高校2年生になった俺
進級して俺は2年生になった。
周りにも変化は色々あった。
まず、辞めていった人も数人いたり、単位が足りなくて留年した奴が2人居た。
そして、俺にも変化はあった。
同学年で、同じクラスの俺より2つ年が離れた入学した当初は18歳で現在19歳のラーメン屋でバイトをしている可愛い彼女が出来た。
彼女は元々、中学時代までいじめられていたらしく、不登校になり家で引きごもりがちだったらしいが、自分を変えたいと決心して17歳の時に定時制高校に通おうと決心したらしい。
俺はそんな彼女を凄いと思った。
他にも、歳上の友達も出来て仕事と学校が休日の時は一緒に食事もしたりした。
彼女ができた事により、俺は仕事の方も前よりも調子がかなり良くなり、充実した毎日を送っていた。
だが、それも長くは続かなかった。
ある日、幼稚園時代からの幼なじみ友達の一人がバイク事故で亡くなってしまったのだ。
俺はその日、あまりのショックで誰とも話が出来なかった。
次の日の夜、俺は仕事が終わった後学校を休み、一回家に帰って身支度を整え、喪服を着た後、通夜に参列し、友達の遺影を見て顔面がグチャグチャになるぐらい泣きじゃくった。
帰る時には、目が真っ赤になってた。
俺一人だけ来て良かったと安堵もした。
だが、あまりのショックがデカすぎて、俺は仕事は出てたが数日、学校を休んだ。
そんなある日の夜、彼女が俺を遊びに誘った。
実は、彼女は俺の幼なじみと知り合いだったらしく、通夜があったその日彼女も学校を休み、参列していたらしく、泣きじゃくってる俺を見て思わず泣いてしまっていたらしい。
んで、気分転換にゲーセンに連れ出し、一緒に音楽ゲームとかをやって遊んだ。
元々、俺も高校に通う前は休日ゲーセンに通い全国ランキングに名前が乗るぐらいの実力が付くまでやり込んでいたが、高校に通い始めてから辞めてしまっていた。
久々にやったゲームは多少腕は衰えては居たが、楽しかったのと彼女も楽しめたみたいで良かった。
その後、俺の車で彼女はその友達が生前、俺が高校に通い始めたことに関して喜んでいたのと、無事に卒業出来るといいなぁって言ってた事を俺に伝えた。
俺は思わず涙を流した。
その後、彼女は「運転代わるよ」と言ってくれたから俺は助手席へ移動し、彼女が運転する俺の車の中で熱式タバコを1本吸ってその後、とある建物に行き、彼女と一夜を共に過ごした。
外は雨が降っていた。
次の日、俺はたまたま有給を取っていて仕事が休みだったのとしゃり無理彼女も休みを入れてくれてたから、少し遠出をした後そのまま登校した。
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