第33話 第6期を考える
「今度は現代ドラマだー! つ~か、お盆は暑すぎて、たまらんな。」
天は、日本の夏が暑すぎて、思考力と執筆力が落ちている。
「主人公は、渋野日向子から取って、渋野日向にしよう。」
麗は、流行に乗って、ゴルフモノにしようと言っている。
「野球なら、巨人の〇の大リーグボール。メジャ〇の160キロのストレートも十分、必殺技か。サッカーなら、キャプテン〇のドライブシュート。バスケなら黒子のバス〇。例題は、こんなものです。」
大蛇は、スポーツ=必殺技モノか、根性モノに分かれるという。
「剣道や卓球、テニス、百人一首、ゴルフ、ボルダリングなど、恐らく、まだ必殺技モノでは描かれていないだろう。ニコッ。」
笑は、結局は派手な演出ができる方が、漫画・アニメには向いている。
「例外的に、タッ〇なんかは、野球モノではあるが、野球1割、恋愛1割、日常8割の間延び型。名探偵コナ〇も間延び型。黒の組織の本題1割、シンイチとランの恋愛1割、同じことの繰り返しの推理の日常8割(別に見なくても良い)。使命や目的を打ち上げて、脱線している。「野球は勝つのか負けるのか? 最後は誰と誰がカップルになるのか?」「黒の組織を倒すのか? 黒の組織のボスは誰だ?」どちらも本題は進まない。脱線、間延びで視聴者を引き留めているのがすごいわ。」
苺は、脱線・間延びでもいいのかと勘違いする。挑むにはハイリスクだ。
「イノシシを素手で受け止めるとか、人間が空を飛ぶとか、道端にスイカがなっているとか、頭からヤシの実が生えているとか、指鉄砲を撃ったら、ビルを破壊したとか、靴を飛ばしたら、月まで飛んで行ったとか。」
カロヤカさんは、現代ドラマからどんどん離れていくと悲しむ。
「みなさん! 今日の和菓子は、甘くて美味しい栗納豆です! もちろんお茶もありますよ! エヘッ。」
「コンコン。」
本物の幽霊おみっちゃんとコンコンは、第6期も出るつもりなのだろうか。
「皇室もので、ベルサイユ宮殿なんかも借りてロケをして、お嬢様ものはどうかしら? え? 白鳥麗子でございま〇のパクリになるだって。花より団〇も女と男が違うだけといえば違うだけのパクリだな。」
ロイヤル奏は、ヒット作もパクリ・リスペクト・類似品ばかりという。
「ということで、プロゴルファー〇という必殺技ゴルフの前例があるけれど、気にしないで現代ドラマは無理か。キャプテン〇のサッカーも実写ドラマは不可。若しくはCG入れまくりだわ。異世界ファンタジー要素の、必殺技ゴルフをすればいいのね。タイムリーだわ。あ、私は食べたら帰るからね。」
幽子は、本当は、ゴルフもいいけど競馬もね、と思っている。
「ていうか、第5期で、水花を殺したのに、全く、そのことに誰も触れないんだな!?」
「死ねば過去の人、ということね。」
つづく。
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