それは孤独ではなくなった。
力を失ったものは隻腕隻眼無脚の姿で表され、かたわの神、隻神と呼ばれた。
-カクヨム版、解説のようなもの-
これは以前に自分、みなはらがオリジナルのファンタジー世界を構築しようとした際に考えていた創世の物語でした。
アイデアを少し考えつつ、形にならずに消えていったものですが、
創世記をモチーフにした神話、聖書風の言葉は、忘れずに頭に残してあったものです。
お話の原型である書きかけの物語や世界の資料。
たいした分量ではありませんでしたが、ラフのイラスト等を含めると100枚程度はあったでしょうか?
数年前までは大事に取ってありましたが、
ある出来事で、イラスト数点を除き、全て無くして、記憶以外は何も残っていません。
このお話の記憶は、ろーぷれ日記の主人公○○の記憶として移植されて、
彼の作る世界、TRPG設定の苗床として活用しています。
隻神は彼の持つ世界の中での創造神ですね(笑)
以前、自分が別に考えていたファンタジー戦記もので、人が操る巨神、雷神、火炎神などの、デザインを考えていたものの中の一柱、未完成の最強の巨神というものから転用し、新規設定した神です。
見直すと、だいぶ見切り発車で書いている印象ですね(苦笑)
当時、だいぶ考えて書き始めたつもりなのですが…。
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