応援コメント

」への応援コメント

  • すごく胸に来る文章で感想も飲み込んじゃってたんですけど、ここで意を決して。
    心がちくちくしますね。それも下品に針で刺された感じじゃない……なんというか、植物に生えている目に見えないくらい細くて小さい針がいつのまにか指に食い込んでたみたいな、繊細な刺さり方。
    灯莉の変化が自分勝手だけどある種自然で、でもその変化についていけない俊貴の心を察すると痛い限りだけど、彼は必死にその変化に気づかないふりをしていて、ひたすらに灯莉姉ちゃんのことを追いかける姿が、読者の側としても痛切で。
    冒頭のやりとりを見る感じだと俊貴は諦めてしまうのかな。でも今度は灯莉の方から歩み寄るのかも。そうすればまた昔の二人ですね。でもここまでの感じ、中三段階ではまだ成長の梯子の途中で不安定というか、揺れている感じ。俊貴もここから変化していくでしょうし。
    半分地点。ここから二人がどう変化していくのか、静かに見守っていたいと思います。

    作者からの返信

    飯田さん、お読みくださりありがとうございました!
    ちくちくする思春期短編(中編?)でした。植物の棘という表現が、すごく嬉しいです!まさにそんな雰囲気の繊細さを目指しておりました(*´ω`*)
    思春期の二歳差はやはり大きいとも思いますし、灯莉の変化は飯田さんが仰るように、自分勝手だけどある種自然ですよね。胸の痛みに気づかないふりをして頑張っている俊貴にも、共感していただけてホッとしております。私が「こう伝えたいな」と思ったことを、ぴったりお伝えできたことにも感激しております。丁寧にお読みいただけて幸せです(*´з`)
    俊貴は諦めてしまうのか、それとも灯莉から歩み寄るのか……ラストまで追いかけてくださり、とても嬉しいです!!