第3話

「記憶 喪失?直也君が?え!?どうして!」


「おそらく事故にあった時に頭を強く打った可能性があります」


「そ、そんな」



この人かなり悲しんでるな俺とどんな関係だけなんだ?まぁー、何となくというか絶対母親だろうな

こっちの世界の俺の



「でもですね、体の方はもう大丈夫ですよ記憶喪失の件ですがこれからの生活の中で思い出していく可能性もあるので退院は出来ますよ。でも結城君が嫌ならこのままずっと居てもいいですけどね」



何を言ってるんだ?この担当医はでもこの部屋にいる女性は全員可愛いなぁ



「あのー」


「どうしたの?直也君あ、もしかしてお腹すいた?」


「い、いええーとトイレに行きたいんですけど」


「あ、トイレね」


「トイレなら少し遠いけど出て左に行ってそのまま真っ直ぐ進んだところにあるからね」


「ありがとうございます」



なぜトイレに行きたい?そんなの決まってるだろこの世界の俺がどんな人か気になるだろ



「……………かっこいい」




え?何この人これが俺?嘘だろ!?こんなの前の世界ならアイドルにも簡単に慣れるぞ!それにこのテンプレ感もしかして俺が異世界転生した所って男女比がおかしい世界なのでは?そう思いながら病室に戻って歩いていると周りには女性しかいないし俺を見ては2度見いや4度見までしてるてゆうか美女ばっかだな!


「あ、帰ってきたお帰り!早速だけど今日退院するからね!直也君!!」



おーそれは早速だな、ちなみに俺には妹が1人と姉が1人いるらしいどんな子かとても楽しみである。


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