第50話文化祭準備
俺たちは今文化祭の準備をしているところだ。うちのクラスはメイド喫茶なので男子はほとんど裏方の役なので準備が多い。
「樹一緒に買い出し行こ」
「あぁいいぞなに買うんだ?」
「メイド服に付ける物をね少しくらい加工した方が可愛いと思うからね」
なるほど確かにそうだな至って普通より少しアレンジを加えた方がより可愛いく見えるしな
俺と夏実は近くのショッピングモールに来ていた
「あ!これなんかどうかな?」
「お、いいんじゃないかスカートのところに付けたら」
そんなこんなで買い出しは1時間くらいで終わった。
「樹まだ時間あるしどっか寄ってかない?」
ッ!これは恋愛物のラノベでよくあるシチュじゃないか?
「行くって言ってもどこ行くんだ?」
「あそこにある喫茶店でも行こうよ最近できたってクラスの子が言ってたしさ」
「よしそうと決まれば行こうか喉も渇いたし」
カランカラン
「いらっしゃいませー2名様でよろしいでしょうか」
「はい」
「ではこちらに」
俺と夏実は2人用のテーブル席に案内された
「樹はなに飲む?」
「俺はなー……カフェオレでいいかな」
「じゃー私も一緒にしよ」
ピーンポーン
「ご注文はお決まりでしょうか」
「カフェオレ2つで」
「かしこまりました少々お待ちください」
それにしてもこの店静かでいいな今度からここにしようかな
カランカラン
ドアが開く音を聞いた俺は不意にドアの方を見た。
ッ!そこには綾乃と夏樹ちゃんと2人の女子がいた。前言撤回もう二度とここには来ません。
「どうしたら……」
「樹?どうしたの?」
「あぁすまない…少し考え事をな」
誰かこの状況を打破する方法を教えてくれませか?
「4名様ですねこちらへどうぞ」
は?なんでこっちに連れてくるんだよ!神はどれだけ俺に試練を与えるんだよ!クソ!!
「あれお兄ちゃん?なんでここに…………どういうこと?」
あっさりバレてしまった
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