作文シリーズ

繋がる言葉【あいうえお作文しりとり編】

あながちウソじゃない

いつもそういう

うやむや（有耶無耶）なのが当たりまえ（前）

えがお（笑顔）の裏に隠していたすがお（素顔）

おざなりにしてしまったからなのか

かく（隠）しきれなくなったきょうき（凶器/狂気）

きよ（清）らかなモノとは程遠く

くや（悔）しさが滲むだけ

けっきょく（結局）全てはあいまいもこ（曖昧模糊）

ことば（言葉）で誤魔化した強さと弱さ

さわ（騒）がしさに紛れて孤独し（詩/死）

しかた（仕方）がないって喚き散らす

す（過）ぎ去った昨日の幸せ

せんたくし（選択肢）は無限だからこそ

そこから選び抜いたあした（明日）

た（立）ち止まった先の分かれみち（道）

ちか（誓）いを立てて先に発（た）つ

つな（繋）がるかもしれないあさって（明後日）

てきとう（適当）に綴るたわごと（戯言）

と見せかけたわな（罠）

な（泣）きたくなる夜に

に（煮）えきらないまま“風立ちぬ”

ぬ（濡）れた頬ならそのまま重ね

ねいろ（音色）に癒され酔いたいの

の（飲）み過ぎたって忘れない“いろは（・・・）”

はき（吐き）出せない毒を飲み込んでまひ（麻痺）

ひごと（日毎）増していくいふ（畏怖/if）

ふくざつ（複雑）に絡まる善悪の基準はどこへ

へいき（平気）な振りして上手にじょうほ（譲歩）

ほんとう（本当）の心なんか誰も知らないまま

また目指すだけの高み

み（見）上げればはくちゅうむ（白昼夢）

むな（虚）しさを奥底に秘め

めいろ（迷路）をさ迷った日も

もしかしたら必要だったうやむや（有耶無耶）

やりきれない気持ちが込められたあんゆ（暗喩）

ゆず（譲）れない事象は各々あるよ

よめい（余命）宣告坑がう我ら

らいせ（来世）に期待なんてむり（無理）

りそう（理想）の世界は現世で作る

るいせん（涙腺）崩壊作品綴れ

れんさ（連鎖）反応十人といろ（十色）

ろとう（路頭）に迷って頼ったしんわ（神話/親和）

わたし（私）の命を繋ぐ遊びを

をし（教）えてくれたのはぼいん（母音）

んだがらヤるんだず（山形弁）！