第14話

「綾乃、夏樹ちゃん今週の日曜日友達とどこかいっていいか?」


まぁー、こんな直球に言っても許可してくれなそうだけど物は試しだ。


「いいよ、お兄ちゃん」


「ッ!!行っていいのか?」


「いいよー、だってもう私たちを裏切らないよね?」


「も、もちろんだとも可愛い妹と夏樹ちゃんを裏切るなんて」


「だよねーー、次はないかなねー」



笑顔で言ってるけど目、死んでますよ!!


とりあえず許可は得られたようだった。

許可が出るとは思っていなかったので半ば諦めていたけどうまくいってよかった!


「とりあえずどこに行こうかー」

ここは、映画か、遊園地、プールもありだな


樹:ミサちゃん日曜だけどプールはダメかな?


ミサ:いいですね!今年は、特に暑いのでね


樹:それじゃ日曜日駅の近くの時計台の所で9時くらいでいいかな?


ミサ:りょ、了解です!



多分めっちゃ楽しみにしてるんだろうなーすぐに日曜が来た。よし!!青春するぞ!!!

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