第28話祭り当日

お祭り当日俺は今待ち合わせ場所に待っている。

やはり男たるもの幼馴染でも10分前には着かないとな。



「お待たせ〜ごめんね何も着て行こうか迷ってさ」


「あぁ大丈夫だよ俺もついさっき来たばっかだしそれじゃー行こうか」


「うん!」


「なにする?ここのお祭り無駄にでかいからなーこれというのを決めときたい」


「じゃー最初にりんご飴買おうよ!樹も好きでしょ?」


「あぁ!そうしよう!」


因みに俺はりんご飴が大好きだ正直りんご飴の無いお祭りはお祭りとは呼べないと思うくらい好きである



「美味しいねりんご飴」


「あぁ、やっぱ久しぶりに食べると一段と美味しく感じる!」


「じゃーさ次は射的とかしない?勝負しようよ」


「お!やるのか?昔俺と勝負して惨敗して泣いてたのはどこのどちらかな?」


「言わないで!!せっかく忘れてたのにーー」


やっぱ夏実と一緒だと楽しいな何かこう気を使わなくていいしなー


「ほら樹!やるよ」


「分かってるよ!勝った方は敗者に何でもお願いできるな!」


「いいの!」ボソ「じゃーコソコソじゃなくても樹とヤレる!」


「なんか言ったか?」


「なんでも無いよ!やる気出てきたーー!」


この時の俺は知らないまさか夏実があんな事をしてくるなんて…………これ言っちゃったら俺負けって言ってるようなもんじゃ無いか?…



「勝ったーーー!!」


「そんな、俺が負けた…」


ほらね?そうなったよ


「じゃーなんでもお願い聞いてくれるんだよね?」


「……あぁ」


「じゃーあっち行こ?ここじゃ言いにくいし」


俺は人気のない山の中に連れてこられた


「こんなとこまで来たら道分からなくなるだろ?ここでいいだろ」


「そうだねじゃー言うよ?」






「樹!………私とその……エッチ…しよ?」

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