第16話その頃

「お兄ちゃん行ったね」


「行ったね」



私たちは、知っているお兄ちゃんがあの女とプールに行くということを。まず私たちがあの女のラインを残すようなヘマ入ってしないって思わなかったのかな。



「行くよ、夏樹!」


「現場を押さえて逃げられないようにしてあげるよ樹君♡」



そして、お兄ちゃんのあとを追う。



「やっぱり、あの女と会っているんだねお兄ちゃんなんで裏切るの?私たちにそんな魅力がないの?お兄ちゃん」



「あ!あの女!!あんなに樹君と密着して許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」



あ、あれ?お兄ちゃんは?辺りを見回す、 あ、いた!



「夏樹!お兄ちゃん移動するから行くよ!」






そして、現在に至る

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る