リーゼロッテ・ベーゲンハルト
※このページでは、所謂ネタバレの要素が多分に含まれています。
まだ本編をご覧になられていない読者様は、どうかご注意ください。
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【キャラクター紹介】
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■リーゼロッテ(リゼ)
初登場話:第1話
【本名】
リーゼロッテ・ベーゲンハルト (Liselotte Begenhard)
【偽名使用時】
ルイーゼ・ゴルトベルガー (Louise Goldberger)
【改名後】
リーゼロッテ・リーフェンシュタール(Liselotte Riefenstahl)
【愛称】
リゼ、ルイズ(偽名時)
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【年齢】
16歳(物語開始時)
【出身】
ロイゲンベルク王国 ストラングヴァスト
【身分】
伯爵令嬢メルセデス・ラウシェンバッハの専属侍女および護衛役
【髪色と髪型】
淡い桃色をした長い髪
髪型はサイドテール(左側)
【瞳の色】
紫水晶のような煌きを宿した明眸
【身長と体重】※現実世界の単位に換算
164 (cm)、52(kg)
【使用武器】
素手、
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【特技】
武術(魔克明鏡拳を始めとした諸派流の近接格闘術)
料理(創作含む)
【趣味】
料理の創作、休日の食べ歩き、美味しいお店を探すこと
武術の修練と習得した術技のさらなる改良
【好きなもの】
メルセデスと一緒に過ごす時間
お店の食べ放題、肉料理と甘いもの全般
フリルやレースなどで装飾された可愛らしいお洋服
【苦手なもの】
雨の日(過去の経験から)
メルセデスの父親
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【概要】
五歳の時、住んでいた村が豪雨による土砂災害によりほぼ壊滅し、両親が山崩れに巻き込まれて落命するも、自身は妹であるフローラと共に辛うじて難を逃れ、以後はメルセデスの母、アルベルティーナに貰われるまで孤児院で過ごした。
その後、メルセデスの遊び相手を兼ねた侍女として伯爵家ラウシェンバッハに仕えることとなり、やがてアルベルティーナの勧めもあって、メルセデスと共に『ローゼン・アルカディアン魔術女学院』に通学するようになる。
また、メルセデスはかつて漏水病に罹患した時と、母と兄の一周忌を迎えた際に、それぞれ命を落としかけているが、そのいずれの時にも彼女の命を救うために自らが率先して行動を起こしたのはリーゼロッテだった。
やがてメルセデスが自身の立場と生家を棄て、リーゼロッテに迷惑が及ばないように単独で逃奔した際も、就寝中だった彼女は何らかの異変を察知して飛び起き、メルセデスが残した書き置きを見て、寒風が
【使用武器について】
リーゼロッテは、いかなる状況においてもメルセデスの身を守護することを第一としていたため、幼い頃から己の身体一つでも武器となるよう厳しい修練に励み、アルベルティーナの人脈も伝って高名な師範のもとで個別教導を受け続け、さらに魔術学院では才覚のあった魔導の能力を向上させることに専心した。
その結果、リーゼロッテは鋼の心身を手に入れ、その身一つで武装した集団にも対抗出来るほどの強大な戦闘能力を有するまでに成長した。
加えて、これまでに披露する機会はあまりなかったものの、
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■リーゼロッテに纏わる対人関係
【妹との関係】
妹であるフローラは、リーゼロッテにとって血の繋がった唯一の家族であったため、ラウシェンバッハの家に仕えた後も、彼女は別の里親のもとで暮らしていたフローラのもとを頻繁に訪れ、時には彼女をラウシェンバッハの屋敷に招いて、メルと共に三人で一緒になって遊ぶこともよくあった。
しかし彼女が九歳の時、フローラが当時各地で散発的に発生していた漏水病に罹患し、当時メルセデスの視察に同行していたリーゼロッテはその報告を受けるのが遅れ、彼女のもとに駆け付けた時にはもはや手遅れの状態であり、必死に看護したものの、間もなく彼女はリーゼロッテの手の中で亡くなってしまうことになった。
【メルとの関係】
リーゼロッテが五歳の時、孤児院から伯爵家ラウシェンバッハに貰われることとなり、間もなく彼女はその息女であるメルセデスに仕えることとなった。
形式上は完全な主従の関係であったものの、メルセデスは従者として扱わず、一介の侍女に過ぎないリーゼロッテに対して自分の姉妹であるかのように接し、リーゼロッテは身分の違いを全く意識させない彼女の振る舞いに心底惹かれ、やがて深く慕うようになっていった。
メルセデスと共に学院に通うようになった後は、当時急速に勢力を失いつつあった貴族出身者たちに対し、強く当たる他生徒からのあからさまな冷遇や心理的な口撃からメルを守るべく奔走し、自らは
メルセデスとは幼い頃から同じ時間を過ごしてきたため、物理的な距離の隔たりがあっても、虫の報せのように彼女の異変を察知する特異な能力があり、メルが自らを辞めようと切り立った崖上に赴いた時や、生家から単独で逃奔しようとした時も、一早く何らかの気配を感じ取り、自分が後悔しないための行動を起こしてきた。
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【物語開始時までの詳細な来歴】※ネタバレ注意
◆メルセデスとの出会い~ストラングヴァストへの再訪まで
ロイゲンベルク南東部のストラングヴァストで生まれたリーゼロッテは、長く雨が降り頻っていたとある日、近所の年上の子に誘われ、妹のフローラと共に様々な品種の
その後しばらく、リーゼロッテは妹と一緒に孤児院で過ごすこととなったものの、ある時メルセデスの母親であるアルベルティーナに引き取られた彼女は、伯爵家であるラウシェンバッハの家に仕えることとなり、また同家の息女であるメルセデスの侍女として、以後の行動を彼女と共にすることとなった。
九歳の時、別の里親に貰われて暮らしていた妹のフローラが、当時散発的に発生していた漏水病に罹患して死亡。さらに視察先から帰還したメルセデスも同じ病と思われる症状に見舞われて急速に衰弱し、絶望に打ちひしがれたリーゼロッテだったが、そこでアルベルティーナから同病に対して薬効を示す植物の情報を入手。
自らにとって忌避的な記憶を想起させる豪雨の中、メルセデスの兄エルヴィンと共に、かつて生まれ育ったストラングヴァストへと赴き、薬草を発見した際に地滑りに巻き込まれそうになるも、エルヴィンの即応によって難を逃れ、メルセデスに薬草を届けることに無事成功する。
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◆崖上からの救出~魔術学院での生活
母と兄の一周忌を終えたメルセデスは、父からそれとなく蔑まれ、二人の落命が自らの過失が招いた結果であると考えていた彼女は、自分だけがのうのうと生き延びている現実に耐えられず、切り立った崖上からその身を投げようとしていたが、彼女の異変を感じ取っていたリーゼロッテがその場に駆け付け、事なきを得る。
魔導技術の急速な発展に伴い、旧来の貴族よりも強大な影響力を示す新興勢力が次々と出現すると、良家の息女ばかりが集う『ローゼン・アルカディアン魔術女学院』内においても次第に貴族出身者を疎んじ、冷遇するような動きが出始め、それは伯爵令嬢であるメルセデスも例外ではなかった。
やがて学院内では日に日にメルセデスたち貴族出身者への風当たりが強くなり、従者であるリーゼロッテと共に二人は学級内でも孤立していった。そしてある時、事あるごとにメルセデスを侮辱していたイングリート・エスターライヒという生徒に対し業を煮やしたリーゼロッテは、ついにその相手に食ってかかり一触即発の事態を迎えたが、メルセデスに制された彼女は振り上げた拳を何とか押し留めた。
この時にリーゼロッテはメルセデスから、手を出せば二人とも学院に居られなくなるということと、自分をそこまで想ってくれているリーゼロッテの気持ちを非常に嬉しく感じると共に、彼女のことをずっと姉妹や家族のように思ってきたことを伝えられ、リーゼロッテはメルセデスのことをより深く慕うようになっていった。
その後、メルセデスが天覧試合でイングリートを破り、彼女とある種の想いを通じ合わせたことで、それ以降は学院内の雰囲気が一変し、リーゼロッテは卒業の時まで、メルセデスや新たに出来た友人たちと穏やかな学院生活を送ることが叶ったのだった。
しかし学院卒業後、リーゼロッテは自らの立場を棄てて逃奔したメルセデスのあとを追って、自由と美の国フィルモワール王国を目指す旅に同行することとなる。
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