第50話 第7期しか書くものが無い。

「ここの第4期と第6期が同じ内容。第5期は、総文字数確認のため書けない。ということは、第7期の異世界ファンタジー(手抜き)しか書けない。それか世界設定を1話1000字書けて創作するか? 頭の回転が速いと、余計なことばかり思いついてしまうな。楽して書こうとしているのに。」

 天は、自分の性格を呪う。

「あとは思いついたら、書くというパターンにしよう。「ここはどこだ? 僕は何を? 僕はいったい何者なんだ!?」「分からない! 薬草って何なんだ!? 思い出せないよ!?」「薬草とは、傷を回復させる道具よ。」「ありがとう! 教えてくれて!」でいいか。チュートリアルのような素人向け解説だな。野球で「金属の塊! それがバットよ!」って、言っているのと同じだよな。アハハ。」

 麗は、細かく気が利く性格である。

「最近、歴史ヒストリ〇で、見てないプリキュ〇を見ました。ドラゴンボー〇と同じアニメーション制作会社が作っていることを初めて知った。剣と魔法を捨て、北斗の〇や仮面ライダ〇、アンパンマ〇方式で体術だけなんだな。細かい武器や魔法の波を書かなくていいので楽は楽。人間の絶望から悪は生まれるは、ゲゲゲの鬼太〇でも同じ、悪い人間が妖怪に書き直される。1年で主人公とコンセプトは変えて、毎年、新しい主人公で中身は同じ。ガンダムと同じ方式。たぶんバンダ〇かな? 多分、プリキュ〇は女の子が見て、男の子は見ない。逆にガンダ〇は男の子が見て、女の子が見ない。しっかり商売してまんな。ということ。」

 大蛇は、何が新しい? 何も新しくはない。ただ作品を世の中に出す権力とお金があることは、マジマジと感じる。一般人は何も感じないだろうけど、自分で書いてみるとよく実感する。ということは、アニメ制作会社とか、テレビ局、出版社に就職しないと選択権と製作する資金力がないということ。コネの無い人間の作品を、そこの社員が製作する訳ない。素人作品をパクって、自分がお金儲けするが業界の暗黙のルールだったんだろうな。でも、これからは京都アニメーションの事件があったから、製作サイドも公募の作品やネット小説投稿サイトの素人作品をパクれないだろう。製作サイドに心があれば。素人でも参加させてもらって、お金がもらえる時代がくればいい。

「でも、今の日本の不景気は、仕事しない社会人が溜まっているのが原因です。おかげで若い人の就職先がありません。ニコッ。」

 笑みは、笑っている場合ではなかった。

 つづく。

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