S13.2 綾瀬ことり1/2 8月17日
――朱鷺森市 萩野朱鷺森神社:境内 PM13:00――
ことり「ご、ごめんくださーい」
凛空「もみじさんからご連絡は伺ってます。内密に~とのことなので、こっちの軒下の方からついてきてくださいね」
ことり「ありがとう……」
――朱鷺森市 萩野朱鷺森神社:秘密の小部屋 PM13:10――
▶軒下にこっそり木製の階段があり、その奥に小さいけど居心地の良さそうな部屋と、中央にマッサージ台が置いてあります
凛空「こちらが私のマッサージ部屋です。秋夜お兄さんやお姉さまにも内緒にしてるお部屋なんですよ」
ことり「おお……、こんな場所が……」
凛空「ここまで連れてきてなんですが、本当にことりお姉さんなんですか……?どう見ても冴えないけど何故かモテるラノベ主人公みたいな顔してますけど……」
ことり「いやまあうん、はい、一応ことりです……。なんでこんな姿になってるんだろうね……」
凛空「一応ですが、テストをさせてもらいますね。秋夜お兄さんのえっちな本とかどこに隠してるかわかりますか?」
▶綾瀬 記憶力
失敗
ことり「えっちな本……、はちょっと記憶に無いけど、秋夜くんが隠し撮りしてた写真のファイルなら……」
凛空「むむ……。じゃあこっちはどうですか?私が戦う時に出す武器って何だったか覚えてます?」
ことり「いやごめん多分私凛空ちゃんが戦ってるところ見たことない……」
凛空「そりゃあそうですよ……。私秋夜お兄さんの物を投げたことはありますけど、夜叉じゃないので戦えませんし。どうやら本当にことりお姉さんみたいですね……?なんでそうなったんですか……?」
ことり「私が聞きたい……」
凛空「まあいいです……。取り敢えず全部脱いでそこのベッドに横になってもらえますか?」
ことり「はい」
凛空「はぁ……じゃあ始めますよ。取り敢えず肩から」
▶凛空 治療
成功
▶凛空の手が白く光りつつ、TSF神様……NLもいいものですよ……とぶつぶつ喋りながら背中側を全身揉みほぐします
凛空「ふぅ……。なんでそんなに無駄に大きいんですか……。背中側だけ女性に戻ったので仰向けになってください」
ことり「うう……、面目ない……」
▶凛空 治療
成功
▶凛空は少し顔を赤くしつつ、お腹側も全身揉みほぐしました
凛空「本当にことりお姉さんじゃなければ小学生に全裸とか色々見せつける変態ですよ。――――それにしてもことりお姉さん綺麗な肌ですね……。羨ましいです」
ことり「おお……おおお!ありがとう!ありがとう!!」
ことり「戻ってる!なんてお礼をしたらいいか……、本当にありがとう!!」
凛空「一応隠し部屋ですけど、立地的には秋夜お兄さんの部屋の裏側なので早く服着たほうがいいですよ。見られちゃうかもですし」
ことり「うん、わかった。ありがとう」
凛空「お礼なんですけど、私。実は本当に秋夜お兄さんとお付き合いしてるか疑問なんですよ」
凛空「ほら、今度商店街で舞で花恋さんが踊るじゃないですか。その時にちゅーとかしてくださいよ。花恋さんの前で出来るなら疑いようもないじゃないですか」
綾瀬「ちゅー。――――――えっ花恋の前で」
凛空「今週あるじゃないですか。10月の能楽の宣伝で、商店街で花恋さん出ますよね?その観客席とかでちゅーとか漫画でありそうでロマンス!って感じじゃないですか!」
ことり「ロマンスっていうか多分サスペンスになると思うんだけど……」
ことり「いやでもうん、もとにもどして貰った手前断れないし、頑張ってみます……」
凛空「やったー!私オトナの恋愛っていうのがどういうのか見たかったんです!ありがとうことりお姉さん!」
ことり「はい……、頑張ってみせます……。」
ことり「ともかく今日はほんっっっっっとうにありがとう」
凛空「どう致しまして。奉ちゃんと一緒に楽しみにしてます!こちらこそありがとうです!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます