第54話 ロボットモノ?

「今のノリだと、LAWS、無人ドローン殺戮物語になると、主人公は、ロボットに乗り込み戦うことになる。普通に描いている剣と魔法の異世界ファンタジーとは違うな。でも刀と忍術の異世界ファンタジーは同じだし。魔法剣と忍術刀も同じ。ノリでいくと、魔法ロボットも忍術ロボットも同じである。たぶん。そう考えるとロボットや飛空艇が登場しても問題はない。逆に飛空艇は登場しているのに、ロボットが登場していないのであれば、ファイナルファンタジ〇の落ち度である。」

 天は、自分に優しく、他人に厳しい。

「既存のゲームをやっても、先に始めたプレイヤーには、ほぼ絶対に追いつけない。例え、それが半年であったとしても。やるだけ無駄なんだな。どうせなら新しく始まったゲームをやり続ける方がゲームの世界では居心地が良い。街中は、中国の監視カメラ社会を超えて、無人ドローンがマシンガンの銃口を光らせて警戒に飛びまくっている。少しでも変な人間は撃ち殺すのである。これも人間が作り出したAIの悲劇である。人間の自業自得であった。やっぱり最強は、無人ドローン核爆弾搭載タイプだろう。」

 麗は、悪い発想は人間の得意分野であると思う。人類の生活の向上は、軍用兵器の開発が全てである。人間は変われないから愚かである。ゲームも同じものばかりで、直ぐに飽きてしまう。飽きない、続ける、システムは、物語のストーリーしかないのが現代である。先のストーリーを知るために鍛えてレベルアップをするのである。それを知るために。

「第1話に、世界や時代の設定を持ってくると、売れない小説の出来上がりである。ということは、山手線1周ゲームの1駅目からチュートリアルを始めよう。話が最初から深いと、書籍離れの世の中では、誰も読まないだろう。一度、名前が売れてしまえば、どんな作品でもファンは買って読むのだろうけど。まあ、素人にはファンはいない。誰もいないというのが現実である。それでも他に面白いと思える遊びが無ければ創作の迷路で彷徨うしかないのである。」

 大蛇は、少し文学的だと思った。

「展開をどうしよう?主催者をLAWSにしよう。日本の政治家や天皇、宮内庁は税金の無駄遣いだから、無人ドローンに皆殺しにされたとしておこう。そうだな。公務員も全員クビで、優良な就職先が、LAWS国家社員としておこう。優秀なプログラマーはLAWSに入社出来て、国の運営を担うのだ。ニコッ。」

 笑は、こういうネタも第2話以降の方が良いネタだと思った。やはり第1話は、派手な戦闘シーン(若しくは、エロ)でなければ、売り上げを気にするアニメ制作会社が作ってくれない。

 つづく。

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