S20 柊愁の風雲冬泉コーポレーション 11月11日

――隣町 冬泉コーポレーション:玄関――


▶細長いビルですね。田舎だから余計に目立ちます。喫茶店チェーン:黄金の夢の親会社のようで、基本はオンラインゲームの運営を基本事業にしているようですね。


もみじ「ということで、社長さんらしいので社長室で問い質せばいいでしょう。何故かロビーで既に悪鬼が出てるからそれ経由でね」


桃風香「ながーい!」

プロティン「ハッハーwようこそおいでませって感じだよねぇw」

彼岸「話が早過ぎません?」


もみじ「ごちゃごちゃした庶務をやりたいとおっしゃるんですか」


桔梗「つっこんで倒す。こっちのほうがわかりやすいですね」

棗「クレーン車でドーンとか出来んのか」

ことり「他の社員さんもいるのでは……?」

このは「悪鬼無視して普通に入ってっちゃダメなんですかね?」


もみじ「いくら暴れても問題ない悪鬼と、暴れたら前科がつく現実。どっちのほうが楽かは一目瞭然よね」


彼岸 「私の場合前科は死活問題なので勘弁願いたいですね……」

棗「まぁあの喫茶店に行ってもだ。おとなしくお邪魔しに行くか」

プロティン「先生のそういうところ、好きだぞっ☆」

桔梗「おとなしくさせてもらえますかね?私はおとなしくするつもりなんてサラサラないですけど」

彼岸「し、死なないように頑張りましょうか……」


もみじ「私は学校サボりしたことりくんとか桔梗くんとか以外を車で連れてくるから、先行っといてくれる?」


桔梗「サボりだなんて酷い。やむにやまれぬ事情があったかもしれないじゃないですか?」

ことり「まったくもう、学校をサボるなんてそんな悪いことするわけないじゃないですかー人聞きの悪い」


もみじ「白々しい……彩音とかは後で連れてくるから」


このは「もみじさんがいてくれたらサクッとかたがつきそうなものなんですけど~」


もみじ「車運転出来る人が他にいればそれでもよかったんだけどね……。私一人よりそれなりに強い人間一杯の方が強くてね……はぁ」


桔梗「ここでグダグダしててもあれですね。では……行きます!」


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


▶誰もいません。どうやらもともと今日は定休日らしい。なんてホワイトなんだと思いました。

扉にそれぞれ、14個の白い悪鬼が発生していますね。

悪鬼の近くに、『ようこそおいでませ』と、ローマ文字で1~14と書かれています


棗「それに比べ俺らは何てブラックなんだ」

プロティン「命の保証さえ無いからねぇw」

桃風香「けど楽しいよ!」

桔梗「働かなきゃ死にますし、頑張って働きましょう」


ことり「ああ……もふかちゃんは既に洗脳に掛かって……」


彼岸 「何もなけれ……、あったぁ……」

このは「恨み言はそのまま相手の社長にぶつければいいんですよ」

桔梗「あの扉に入ってみろって感じですか」

桔梗「――1か8。どちらかを選ぶのであれば、やっぱり1ですよね。」

棗「んじゃ招待されるとするか」

プロティン「桔梗ちゃんの決めた事なんだからこれが正解に決まってるさぁハッハー!」

桔梗「今回の場合、正解ほど危険なきもしますけどね。では、いきますよ!」

彼岸「一体何が出るのか……」


――Ⅰの扉:○×クイズ――


▶中に入るとドンドンパフパフと大仰な音が流れた後、白いジェット噴射が出てきて、紙吹雪が出てきますね。その先には大きく○と×が書かれた壁がありました。体当りすれば割れそうですね


ことり「えぇ……」


彼岸「えぇ……?」

プロティン「判らないはずだけど、どこか懐かしい雰囲気ってのはこういうのかなぁw」

このは「なんか始まりましたね……?」

桔梗「あぁなるほど。ネットでみたことがあります。間違った方に行くとドロ沼に落ちるやつですね。こんなの混ぜるなんて趣味が悪い」

桃風香 「楽しそうー!」

彼岸「泥沼で済めばいいんですが……」

棗「毒沼かもしれんな」

プロティン「へぇ!面白そうじゃないかぁwとってもワクワクしてきたよぉ!」


ことり「クラスタ沼かも……」


Q,ポケットモンスタールビー・サファイアが発売された日付は11月11日より後である。 ○か×か


桔梗 「そんなの知りませんよ!」


ことり「つまり完全な運ゲー……!!」


桔梗「あぁ、もうやけくそです!○です!○に行きます!」

プロティン「そーれみんな桔梗ちゃんに続けー!」


▶桔梗が顔から壁に突っ込み、ふかふかのマットレスにぽふんと落ちます。その後ろからずらずらとのしかかってきて、潰れそうになっていますね。隣には熱々で火傷しそうな程の熱湯がなみなみと注がれています


桔梗「ふ、ふふ。やっぱ勘って大事ですね……」

彼岸「――エグい……」


ことり「うっわ……」


プロティン「ハッハハー!」

このは「わざわざ問題作って舞台もセットしたんだなって考えたらちょっと面白くないですか?」

棗「涙ぐましいな、感動的だ」

プロティン「だが、無意味だ」

桃風香「このはちゃん辛口だ」

このは「えぇ……。ただ普通に面白いって思っただけですよ~」


▶普通に戻ることが出来るようですね。これが白い悪鬼の特徴なんだなと感じました


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


彼岸「――とりあえず順番に潰していきましょうか?」

桔梗「虱潰しですか。何があるか事前にわかれば楽なんですけど……」

彼岸「何もなさそうですからね……。まあ、行きましょうか」


――Ⅱの扉:漢字連想クイズ――


▶入った途端、彼岸だけ別のところに落とされます。それ以外の人は回答者席に移され、花映塚の霊夢の絵が画面に表示されています。一文字だけのフリップを彼岸に見せて当てればいいようです。


彼岸「ひぇっ……わーーーー!?」


▶トランポリンのようにバネで飛び上がり、回答者席に座らされ、フリップ以外見えない状況にされます


桔梗「えーっと……一文字ですよね。それじゃあ『紅』」

棗「なるほどな。『巫』」

北森「じゃあ『白』!」

綾瀬「よーしそれなら『主』!」

プロティン「やっぱこれじゃないかなぁ『脇』」

秋月「『人』ですね~」


彼岸「………【博麗霊夢】?」


▶彼岸がボソッと答えると、白い悪鬼が出てきて戻ることが出来ました


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


彼岸「ふっ、危うく緊張で吐くところでしたね……」

棗「こういう形もあるんだな」

プロティン 「面白いじゃないかぁw彼岸……ちゃん?怪我は無いかぁい??」

このは「なにしに来てるんでしたっけ……」

桔梗「これが何度も続くようなら、時間稼ぎされてるとも考えられますよね。無事進んでいるとはいえ若干苛つきます」


ことり「ふ、やはり3の扉か……私が先行しよう」


桔梗「もしかしたら、この扉の中でやってしまえば完全犯罪も可能なのではないでしょうか。どう思いますか?先輩」


ことり「何をするかは聞かないけど私には害のないようにお願いします……」


――Ⅲの扉:長文クイズ――


▶学校の教室のようなセットですね。気づけば懐かしい椅子に座らされています。黒板に少しずつ文字が浮かび上がってきますね


Q,東京から札幌へ、札幌から東京へトラックがそれぞれ500台ずつ同時に出発しました。これらのトラックがすれ違う場所はどこでしょうか?


ことり「道路です!!!!」


▶バラエティで聞こえたブブーの音が聞こえた後、教室のセットごとガバっと下に開き、下の熱湯に落とされます。マジで熱く、泣くほどです。セットの外側にわざわざ氷まで用意されています

 軽減不可固定29ダメージ


▶黒板には文字が切り替わっており、

『500台ずつ、要は1000台がすれ違う。仙台すれ違う。よって答えは仙台市』

と書かれています


ことり「阿鼻叫喚の灼熱地獄……」


プロティン「ハハハハハーーー!!!これ知ってる入ってる間の時間だけ宣伝できる奴だー!」

棗「言ってる場合か……」

桃風香「仙台ってどこ……?」

彼岸「あっつぅ……!」

桔梗「あそこまで熱くなければ、先輩の上にうまいこと倒れ込んで……」


ことり「すまぬ……、すまぬ……。私は上から都道府県言えるかも怪しいくらい社会ダメなのじゃあ……」


このは「しっかりしてくださいよ家庭教師さん」


ことり「ちゃうねん教えるのと覚えてるのとでは全然ちゃうねん……。許して……許して……」


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


彼岸「酷い目に遭いました……。もう少し考えて回答した方がよさそうですね……」

棗「熱湯で頭が冷えるってのも変な話だがな……」


ことり「面目ない……」


プロティン「でもさーw熱湯でよかったって思うと少し楽にならなぁい?酸とかだったらそれこそ死んじゃうよぉwじゃあ次はその流れでシの扉!行ってみよっかぁ!」


ことり「縁起が悪い」


桔梗「死の扉ですか」

彼岸「言い方が……」


――Ⅳの扉:ファイブボンバー――


▶何処かのテレビで見たようなセットに全員並んで気づけば立っていました。後ろには本物の爆弾が導火線と一緒に燃えているのがわかりますが、強化ガラスで触ることもできそうにないですね。そのうち、男の人の声と、目の前に大きく自分たちが写っている画面のテロップが表示されます


Q,では、日本プロ野球に存在したチーム。14球団答えろ。


桔梗「福岡ダイエーホークス」

彼岸「中日ドラゴンズ」

ことり「ええと、楽天?」

プロティン「近鉄バッファローズ?」

棗「オリックスブルーウェーブ」

このは「東洋カープ」

桃風香「巨人!」


桃風香「えーっと…………?」

桃風香「あ、阪神」

このは「横浜ベイスターズ」

棗「大洋ホエールズ」


▶ことりがうーんうーんと唸っている後ろで爆弾が爆発しました。爆発の影響で、大岩がゴロゴロとこちら側に転がってきます

▶テロップには

『他に、ロッテマリーンズ、オリックスバファローズ、ヤクルトスワローズ、ユニオンズなど』

と書かれていますね


桔梗「ああもう!12球団しかないところに14答えろとかこんなの無理じゃないですかぁ!」

棗「普通に時間切れだな……」


ことり「そもそもやきうは専門外です!!!」


彼岸「14もありましたっけ……?巨人と阪神と中日ぐらいしか記憶に……」

このは「今あるのくらいわかるつもりでも、なかなか出てこないものですね~」

桃風香「みんなごめーん!あばっ!」


▶全員大岩に轢き潰されて、全身に打撲や裂傷痕ができます。最後までレイピアなどで食い止めていたこのはが轢かれて、ボロボロになって命からがら戻ってきます

 軽減不可固定31ダメージ


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


プロティン「おー……、生きてるもんだねぇw」


ことり「ギャグ漫画悪鬼じゃなければ即死だった……」


桔梗「無事な分さっきよりマシですけど、これどんどん難易度上がっていきそうですよね」

棗「時間に追われるときついな。まぁ全員無事だったが」

桃風香「生きててよかったー!」


ことり「ほんと生きてるって素晴らしい」


このは「えっギャグ漫画だったんですかここ?」

棗「ギャグ漫画じゃなけりゃもっと火力があるはずだ。5の扉に行くとしよう」

彼岸「――――意地の悪い問題が出ないことを祈りましょうか」


ことり「自分で言ってなんだけどみんな現実逃避してる……」


――Ⅴの扉:○×クイズ――


▶先ほど見たセットが再び出てきます。○と×が書かれた壁があるセットですね


Q,本日、11月11日は、居酒屋の日である。 ○か×か。


プロティン「考えるより直感が大事な問題だぁw」

棗「×で」

プロティン「そぉれ飛び込めー!」


▶プロティンがジャンピングプレスのように飛び込むと、水にドボンと浸かりました。隣をよく見ると熱湯ではなく油が敷かれていますね。更に正解の音も溜めてからピンポーンとなり、心臓に悪いです


『11月11日は立ち飲みの日です。1111が人が立ち飲みしてるように見えるからですね』


彼岸「心臓に悪い……」

桔梗「ほんと、この解答までの間が怖いですね……」

棗「割と怖い問題だったな……」

このは「じゃあ立ち食いそばとかも今日だったりするんですかね?」

プロティン「国が公認した日じゃなけりゃ何とでも言いようがあるよねぇw」

桃風香「今日はポッキーの日だよね!」


ことり「花言葉も正確に決まってないって話も聞きますし、言ったもん勝ちみたいなところはありそう」


――ⅩⅢの扉:ファイブボンバー――


▶こちらも先程見たのと同じセットですね。ただし、先程より早いペースで導火線が消えていっています


Q,では、犬の犬種の名前、14個答えろ


桔梗「ヨークシャーテリア」

彼岸「チワワ」

ことり「ゴーーーールデンレトリバー!」

プロティン「野良コーギー」

棗「チーム……、じゃなくてドーベルマン」

このは「まるちーず」

桃風香「柴犬!」


桃風香「土佐犬!」

ことり「サモエド」

棗「秋田犬」

プロティン「グレートデーン」

ことり 「だっくすふんど!!!」

彼岸「ポメラニアン」

桔梗「トイプードル」


▶少し時間が経ってから、ピンポーンという音がなります。前方にあるテロップには、

『他にはラブラドール・レトリバー ミドルプードル ボルゾイ ブルドッグ パグ など』

と書かれています


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


彼岸「――ふう。危うくプレッシャーで吐くところでしたね……」


ことり「やったぜ」


このは「簡単な方でしたかね?よかったよかった~」

棗「日本の犬もありなんだな。助かった」

桔梗「こ、これ最後はすっごく精神的につらいですね。危うくど忘れで時間オーバーするところでした……」

プロティン「東京なんとかパークって奴みたいだなぁw」

棗「次で半分か。先は長いな」

彼岸「段々帰りたくなってきましたね」

棗「14は多いな。そうじゃないと時間が余るんだが」

桃風香「じゃあボクも7に行くと思わせて14!」


――ⅩⅣの扉:漢字連想クイズ――


▶桃風香が彼岸のようにボッシュートされます。回答者席には、『初音ミク』が表示されていますね。彼岸よりも早く、トランポリンで桃風香が戻ってきました


プロティン「あぁ!モフカちゃん!!!大丈夫かぁい!?」

桔梗「ああ、また落とされて……。果たして無事なんですかね、あの底に落ちて」

棗「まぁさっきも戻ってきたし死にはしないだろう。多分」

桔梗「『葱』」

このは「『歌』」

ことり「じゃあ『機』」

棗「『姫』」

彼岸「え、えーっと……、じゃあ『緑』」

プロティン「うぅん……、『弐』?」


桃風香「うーん……、ミクちゃん!」


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


桃風香「着地!」

桔梗「ちょっとずつ慣れてきた気がします……。いや、けど今日はクイズをしにきたわけじゃないんだ……」

彼岸「――ぷ、プレッシャーで吐き……、吐きそうですね……」

プロティン「それじゃあ後半戦スタート!かなぁ??」

桔梗「えーっと……、途中まで順番だったけど何人かはそうじゃなくて……?何処がまだでしたっけ?」

このは「全部いかなきゃだめなんですかねぇ?」

桃風香「全部行こー!」

桔梗「きっと何処に行ってもいっしょですよね……?飛びますけど8行きます。自分の勘を信じます」


――Ⅷの扉:長文クイズ――


▶再び学校のセットに座らされていました。黒板に文字が浮かび上がってきますね


Q,女+心+放+又+泊=?


桔梗 「激……ってちょうど時間切れとか、まさしく今の私じゃないですか!ああもう!」


▶桔梗が答えた瞬間にブブーと音がなり、セットの奥からドラゴンがのしのしと歩いてきますね。檻の外から炎を噴かれ、熱すぎて感覚を失った頃思い出したかのように喉が死ぬほど痛くなります。燃やされるのが終わると、なんとかほうぼうの体で戻ります

 軽減不可固定62ダメージ


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


棗「あちちちっ」


ことり「あっっっっつい!!」

ことり「熱湯よりやばい」


桔梗「後半のほうが罰ゲームの難易度高い気がします……」

このは「そりゃあ、進むほど楽になることってないんじゃないでしょうか」

プロティン「ハッハハーw凝った罰ゲーム演出だねぇw」

彼岸「ぐ、ぐ……。流石にキツい……」


▶桃風香 ヒーリングバレット

▶このは サンクチュアリ

 30回復


桃風香「ばーん!」

彼岸 「た、助かりました……」

桃風香「弾は……、あと1発だ!」

プロティン 「お!こいつは凄いなぁ!これならどんな罰ゲームも楽勝だねぇ!」

彼岸「受けないのが一番いいんですけれどね」

プロティン「シックスッ」


――Ⅵの扉:漢字連想クイズ――


▶入ると案の定このはちゃんが落ちます。回答者席には『ニワトリ』が表示されていますね。


このは「ひゃあ~~」


プロティン「あぁ!このはちゃんが消えた!」

棗「『朝』」

桔梗「『鳴』」

プロティン「んーー……『卵』!」

彼岸「えー『冠』」

ことり「『騒』……?」

桃風香「んー……。『肉』!」


秋月「ニワトリ!ですか?」


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


彼岸「なんとかなりましたね…」

桔梗「あともう少し……」

プロティン「CMの後もまだまだ続きます!ってとこぐらいかなぁw」

桃風香「このはちゃん大丈夫だったー?」

このは「はい~、何ともありませんでしたよ」


ことり「よーしじゃあ次はーーー、これ!!」


――Ⅹの扉:○×クイズ――


▶やはり壁に○×のセットが出てきますね


Q,瞬間接着剤は、漁業用に開発された。 ○か?か。


ことり「えっと×で!!」


▶ことりが腕を十字にクロスさせて飛び込むと、ふかふかのベッドでした。隣は棘だらけで刺さると死にそうな感じですね。

『本来はベトナム戦争で兵士の傷を癒やすために開発されました』


――ⅩⅠの扉:ファイブボンバー――


▶更に他の場所に入ると、今度は爆弾の大きさが2倍ほどになっていますね。爆発させるとやばそうです


Q,漢字の「一」から始まる四字熟語。14個答えろ。


桔梗「一気貫通」

彼岸「一喜一憂」

ことり「一言一句!」

プロティン「一夫多妻」

棗「一意専心」

このは「一切合切」

桃風香「一期一会」


桃風香「いちご美味しい!!」

桃風香「一一一一!」

桃風香「一石二鳥」

このは「一念発起」

棗「一切合財」

プロティン「一所懸命……」

ことり「い……、一日千秋とか……」

彼岸「一言居士」

桔梗「一流企業」


▶身長より高い爆弾はギリギリで止まりました。テロップには、

『他には 一日一善 一挙一動 一国一城 一長一短 など』

と書かれていますね


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


桔梗「よし、よし……。別に難しい意味がなくても正解にさえなればいいんです……」

彼岸「やりましたね………おろろろろ」

棗「慣れてきたな」

プロティン「緊張するねぇw」

桃風香 「いちご美味しい」

棗「残りは3つか。じゃあ12に行こう」


――ⅩⅡの扉:長文クイズ――


▶やはり学校のセットに座らされていました。黒板に文字が浮かび上がってきます


Q,医者が調べたいものは? 土÷血 


棗「筆算!!」 

プロティン「血圧でしょ!」


▶黒板に『おめでとう!すごいね!』と浮かび上がってきます。下に解説として、『割り算の筆算の形にすると、血厂土 になりますね。そのまま読んで血圧になります』

と書かれています


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


彼岸「――そのボケ一つで死にそうな目に遭ったかと思うと……」

棗「いや答えが分からなくて筆算にでもするのか?と声に出てしまった……」

桔梗「けど、ナイスファインプレーです」

プロティン「解答欄には式じゃなくて答えを書かないといけないからねぇw」

棗「数学ってそういうところめんどくさいよな」

プロティン「先生これはどちらかというと算数じゃないかなぁw」

彼岸「ま、まあなんとかなったのでいいでしょう」

このは「7番へれっつご~」

桃風香「すすめー!」


――Ⅶの扉:ファイブボンバー――


▶中に入ると少しずつ地面から水が注がれていますね。正解すると開く鍵を回すことで放出する水を止めることが出来るようです。


Q,都道府県名と県庁所在地名が違う都道府県、14個答えろ


桔梗「滋賀」

彼岸「愛知」


ことり「許せ皆……」

彼岸「も、もうちょっと頑張って下さいよッ……!」

桃風香「ことりおねーさんがんばれー!」

桔梗「あれで家庭教師って本当ですか……」


ことり 「お、教えると覚えてるのとでは全然……」


棗「近頃の家庭教師は自分が得意なのしか教えないからな……」

プロティン「キミなら出来るさ!乗り越えられるさ!コトリエル!」


ことり「数撃ちゃ当たる岩手!」

プロティン「兵庫!」

棗「宮城」

このは「東京」


このは「じゃあ沖縄」

桃風香「北海道!」

桃風香「青森!」

桃風香「佐賀!」

桃風香「山口!」

桃風香「徳島!」


▶完全に部屋が水没し、息継ぎする場所すらなくなって次第に酸素がなくなってきつくなっていきますね


桃風香「さいた……ぶぶぶ……」


ことり「言ってみりゃなんとでもなるんだなあ……ごぼごぼ」


プロティン「日本沈没かなぁー……ぶぶぶ……」

桔梗「いや、これはちょっとシャレにならないですよね……がばぼ」

棗「これはひどい……ぶくぶく……」

彼岸「かぼごぼぼ……」


▶5分くらい息継ぎできなくなり意識を失い一部が沈んでいった頃に、気づけば水が抜けていました

 生命51、精神42ダメージ


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


▶ことり 白檀

▶桃風香 蜂蜜酒

▶棗 清酒

 成功

▶このは エーテルターボ


プロティン「アップルパ……泳ぎは得意な方じゃないんだけどw二人のおかげで助かったよ!」

桃風香「あぐ……、げほっ……げほっ……」

プロティン「流石コトリエル……。準備がいいなぁ……!!」


ことり「他のことだとあんま役たてないので……」


棗「ふはぁ……。水責めって結構苦しいんだな」

桔梗「ぜぇ……ぜぇ……。逃げ場の無い、ただ耐えるだけってのはほんと、やめてほしい」

彼岸「――うえっ……、うっ……。おろろろろ」

このは「そうじゃないと罰にはなりませんけどね……。――ふぅ」


――Ⅸの扉:漢字連想クイズ――


▶桃風香が落とされ、回答者席には[北森桃風香]の写真が出ていますね


桃風香「のわあああ……!」


プロティン 「デジャブ!?」

棗「字は違うが伝わるだろう。椛」

桔梗「えっと、これどうすれば……。うーん『己』?」

ことり「『活』……とか?」

彼岸「ええ……。『耳』?」

このは「大切な『友』ですかね~」

プロティン「強調して……、『己』かな」


桃風香「えっと……。うーん……」

桃風香「ボク……かな?」


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


桃風香「やったー!」

彼岸「ああ……。よかった……」

桔梗「うまく関係を使って答える……、流石です」


ことり「いけるもんなんだなあ」


棗「難問だったな」

プロティン「難しかったと思うけどすごいねぇ!」

桃風香「このはちゃーん!」


▶桃風香はこのはに飛びつきます


このは「えへへ、よかったです~」

桃風香「えへへ~……」


▶気づけば、いつも入っていた白い悪鬼の隣にスフィンクスが佇んでいます。スフィンクスはニヤァと笑うと、白い悪鬼の近くに「四天王」と書かれた藁半紙を雑に置きます。

それぞれ、『桜・長 向日葵・○ 紅葉・爆 柊・漢』と書かれているようです


棗「こういうのって裏ワザで抜けられるんだよな」

桃風香「入ってきた扉の前で波乗りして、左に……あれ?何歩だっけ?」

プロティン「ボロの釣り竿で釣りをするんじゃないんだっけぇ?」

彼岸「エンディングを作って貰えればいいんですけれどね」


ことり「最近のはどの四天王から倒してもいいんだよね」


このは「これ、やっぱりご丁寧に全員と相手しなきゃいけないんでしょうか……」

桔梗「四天王なのに、最後を倒したら実は5人目が……みたいなのはやめてくださいよ」

桔梗「それにしても、まるでさっきの問題形式みたいですね。明示してくれるなら最初っからやってくれればいいのに」

棗「四季家関係、なんだろうな。そもそも今追ってる奴も関係者ではあるのか?」

プロティン「中に居る人に聞いてみるのが早いんじゃないかなぁw」

秋月「待ってても仕方ありませんし、いきましょうか」

北森「じゃあ入るよー!」

彼岸「――行きましょうか」


――四天王:向日葵○×クイズ――


▶向日葵が綺麗に咲いています。空調も整っている部屋ですね


ことり「またかーーーーーーー」


プロティン「え!?クイズなの!?」

このは「綺麗なところですね~」

桃風香「ひまわりいっぱいだー!」

棗「向日葵と言ったら琥珀さん?車輪の国?――俺は特にないが」

桔梗「いかにも夏って感じの向日葵ですね。夏といえば向日葵ってのは気に入りませんけど」


Q,トランプは海外ではギャンブルカードと呼ばれている。○か×か?


桃風香「?!トランプはトランプだ!✕!」


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


▶そのまま奥の扉が開きます。扉を通るとまたスフィンクスがいる部屋に戻ってきていますね


桃風香「がちゃー」


クイズスフィンクス「やあやあやあ。我が名はクイズスフィンクス。お見事。トランプは英語で切り札という意味で、日本では何故かそれで定着してしまったんだよ。トランプは海外ではプレイングカードと呼ばれてるよ」


▶電光掲示板にも、『あれは我らの中でも最弱……』と流れていきました


プロティン「即答だったねぇ、内容は違ったけどw」

桔梗「これ不正解だったらどうなってたんでしょうね」

このは「ひまわりの種マシンガンですよきっと」

棗「タネマシンガンがメインウェポンになるやつ?」


ことり「印スキリンはいいけど、先制技で怯みワンチャン狙って勝つパルシェンは好きじゃないなぁ……」


桔梗「キノガッサじゃないんですね……」

彼岸「またこのプレッシャーに耐えなきゃいけないと思うと反吐が出ますね」

このは「戦わなくてもよかったんですね~」

プロティン「なんだか肩透かしを食らったねぇw」

棗「このパターン知ってるぞ。残り3体が一気に貫かれるやつだ」

桔梗「うわぁ……、べったべた……。これ作ったの例の社長ならモテなさそう。女オタクにすら避けられてそう」

彼岸「私達の戦いはこれからですしね」

桃風香「ぎぎぎーい……」


――四天王:柊漢字連想クイズ――


▶桃風香がボッシュートされます。『YouTuber』と画面に表示されていますね。柊が大量に植えてあり、ジャングルのような部屋です。


桃風香「落ちるー!」


プロティン「判ってたけどー!大丈夫ー!?」

棗「見慣れた穴だ」

桔梗「心なしか、楽しんでるようにさえみえますよね」

彼岸「ああ……。胃が……」

ことり「『光』!コレは『光』!!」

桔梗「『映』……?ごめんなさい、あんまり自信ないです……」

棗「『人』」

このは「『職』とか……?」

彼岸「えー……、無理ですよねこれ……『筒』?」

プロティン「………ごめん。『動』」


桃風香「うぇぇ……?」

桃風香「えっと……プログラマー……?とか?」


▶柊のトゲが大量に突き刺さり、身体中に突き刺さります。そのままベルトコンベアのように先に流され、全身滅多刺しにされます

 軽減不可固定45ダメージ


桃風香「ひっ……」


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


▶なんとか戻ると、クイズスフィンクスがニタァと笑っていますね


クイズスフィンクス「やあやあやあ。我が名はクイズスフィンクス。正解はYouTuberでした。今年の流行語大賞ノミネートにもなってるねえ……?」


▶電光掲示板も

『ぷぷーっwwwwえ????あれもわかんないの???いやざっこwwwえ?そんなクソ雑魚語彙力で今までの人生生きてきたの??????うわぁ……かわいそ……四天王とかの威厳保つ前にえ?人生とか頭、大丈夫???』

と物凄く煽ってきています


プロティン 「やだーチクッするぅw」

棗「つっつぅ……、まぁこの程度で済んだか」

彼岸「うう……、結構ズタズタなんですが……」

桔梗「痛い……あれなんで葉なのにあんなに尖ってるんですか……」

桃風香「あうー痛い痛い!」

このは「このはたちが魔のものだとでも言いたいんですか、うぅ……」

桔梗「あれみると腹たちますね。次は私が行きますよ」

棗「動く元気があるのはいいが、軽く手当をしておこう」


▶桃風香 ヒーリングバレット

▶ことり 白檀


桃風香「ばーんばーんばーん!」

プロティン「景気がいいねぇ!もふかちゃん!でもあと二つ扉が残ってるぞぉ!」

桃風香「もう弾ないよ!」

プロティン「なら次は私のプロテインを御馳走しよう!」


ことり「大丈夫私が3つある」


彼岸「今月の定期補給まだ受けてないので結構危ないんですよね……」

桔梗「回復、ありがとうございます。では、桜いきますよ?大丈夫ですか?――――もう大丈夫そうですね……。では、いきます!」


――四天王:桜長文クイズ――


▶中に入ると、桜の造花と思われるのが満開に咲き誇っている部屋ですね


棗「こういうとこで死ねたらさぞ気分がいいんだろうな」

このは「こちらは作りものですか~。少しだけ残念ですね」

桃風香「さーくらーさーくらー」

プロティン「もふかちゃんさーくらなの??」

桃風香「漢字は桃だよ?」

彼岸「ああ……、死にたくは……ないですねえ」


Q,寂れた村があった。とても寂れており、不便な村だったので、遂に春から人がいなくなってしまった。いなくなって何日経った?


彼岸「3日」


▶ピンポーンと言う音の後、勝手に扉が開き、ベルトコンベアで流されていきます


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


▶戻ると、クイズスフィンクスがしたり顔で待っています


桔梗「あっ、正解なんですね。けどなんで正解かわからない……」

彼岸「――なんとか閃いてよかったですね」

棗「とんち?なのかこれは」


クイズスフィンクス「やあやあやあ。我が名はクイズスフィンクス。これは、春の漢字から人を抜くと、三日になるからな。よく閃いたな!」


プロティン 「へぇ!珍しいね!やるじゃないかぁ!」


▶電光掲示板も

『すぐ解かれるとはクイズ四天王の面汚しよ……』

と流れていきました


このは「クイズって結局は解かれるものですけどね~」

プロティン「この流れだと最後の扉は……。あ~……」

桔梗「あとはあの扉で最後です。残りの問題の形式も……、残念ながらわかっちゃいますね。あープレッシャーがぁ……」

彼岸「――心が折れそうですよ」

桔梗「誰もあけないなら開けますよ……どうせ誰が開けても一緒ですから……」


――四天王:紅葉ファイブボンバー――


▶紅葉がパラパラと散っており、平時であればとても綺麗な部屋だなと感じました


棗「あれがこんなに儚かったらさぞ面白かっただろうな」


ことり「想像ができない……」


桔梗「そんなこと言ってるとあとでドヤされますよ」


Q,夏季オリンピックが開催された都市、14個答えろ


桔梗「アトランタ」

彼岸「……パスで。――えーじゃあ東京」

ことり 「あ、アテネ……?」

プロティン「リオ」

棗「バルセロナ」

このは「モントリオール」

桃風香「サッポロ!」

桃風香「わかんない!!!!」

桃風香「チャイナ!上海!パリ!」


このは「ソチ……えーと、北京」

棗「ベルリン」

プロティン「ロンドン」

ことり「あー先に言われたバンクーバーは冬だよね……」

ことり「カナダ……」


▶紅葉の葉っぱ一枚一枚が爆弾でした。そのまま葉っぱが連鎖的に爆発します。ベルトコンベアで運ばれながら突風のような風が吹き、紅葉が身体に張り付いた後に爆発していきます

 全体軽減不可固定56ダメージ


棗「アッケナイモノヨ……」

プロティン「あぁん!パチパチするぅ!」

桔梗「ケッホケッホ。まさか葉っぱが爆発するなんて思わないですよ」

彼岸 「危なかった……」

このは「基本的に何でもありな場所ですよねぇ……」

桔梗「戻りましょうか……。戻れば、きっとまた何かあるはずです」


――隣町 冬泉コーポレーション:オフィス――


▶戻ると、クイズスフィンクスが動物園の動物を見るような目で見ています


桃風香「あつーい!」


ことり「というかいたーい」


クイズスフィンクス「ようこそここまでいらっしゃいました。ここから先は社長室です」


▶それだけ言うと、クイズスフィンクスは自分で紫の悪鬼を作り出して中に入って何処かに消えてしまいました


棗「どうせここで逃げられるんだろと思うと何とも言えん虚脱感があるな」

桔梗「ならここで仕留めればいいんです。一撃当てれればの話になってしまいますけどね」

プロティン「まぁまぁとりあえず手当だけしておこうよぉ!」


▶プロティン 回復薬

▶ことり ヒーリングバレット エクスポーション

▶彼岸 エーテルドライ

▶このは サンクチュアリ

 30回復

▶このは ヒール

 18回復


プロティン「あっ!先生まだここ怪我してるぅ!はいこれ!ライフプロテイン!」

棗「ん?ああ、すまんな。助かる」

彼岸「――これで万全、ですかね」

プロティン「もふかちゃんにもはぁい!これ!美味しいよぉ!」

桃風香「もごもご」

桃風香 「Pちゃんさんありがとうー!このはちゃんもありがとー!」

このは 「お互い様ですよ~」

彼岸「――なんとかなればいいんですが……」

桔梗「では、いきますね。本丸突入です!」


――隣町 冬泉コーポレーション:社長室――


▶入ると、柊にそっくりなマネキンが喋り出し始めますね。正確にはテープレコーダーです


社長のマネキン「残念。私は黄金の夢で待ってるよ。また再来週生きてれば会おうね」


桃風香 「マネキン持って帰りたい!」


▶社長のマネキンは爆発四散し、アンドロイドが4体落ちてきます。何れも女性型でとても美人に感じます。

それぞれ忍者装束、ビキニアーマー、僧侶服、踊り子と個性豊かですね 


桔梗「逃げるもなにも……、そもそも最初っから居なかったというわけですか。上等です、叩き切ります」

棗「俺より早いか。なら変に気を張る必要はないか。――武器召喚、っと。そして騙しの手品……プロティン、派手にかましていいぞ」

プロティン「ハッハハー!言われなくてもやるけどさぁ!先生にいわれちゃあいつも以上に頑張っちゃうぞぉ!!」


▶戦闘前行動 棗 外連味

▶戦闘前行動 ニンジャロリ 飯綱落とし


プロティン「それじゃあ私から!かぁ!じゃあいくぞぅ!」 


▶プロティン 通常攻撃

 成功 14ダメージ


棗「等倍じゃねーか」

プロティン「ははぁん!硬いじゃないかぁw」


筋肉お姉さん「マッスルポ-ズ」


彼岸「手強そうですね……」

桔梗「なるほど、力が足りてないんですね。なら更に増せばいいだけですね。ではことり先輩先にお願いします」


ことり「よっしゃ任された桔梗ちゃん!」


▶綾瀬 折り鶴


▶桔梗 早歌[剣、剣]

早歌[剣、剣]


▶桃風香 時の円盤刃[バーサック[手札補強]]

[ガンガンいこうぜ][乱入禁止][乱入禁止]

 89ダメージ

▶多重に銃弾を分身させ打ち込みましたが、ニンジャロリが畳をひっくり返して衝撃を吸収させました


桔梗「装い新たに、皇桔梗行きます!『Never Ending Fantasy』!」

桔梗「いつもありがとう あなたが 一番 大好き 宝物 せーの 「愛してる」」

北森「どーん!!」


▶ニンジャロリ エアスラッシュ[飯綱落とし、冷徹]

▶桃風香 回避判定

 失敗 62ダメージ

▶ニンジャの斬撃の衝撃波に吹き飛ばされて桃風香は気絶してしまいました


[怯み]成功[黒板の引っかき音]

▶ビキニアーマー 通常攻撃

▶彼岸 回避判定

[カウンター[当て身投げ]

▶彼岸 通常攻撃

 計86ダメージ


[行動数追加]

▶ビキニアーマー 心の刃 彼岸

 272ダメージ

[ことり:庇う]

[ことり:もこたんの羽]


▶踊り子 疎雨

[スキルキャンセル][乱入禁止]


桃風香「うぐっ……」

プロティン 「なっ!貴様それでも戦士かぁ!!」


ことり「わっちょっあぶない!!!」


彼岸「な……!?わ、私を庇って……!?」


ことり「最近死ぬほどの思いをし過ぎでは……」


棗「作品が作品ならどっかに転生でもするんだろうか、あれは」

プロティン「ふぅ~……。ギャグ漫画じゃなければ危なかったねぇ……」


ことり「ギャグ漫画でよかった……。――――イヤほんと、無事でよかったです……」


彼岸「【鏡崎流練武術】の力、見せてあげます!……朽ちろ『立枯』!散りゆけ『徒花』!」


▶このは 片破の首飾り 妖怪知識で判定

 成功


▶彼岸 下着 通常攻撃[足刀蹴り]

 成功 計28ダメージ


[行動数追加]

▶彼岸 通常攻撃[足刀蹴り]

 成功 計42ダメージ

▶踊り子がくるりと舞うように桜吹雪で一瞬だけ視界を塞いできたかと思うと、僧侶が結界を張って抑えてきます


▶棗 エーテル 鷹の目 アローレイン[ミゼラブルミスト]

 ファンブル[何もなし]


このは「これじゃあうまく力が使えないですね……」

彼岸「くっ、硬いッ……!――あと少し……、だとは思うんですが……」

棗「げっ、ジャムりやがった!?ここでかよ……」


▶踊り子 手榴弾魔改造

 48ダメージ

[アイドルオンザステージ]30ダメージ

[桔梗:薄い本][彼岸:林檎の板、厚い薄い本][棗:厚い薄い本]

[プロティン:薄い本2個、オンリーイベントカタログ2個]

[ことり:例大祭カタログ2個、薄い本2個][このは:コミケカタログ]


▶プロティン 通常攻撃

 ファンブル[何もなし]


▶ことり エクスポーション ヒーリングバレット


プロティン「見たところあと一発ってところじゃあないかぁ……!ならサクっとキめ……、ぅおあ!?」

棗「どうも上手くいかんな……。手間が増えてばかりだ」


ことり「生きてるって素晴らしい……」


桔梗「歌ってるだけじゃないところ……、見せてあげます!」


[ジャンプ]


▶桔梗 通常攻撃[全力攻撃]

 成功 計700ダメージ

▶桔梗はバックステップして御旗のもとにを歌いながら音波で弓を作り出し、纏めて音波の矢で貫きました。アンドロイド達はそのまま光り輝き、光って消えました。恐らく彼女達もお祈りをしたのだろう、と感じました


桔梗「これが、私の気づきあげてきた……!!あれ、ちょっと消滅するの早くない?」


プロティン「サヨナラーw」

棗(はたしてあれは独学で習得できるものだろうか……。何か強い念でも込めたのか……?)


桔梗「肩透かしを食らった気もするけど……、全員無事で帰れるならそれでいいか。」


――隣町 冬泉コーポレーション:入り口――


もみじ「お疲れ様。社長は懲らしめれた?」


このは「人形しかいませんでしたよ、なんだか消化不良ですね~」

桔梗「いませんでしたよ。無駄に疲れさせられただけです。本人は黄金のなんたらに~らしいですけど」

桃風香「マネキンが爆発した!」


もみじ「あぁ……。今は賃貸物件になってる喫茶店跡のことだわ。警戒して何かやらかしたら対処しましょうか」


プロティン「まぁまぁ楽しめたねぇw面白いアトラクションだったw」


ことり「面白かったっちゃ面白かったけどなあ。社会はどうしてもなあ……」


棗「久々にどん底振り切りそうだったがな」

桔梗「そこに居るって宣言した以上、次はもっと過酷でしょうね。けど、ここまでみんな生きて帰ってきてるんですから、次も同じようにね?最後になってサヨナラなんて嫌ですよ、私」


もみじ「もちろんよ。生きて帰れるのが最低条件よ。さて、そろそろ最終決戦よ。気合入れましょう!」


▶その日の夜、もみじは喫茶店の裏で待っていると灯風達が現れます


もみじ「やっぱり報告は正しかったみたい。鷲羽くん!アリアドネの糸を逆探知して、アンドロイドを接収して!」


ラウラ「えー!!私がいるじゃないですかー!!!!!また契約しちゃうんですか????浮気者ー!!!」

灯風「そうは言ってもお前の出身も冬泉なんだぞ……。これ以上俺に仕事増やさないでくれません?」


もみじ「そうは言ってもねえ……。アンドロイドのノウハウを紅葉で持ってるのは鷲羽くんだけなのよね」


ラウラ「ドドドドドドドヤァ」

灯風「お前が威張るな……。まあ、契約はともかく、フリーにして接収は頑張ってみますよ」


もみじ「よろしく。流石に何体も一気にってのはあの子達でも重荷だろうから」


灯風「へいへい……朱鷺森大戦って言われてるあの地獄生き残ってるなら問題ないと思いますけどね。こないだのアレ、60人くらい死んだんですよね?」


もみじ「そうね。まさか榎屋まで逝くとは思わなかったけど……。仕方ないわ。――運のいい子達なのよ。英雄じゃなくてね」


ラウラ「もっと運がいいご主人様の元につくと死ぬことなんてありませんよ!!」


もみじ「……そうだといいわね」

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