第43話 電信柱の次
「あおり運転? 京アニの放火? を題材に痛快コメディーを考えればいいのか? でも少し悪ふざけが過ぎると、バッシングが!? あ、素人の作品だから、アクセス数もないし、気にすることはないか? それよりも、ネタはなんだ? ジャンルは何だ? テレビ局? ニュース? 女子アナ? 新聞記者? ヤホーニュースからのネットニュース? ユーチューバー? ああ~悪ふざけで常識が無い所が、動画再生回数だけ稼げればいいから過激なことをするユーチューバーに似ている。痛快コメディーって、ユーチューバーだったのか!」
天は、現代人視点から、昔なら働く女性的な女子アナか女新聞記者を選択するところ、今は、ユーチューバーとかEスポーツとかの方が旬だと、一瞬で悟った。あとキャバクラ嬢が小学生のなりたい職業の上位にくるのだから、日本は、終わった。まさに日本が滅んで、ネオ日本である。
「ダメね。第5期が総字数が分からないから37話から、どう展開すれば字数が収まるのかが分からないから書けない。36話も鬼ヶ島にカロヤカさんを登場させようと思ったけど、カロヤカさんが登場しなくても、3500字も書けているのよね。登場さしたら1話で5000字は超えてしまうわ。やっぱりネット小説投稿サイトは1話1000字以下のスマホ用よね。」
麗は、ここも2人で500字を超えていることに焦る。
「痛快コメディー!!! を考えましょう。電信柱にぶつかるの次です。痛快コメディーなので、あおり運転か京アニ放火事件をディスってみましょう。笑えなかったら、痛快コメディーじゃないんですけどね。動画再生数を稼いで、お金儲けをするユーチューバー的な、常識のない視点のお話です。」
大蛇は、ライト文芸部って、ユーチューバーだったんだと思った。
試作。
「オラオラ! オラオラ! オラオラ!」
高速道路を暴走する危険な車が一台。
「ジョジ〇がいるぞ!? ジョジ〇が!?」
オラオラ言っている危ない車をドライブ中の俺は見つけた。
「誰だ!? 俺のことをジョジョって、バカにした奴は!? あおり運転してやるぜ!」
危険な車が急ブレーキを踏んだり、幅寄せをしたり、あおり運転を俺に向けて行ってきた。
「死ね! 死ね! 死ね! 俺様は偉いんだぞ! あおり運転ができるんだぞ! ギャッハッハー!」
あおり運転しているドライバーは、おバカちゃんだった。
「どこにでもいるもんだな。自分勝手な奴は。」
俺は、あおり運転に呆れた。
「くらえ! 急ブレーキ!」
あおり運転の車が急ブレーキを踏んで高速道路で急停車した。
「うわあ!? 危ない!?」
俺も急ブレーキを踏んで、ドリフト的に高速道路に停車した。
「殺してやる! 殺してやる! こらー!」
あおり運転の車から、おバカちゃんの運転手が降りてきて、金属バットを振り回して、俺の車に近づいてくる。
「おりゃあー! 潰れてしまえ! 俺様は偉いんだぞ!」
あおり運転の運転手が手に持っている金属バットで、俺の車を殴り始めた。
「出てこいやー! ビビってんじゃないぞー!」
あおり運転の運転手が、今度は俺の車のドアを開けて、力づくで俺を引き釣り出す。
「うわあ!? で、出ますから引っ張らないでください!?」
俺は車を降りた。
「てめえー! なに調子に乗っているんだよ! 殺すぞ!」
あおり運転の運転手が怒鳴り声で俺を脅してくる。
「すいません!? すいません!? 許してください!? お金ならあげますから!?」
俺は、怖いので只管謝る。
「こいつビビってやんの! キャッハッハー!!!」
あおり運転の運転手は、小学校のいじめレベルなので、おバカちゃんだった。
「もう、いいかな?」
「あ~ん?」
俺は懐から何かを出した。
「警察手帳!?」
「はい、機動隊の覆面パトカーです。あなた、あおり運転、器物損壊、脅迫、恐喝の現行犯で逮捕します。」
なんと、俺は警察官だった。
「騙したな!?」
覆面パトカーは、騙しているのだから詐欺罪かもしれない。
「捕まってたまるか! 死ねー!」
あおり運転の運転手が金属バットで襲い掛かってくる。
「ジョジ〇が好きなのは、おまえだけじゃないぞ! オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラー!!!」
「ギャハ!? ウワア!? アベシー!?」
俺は、あおり運転の運転手をボコボコにした。
「はい、公務執行妨害も追加だ。」
なんでおバカちゃんは考えないのかな? 相手が自分よりも強い可能性があることを。それは、恐らく抵抗しない弱い者いじめばかりしてきたから。
「めでたし、めでたし。」
なんだろう? 変換の奇跡か? タイトルは「おバカちゃん注意報」で、ニュースネタを使って遊べるな。
試作、終わる。
「試作品の副産物ですな。あとはこれに、キャラクターとストーリーを絡ませれば、10万字作品になりますな。ニコッ。」
笑みは、現代ドラマも書けると自信ができた。
「この話は2000字。第6期開始まで、後18000字。試作ばかり書いていると、簡単に字数切れになってしまう。」
苺は、次回へ。
つづく。
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