毎日のクサーヴァとの会話は、特に目的もなくざっくばらんに進んでいった。

 アナンはクサーヴァに尋ねられるまま、学校のこと、長老による村の統治の仕組みのこと、そして村で一番大きな催しである慰霊祭のことなどを話した。農業の方法や、島でよく食べる料理のことなど、生活の細かいことまで話させられた。

 アナンはナルチスシティの進んだ文化と比べるべくもない島の生活のことをクサーヴァに対して話すのは、なんだか引け目を感じて心地良くはなかった。だが確かに、アナンはあの島の生活が好きだったのだ。アナンは島での生活を一つ一つ思い出して、それがどうしてそんなに素晴らしかったのか一生懸命説明しようとした。しかし、なぜか話せば話すほど、それがそんなに素晴らしいことだったのか、アナンには疑問がつきまとうようになった。アナンにとって、毎日の農作業は当たり前すぎるくらい普通の仕事だった。それは自然が人間に与えた最低限の仕事だと思っていた。そんな日々の暮らしの中では、稲が良く成長したときの喜びであるとか、雨続きで米が不作になりそうな不安であるとか、そういうことが自分の人生にとってとても大事なことだったのだ。

 あのときの気持ちは本物だったはずだ。だからこそ、アナンは少しでもその農作業がうまくいくようにと風車を作りたいと思っていたのだ。それが今はどうだろう。ナルチスシティで食べられる食料は全て、農業用ロボットがどんどん作ってくれる。一度それを知ってしまうと、アナンがあれほど大切に思えた島での日々が、まるで遠い夢の中の出来事のように思われるのだ。

 アナンは、それでも必死にゴルトムント島のことを話した。両親や弟、そして西三番区の近所の人たち、そしてクリスのことを。それからアナンが学校で習ったこと、カレルと一緒にいろんなモノを作ったことを。

 しかし、アナンにはどうしてもアンディが書いたあのノートのことは話せなかった。そして、それは必然的に、アナンがどうして島を離れたのか、その理由も話せないことになった。その話題は何度もクサーヴァから問い詰められた。クサーヴァにはどうしても、アナンが島で盗みなどをしてゴルトムント島に居られなくなったとは思えなかったのだ。その話題になるたびに、アナンは口をつぐみ「今はまだ言いたくない」と言って、それ以上語ろうとはしなかった。


 しかし、その一方、アナンはもう少しシミック教授や、アンディのことを知りたいと感じていた。ファーストビジターがどのような人たちなのか、たくさんの情報があるであろう、このナルチスシティで確かめたいと思っていたのである。

 アナンは度々、クサーヴァにファーストビジターのことを知りたいと聞いてみた。もちろんクサーヴァはゴルトムント島に関心があったから、島の成り立ちであるファーストビジターのことも良く知っている。

 その昔GSでゴルトムント島が見つかり、それがU大学のシミック研究室による壮大なプロジェクトの結果だったと判明したとき、ナルチスシティでは大きな反響があった。それ以来、U大学での過去の文献などをもとに、シミック教授の伝記やら、論文やらが出版されたりした。シミック教授が書いたと言われる『ゴルトムント島移住計画書』は、形式的には教授会でのプレゼンテーションのための事務的な体裁であったにもかかわらず、一つの思想書としてナルチスシティの人々に愛読される一冊となった。そこには、幾多の悲惨な戦争が結局科学技術を発展させてきたこと、紫の悪魔もまたそのような背景から生まれたこと、そしてそれらを生むほどになった文明を人々がコントロール出来なくなってしまった現状に対しての深い憂慮が書かれてあった。そして、それらを克服するために、より厳しい精神的な統制の中で健全な文明をもう一度再興すべきである、というシミック教授の提案が高らかに掲げられていた。

 ナルチスシティでこの本が愛読されているのは、この街においても機械やロボットなどによる自動化に根強い疑問を持つ人が一定の割合いるからであり、そのような人々が文明の時計の針を五千年戻して素朴な暮らしに戻ることに、大きな関心を寄せていたからに他ならない。一部ではシミック教授を教祖のように讃えるというような宗教がかった運動もあるらしいのだ。また、その運動からは、実際の農作業を体験しようという試みもあるが、参加者はそれほど多くはない。

 しかし、アナンが聞く限りは、ファーストビジターがゴルトムント島で犯した村人の大量殺人の話は一切なかった。ここナルチスシティでも、そのような事実は知られていなかったのである。それだけに、アナンが島を出ざるを得なかったのと同様、この街でも真実を明かせば大変反響があるはずである。そして、それがなおいっそうアナンに真実を隠させる気持ちにさせたのである。

 アナンはU大学に行ってみたいと考えた。

 アナンはクサーヴァにゴルトムント島の住人の祖先であるファーストビジターについてもっと知りたいと懇願した。そのために、U大学で彼らの文献を調べたいと頼んでみたのである。シミック教授に関する研究はこれまでもいろいろな人たちが行っており、いまさらU大学に行っても新しい事実を発見する事は難しいだろうと、クサーヴァはアナンを諌めようとした。しかし、タイミングの良いことに、その話をしている矢先、ニュースでU大学の五百年前の研究資料が発見されたという報道があったのだ。

 アナンはこのニュースに心がときめいた。もしかしたら、この中にシミック研究室に関する資料が見つかるかもしれない。そしてアンディや、マークや、ピーターたちが一体どんな人だったのか、その人となりを知る手がかりがあるかもしれない。それで、クサーヴァに対して、U大学に行ってこのことを調べたいとアナンは言い張ったのである。

 もちろん、スクリプトFの免除も持っていない、モッドでもないアナンには、U大学に入ることも出来なかったし、ましてや発見された資料を見せてもらうことなど不可能なことである。アナンにとっては頼みの綱はクサーヴァのみであった。

 クサーヴァにとっては、アナンを引き取った以上、ゴルトムント島に関する報告書を提出しなければならない。そのためには、アナンから聞き出したい事はまだたくさんある。だが、このままクサーヴァの家の中だけにずっと居ても、アナンには面白くないに違いない。そこで彼は自分に協力してもらう代わりに、多少アナンのわがままも聞いてやろうと思うようになっていた。

 クサーヴァは監視局長のピエールに了解をとった上で、U大学出身の友人に連絡を取った。そこで、生物学の研究、及び今回の研究資料発見に関わっている研究者ゼブリン・チャンを紹介してもらえることになった。クサーヴァは直接ゼブリンに連絡を取って、事の次第を説明すると、ゼブリンのほうでもアナンに大変興味を持っているらしく二つ返事で了解を得ることができたのである。

 アナンはU大学にゼブリンを尋ねることになった。ナルチスシティに来てから半月あまり経っていたが、アナンはモール街に出掛けた以外は、クサーヴァの家の近くをうろつくくらいしか歩き回ったことがなかった。ようやくそれ以外の場所にいけるということで、アナンは期待を膨らませた。

 U大学は、このナルチスシティの発祥の地でもあり、この世界の学問の中心地である。場所もほぼ街の中心部にあり、大学を城と例えるなら、ナルチスシティ全体は中世の城下町のような作りになっているとも言える。約束の日、アナンが乗る車は、環状線から街を縦横に走る大通りに入り、ほんの数分後にU大学の入り口に到着した。

 生物学科の研究棟まで行くと、ゼブリンが外でアナンを待っていた。ゼブリンとはすでにモニター越しに会話していたので、お互い顔は知っていた。彼は、ナルチスシティに住むモッドとは少しばかり雰囲気が違っていた。顔の彫りが浅く眉毛も少し薄い。顔だけ見るならば若干アジア人的な風貌をしている。しかし、他のモッド同様、背は二メートル近くあり、筋肉質の引き締まった身体をしている。今日は白衣を着ていたが、その逞しい体格のせいか、それとも白衣が少し小さいせいなのか、今にもボタンが千切れそうなほどぴちぴちに張ってみえた。

「やあ、アナン、よく来たな」

「はじめまして、ゼブリン」

 二人は握手を交わした。ゼブリンは力強くアナンの手を握ってきた。どこか冷静でよそよそしいナルチスシティの人たちと比べると、ゼブリンの仕草はとても大げさに思えた。そして握手したゼブリンのその手のひらからは、何かしら自分のエネルギーを全て吸い込まれそうな大きな力を覚えたのだ。

「まあ、まずは中に入ろうか」

 ゼブリンはアナンの背中を手で押しながら、研究棟の中に案内した。ゼブリンは事前にアナンをU大学生物学科のゲスト登録をしておいたので、アナンが研究棟の入り口のセンサーに指輪をかざすとドアは自動的に開いた。ゼブリンはまずアナンを彼の研究室に連れて行った。

「どうだい、せっかくだから、お互いの自己紹介をしようじゃないか」

 ゼブリンは気さくな感じでそう言ってきた。気が付くとアナンは、クサーヴァに話したことを、例えば自分がいたゴルトムント島の話や、家族の話、そして学校の話などをゼブリンに話していた。ゼブリンは大げさな相槌を打ちながら、真っ直ぐにアナンを見つめ聞いてくれた。そして、アナンが息つく暇もないくらい矢継ぎ早に質問をしてきたので、アナンはそれにひたすら答え続けなければならなかった。

 質問に答えるうちに、自分の父親のアーロンが長老に就任したこと、それによって友人の父であるザハールが長老になれなかったことなども話す羽目になってしまった。そしてクリスと婚約したことも。外部からみればどうでも良いように見える話でも、ゼブリンは懸命に聞いてくれる。そして、一つ一つの話に、まるで自分の身に降りかかったことのように「それは大変だったね」とか「はは、ざまあみろだな」などと反応してくれた。ゼブリンの相槌は、アナンの言葉をさらに引き出していった。

 ゼブリンのことも知りたいと思ったアナンは、何とかタイミングを見計らって、ようやくこう切り出した。

「ゼブリン、僕のことばかりでなくて、あなたのことも話してくださいよ。ゼブリンはここで何の研究をしているんですか?」

「ああ、俺かい。そうだなあ、一言で言えば細菌の研究だ」

「──細菌?」

 細菌といえば、アナンには紫の悪魔のことしか頭に思い浮かばない。世界の全てを変えるきっかけは紫の悪魔だった。ゴルトムント島も、このナルチスシティも紫の悪魔がなければ生まれなかっただろう。

「紫の悪魔と言いたいんだろう、アナン。君が知っている細菌といえばそんなところだろうからね。もちろん、紫の悪魔もこの研究室に置いてあるぜ。もっとも勝手に取り出そうとしようものならセキュリティシステムが作動して、あっという間にお縄になっちまうがね」

「紫の悪魔もこの研究室の中に……」

 アナンにはもちろんどんな方法で細菌が保管されているか知る由もなかったが、こんなところに平然と紫の悪魔が置かれているなど想像もしていなかった。

「そうだ。だが、もちろんこの細菌をばら撒いたってモッドは死なないよ。モッドはそのために遺伝子操作して作られたんだからな」

「やめてくださいよ。僕は死んじまう」

「はは、ばら撒くわけ無いだろ」

「で、ゼブリンは紫の悪魔の研究をしているんですか?」

「まさか。置いてあるだけだよ。細菌といったって人の命を奪うような悪玉ばかりじゃない。中には、人間の体内に生息し、人間の身体を守る善玉の細菌だっているんだ。俺はどちらかというと、その善玉細菌を作っているんだ。細菌の遺伝子組み換えなどで品種改良を行い、マウスなどを使って実験するわけさ」

「善玉の細菌? 想像がつかないなあ」

「細菌というやつは目には見えないからな。しかし、アナンは考えたこともないと思うが、実際世の中は細菌だらけだ。いま、この俺の手のひらにだって何かの細菌はいる。世の中の様々な現象に細菌が関わっている。こいつらをもっともっとうまく使いこなせば、世の中はまだ便利になるだろう」

「細菌を使って便利になるんですか?」

「そうだ。細菌を使えば人間の内側から人間の可能性をさらに変えることだってできる」

「細菌で一体何を?」

「そうだなあ……。例えば、細菌の研究だってスクリプトFと無縁じゃない。最近は、磁界に反応するような細菌を作ることも可能になった。やりようによっちゃ、スクリプトFで体内の細菌を操作できるかもしれない。

 具体例を挙げてみようか。ある細菌を含んだ薬を飲むとするだろう。体に吸収されたところ後で、身体に磁界をかけてこの細菌を操作するのさ。ひとところに集めたり、薄く広げたりして、その場所に特定の薬物を放出できたら、手術しなくたって病気を治せるかもしれない。いや、細菌が勝手に手術をしてくれるという言い方が正しいかな。そんな研究もされているよ。実は隣の研究室だけどね」

 ナルチスシティの最先端の研究など想像もつかないアナンには、ただ無言で相槌を打つしかない。リニアネットやロボットのような電子・機械技術以外でも、モッド社会は飽くなき発展を続けているのだ。それにU大学の中でも、生物学科での研究は花形だ。この生物学科はモッド発祥の場所でもあるわけで、この研究棟も大学の中で、ひときわ立派で広いようにアナンには感じられる。

「ところで、ゼブリンは、その、細菌研究の他に何かやったりしないんですか。芸術とかそういう活動とか……」

「芸術かい。君はこれまでずっとクサーヴァの傍にいたんだったな。だが、彼を基準にモノを考えちゃいけないぜ。俺は芸術家なんかじゃない。映画を見たり音楽を聞いたりするのは好きだけどね。──そうそう、俺は結構クサーヴァの映画好きなんだよ。何と言うのかな、波長が合うんだなあ。今回アナンの件を引き受けたのは、間接的だけど彼からのお願いだったってこともある」

「クサーヴァってそんなに有名?」

「もちろん、好みは人それぞれだがね。基本的にクサーヴァの作品は健康的だし、生命力に満ち溢れている。そういう自然の本来の力を信じる人が、彼の作品を好むだろうな。ただ、ナルチスシティで一般ウケするのはもっと退廃的で観念的な作品さ。たまにわざと難解に作って注目を浴びる連中もいるが、そういうのは芸術のための芸術であって、俺たちが楽しむためのものじゃないと思う。まあ、そんな俺の考え方はこの街じゃ少数派だけどね」

 ゼブリンは思い出したように続けて話し出した。

「──あ、そうそう、細菌研究の他に、セキュリティシステムの開発ってのがあったな。俺は根っからの研究好きなんだ。専門は細菌の他に、もう一つ、セキュリティシステムのアルゴリズムの研究もやっている。アルゴリズムの方は、リニアネットの管理とも関係してるから、街のボランティアの仕事とも言えるかもな。要するに、リニアネットを使って不正アクセスが行われないような方法を考えたり、不正アクセスをした連中を探し出すような仕組みを考えて、それを定期的にアップデートしてるんだ。モッドの世界でも不正アクセスをする輩はいる。こいつらとの狐の化かし合いをしているわけだ」

 アナンにとって、このゼブリンもまた、二足以上のわらじを履いているこのナルチスシティの典型的な人間のように思えた。

 リニアネットがこの街を成り立たせている重要なインフラの一つなのだから、当然このネットを管理し、維持し、そして絶えず改良している人たちがいるわけだ。そして、このゼブリンは、セキュリティシステムという方面でこのリニアネットの維持に従事していたのだった。しかし、ゼブリンがこの街のセキュリティシステムを考えているのだとすれば、その弱点もまた知っているはずだ。ゼブリンのセキュリティシステムを一番簡単に破れるのは、ゼブリン自身じゃないだろうかと、アナンはほんの少し思った。


 お互いの話をしただけで一時間が経ってしまった。

 アナンは改めてファーストビジターについて、いろいろなことを知りたくてU大学に来たことを告げた。シミック教授に関する著作は、すでに何冊かある事は知っているし、アナンは既にそのうちの数冊に目を通していた。しかし、その中にはシミック教授以外のファーストビジターに関する内容は皆無だった。

 アナンはそのことについてゼブリンに聞いてみた。確かにナルチスシティの人たちのこの件に関する興味はシミック教授の思想に限られており、シミック研究室のその他の人々に関する内容はこれまで調べられたことがないのだそうだ。先日発見された研究資料は、紫の悪魔で人々が死に絶えた後、生き延びた最初のモッド達が散乱する研究室内の資料を集め、倉庫に保管していたものだという。これらの資料の大半はすでにその存在を知られていたが、そのうちのいくらかの残りが先日発見されたらしい。ちょうどその発見された資料が生物学科を中心にした物だということもあって、若手研究員であるゼブリンともう数人にその整理役の白羽の矢が立ったというわけである。

 先日、発見した資料に関しては現在調査中で近いうちに目録を作るので、もう少し待って欲しいとゼブリンに言われた。その代わり、すでにU大学の資料室内にある生物学科の資料を探したらどうかと提案された。それでアナンは、まずU大学の資料目録からアナンの見たいものがあるか検索する作業を始めることにした。

 アナンがクサーヴァから与えられた限定仕様のエージェントではなかなかきめ細かい検索作業が出来なかったので、結局検索作業そのものもゼブリンの全面的な協力が必要になってしまった。

 一時間あまり検索に費やして、シミック研究室に関わる資料を全部で十八点探すことができた。そのうち十五点はシミック教授自身の論文や、すでに出版されているいくつかの書類であった。残り三点はブラウン助教授の論文が二つ、二〇一五年のシミック研究室の収支報告と二○一六年の予算計画書であった。残念ながらアナンが望むような資料は一つとして見つからなかった。

 ゼブリンは、研究室全体でゴルトムント島に移住する際、資料などを整理してしまったのではないかと推理した。確かに、その可能性はあるかもしれない。もともと、シミック研究室のゴルトムント島移住計画は秘密裏に行われた。従って、いま残っている資料には、移住計画に関してはほんの数点にしか記録が残されていないのである。むしろあるとすれば、ゴルトムント島に何らかの資料があるのではないかとゼブリンは言った。

 アナンはアンディの日記の冒頭に、シミック教授が記録を付けることを禁ずる、と書いてあったのを思い出した。恐らく、それまで人類が得ていたあらゆる知識を絶つためにそのような指示を出したのだろう。とすれば、研究室の資料だってゴルトムント島にわざわざ持ってくるなどということはしなかったのではないだろうか。

 アナンは少々残念な面持ちで、その日はU大学を後にすることにした。新資料の目録が完成したら再びアナンに来るようにゼブリンは言ってくれた。ひとまず、ゼブリンのその報告を待つしかないとアナンは思った。

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