第36話 ゴルフモノ
「ゴルフモノも、何を書いても「プロゴルファーさ〇」のパクリと言われそう。あくまでも類似作ということにしておこう。リスペクトにオマージュだ。ワッハッハー!」
天は、第4期、10万時まで、ここから残り3万字書くと思うと、ゾッとする。
「もちろん主役は、カロヤカさん。主人公を変えるのは、疲れちゃう。渋野日向は、ゲスト出演するとしておこう。」
麗は、主役は渋野日向子でもなければ、渋野日向ではないと言っている。
「マジでゴルフにするんですね。やはりルールの分かっている、野球かサッカーで始めた方がいいような気がします。ちゃんと攻撃する人は、バットという金棒を振り回すんですよ。という説明がいるんですよ。」
大蛇は、初心者用の始まりを説明する。
「要するに、用語を用いて起承転結の起を作ってしまえば良いということです。ニコッ。なんだかな。用語の説明が無かったから、野球は頓挫したのだろうか?」
笑は、分析しているが、なかなか答えは見つからない。
「速攻で、必殺技や、それに準ずるネタに走って、200キロの剛速球を取れるキャッチャーがいない問題が発生。毎試合、毎試合、メンバーが増減するので忙しすぎて頓挫したんだろう。やはり落ち着いて固定メンバーがいいな。」
苺は、少し野球が頓挫した理由を思い出した。
「掛け持ち。危険な香りがします。マジで数種類のスポーツをするのではなく、1種目に絞った方が楽です。数種類のスポーツの知識を補充しながら書くのは大変ですからね。」
カロヤカさんは、第5期を先に完全に終わらせた方が良いと言っている。
「みなさん! 今日の和菓子は、甘くて美味しいハッシュドポテトですよ! もちろんお茶もありますよ!」
「コンコン。」
本物の幽霊おみっちゃんとコンコンは、スポーツモノに興味はない。
「天覧試合なら、皇族の私は無料で試合観戦ができます。ラッキー!」
ロイヤル奏は、皇族である。
「何か一つのテーマで10万字を書き続ける。なんて難しいんだ。だが1番の問題は、出版業界的な大人の事情的なものが分かってきて、書く体力と意欲がなくなっている。完全にブラックだからな。素人にチャンス無し。書籍化は自己出版できるお金持ちのお坊ちゃんだけ。コネ持ちよ、1人でいいから、いい加減、ヒット作を出せよ。そうしないと、素人にチャンスはやってこない。あ、私は食べたら帰るからね。」
幽子は、各自で企画書を作るところから始めようと提案する。
「さあ! 創作スタート!」
「企画書って、何をすればいいんでしょう?」
「知りません。」
つづく。
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