第5話
俺が退院した日の夕食のとき俺は高校について聞いた
「母さん俺って高校行ってるんだよね?」
「そうだよー、まだしんどかったら復学しなくてもいいよそこは直ちゃんの意見を尊重したいし」
「ありがとう明日って言っても急すぎるから明後日くらいには高校に行ってみたい」
「わかったわ高校にはそう言っとくね」
「直也高校に行ったら気をつけるんだよ」
「え、なんで?」
「なんでって直也の顔はねかっこよすぎるからね回りの女がいつ直也を襲ってきてもおかしくないのよ」
「そんなにかな」
「それもそうだけどねお兄ちゃんとても優しいから普通の男性は女の子にあんなに優しくないんだ」
「そうなんだ、因みに男女比て今どれくらいなの?」
「今は前より減って1:50になってるんだよ」
「そんなに少ないんだ」
「でも大丈夫!男性は女性にだけ優しくないけど男性同士はすごく仲良くなるんだよ」
「そうなんだなら少し安心かな良かった」
「とりあえずご馳走さま美味しかったよ」
そう言って俺は自分の部屋に戻るこの世界のことは何も知らないからだ少しくらいは頭に入れたかないと。
分かった情報
・この世界の歴史は前の世界と変わらないまぁ織田信長が織田信子になったりと女性化してるくらいかな
・勉強自体も何も変わっていない法則の名前が全員女子化してるだけ
・前の世界ではあり得なかった重婚が許されていたこと最大は10人ととても多い
あとはまぁ前の世界と変わらなかったので調べるのをやめた。
コンコン
「はーい」
「お兄ちゃんデザート食べよ」
「あぁいいよ一緒に食べようか」
「どうしたの?」
少し震えている?何か怖い事でもしたのかな
「いつもならこんな事言うと少し不機嫌になるから」
そういうことか前の俺何やってるんだこんな可愛い妹に怒り?湧くわけないだろ
ギュ
俺はいのりを抱きしめた
「ごめんなでも大丈夫そんなことでは怒らない絶対にだ。だからねこれからは僕に甘えて欲しい」
「でも迷惑だよね」
「そんなことない妹のお願いを迷惑だなんて一切思わないよ前の俺はいのりに対して厳しかったかもしれないでも今は違うどんと甘えてこい!全部受け止めてやる」
そう言った瞬間いのりは泣いた。そんないのりを俺は泣き止むまでずっと抱きしめた。
「泣き終わったか?」
コク頷いた
「それじゃーデザート食べようか」
「うん!」
俺といのりは2人でアイスを食べた。
翌日
「う、眩しい」
俺は太陽の光で起こされた。その横にはいのりが寝ていた。そういえば昨日「お兄ちゃん!…その一緒に寝てくれませんか!」「うんいいよ一緒に寝ようか」
そう言っていたのを思い出した。俺はいのりを起こさないようにそっと布団から出て歯を磨きに行った。
「あ、直也おはよう」
「おはよう彩姉」
「直也今日暇かな?」
「うん暇だよそれがどうかしたの?」
「今日大学がないからさ2人でデートしよ!」
「勿論いいよ一緒に行こうでもどこ行くの?」
「そうだなーじゃーショッピングモールにでも行こうかな」
「わかったよまだ朝早いから大体10時くらいに行こう」
「分かった!楽しみだなー」
「それに彩姉とも話したかったし」
「そう?じゃーまたあとでねガチコーデしてくる!」
「うん、楽しみにしてるよ」
そして俺も部屋に戻ってガチ服選びをするのだっただってあんな綺麗な姉とデートなんて、ダサい服じゃ並べない!その時は知らない俺は前の世界じゃ冴えないサラリーマンだったんだどんなけ苦労するかを
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