第3話 街中は腐女子のための宝箱

さて疲れはてながら歩いてたら見覚えのある光景がぁって。これだめです。腐女子のための美味しい一杯。しかも見覚えある人ばかり。いけません。ヤッパリ。キッパリ。妄想だから許されるイチャイチャをこう目の当たりにしたときの切なさ。異世界だとしみじみ感じさせられた。


私の居場所はない。この街は見たことある都会にいて何かが違う。違和感だらけなのに何も無いように回っている。

女性は居るがまるでアンドロイドのようだ。


そりゃ感情を持った異性がいれば目立つわ。


ちらっと見えるのはおじさんと新入りのオフィスラブではありませんか?

ちょっと泣いてる?

泣いてるかも??


目には毒なものがあるいてる・・・。


でも自分は違う意味で泣きそうだった。


独りぼっち。

独りぼっちなんだ。遊ぶ友達も帰る家すらない。

何もかもが嫌になっていた。

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異世界は君次第のLOVEで 紫園 梨央 @jointfromscratchwithchild

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