S12.2 紅葉主催親睦バーベキュー 7月20日
――朱鷺森市 美術館併設喫茶店:紅葉 PM20:00――
もみじ「うちの上から、この間の海の家の報奨が出たからたんと食べなさいな。金は使うものよ!」
彼岸「やったー!太っ腹ー!」
千場「やったー!太っ腹―!(直喩)」
秋夜「ありがとうございます。ほぼ遊んでた俺達も招待してもらったみたいで」
玲海「えー!ちゃんと仕事してたよー!!」
彼岸(それを言われると私の立場がっ……!)
彼岸「うっ……ぐぐ……」
幽雅「お招きしていただき、ありがとうございます。ありがたくもらいますね」
中釘「悪いのぉ。ご馳走になります」
プロティン「身体を沢山使って働いたんだからしっかりタンパク質を摂ろうねぇw一緒にオレンジジュース、吸収効率が上がるから!オススメだよぉw」
桃風香「いっぱい用意してるので、沢山食べてくださーい!」
桔梗「一人やたらハイテンションな人がいて来る場所間違えたんじゃないかって思ったんですけど、帰ってもいいですか?」
秋夜「まあまあ、桔梗さんも折角来たんだし一緒に食おうぜ」
桔梗「えっ……はい。秋夜さんがそう言うなら……」
このは「もふかちゃんも、いっぱい食べましょうね~」
桃風香「うん、食べるよー!このはちゃんも食べようね!」
彼岸「いやー自分のお金だと1kgも食べられないので助かりますよー」
千場「お?マヂで?じゃあオレンジハイにするからおくれマイダーリン☆」
プロティン「ハッハーwそれに打ち上げっていうのは楽しくやるのが普通なんだろう??ねぇせんせぇ!」
棗「未だにそんな呼び方かあんたは……。ほれ、間違っても学生には渡すなよ」
千場「さすが!わかってるわかってる!オットット」
幽雅「おー……、このはさん。こちらで一緒に食べませんか?」
このは「はい~、ありがとうございます。今いきますね~」
千場「てか真貴さんいつの間に先生になったん?そこのマッチョマン誰?」
棗「これか?これを異性に近づけさせるとどうなるか身を持って知るといい」
プロティン「おんやー!こんなところでまさかの初対面レディとお会いできるとわぁ!!どうも初めまして、肉と縁深き男!プロティン=リフです!」
桃風香「師匠!お肉焼けましたよ!」
もみじ「はいはい。カッティングするから喋ってる人呼んで来てね」
棗「飲み物はあらかた作ってストックしておいた。俺が呼んで来よう」
桃風香「このはちゃん、ゆーがくん、お肉焼けたよー」
玲海「あの子達は何処かに行ったわよー」
桃風香「あれ?そうなんですか?じゃあ探してきますー!」
秋夜「桔梗さんももっと食べろよ。そんな細いんだからもうちょっと肉つけないと」
桔梗「あ、すいません。わざわざありがとうございます……。――あの、秋夜さん飲み物とかどうしますか?取ってきますよ」
秋夜「ああありがとう。じゃあ桔梗さんと同じやつで頼む」
桔梗「わかりました。同じやつですね……」
彼岸「すみませーん!和牛ステーキ300gとジントニックくださーい!」
千場「ほほぉ……この私を試すとは……?よかろう、そこのプロティンくん、こっちにきて飲み明かそうではないか!」
プロティン「ハッハー!積極的だねぇ!でも私、お酒よりも好きなものがあるからそっちを頂きたいなぁwそう!貴女の名前。教えて欲しいな!」
千場「肉食なやつは大好きさ!ならば教えて差し上げよう!私はみらの!そう千場みらの!ここじゃもみじと並んで大先輩さ!」
もみじ「お前の方が後輩だろうが。こっそり嘘をつくな嘘を」
桔梗「すいません、えっと真貴さん。飲み物ほしいんですけど、私の分と秋夜さんの分を……」
棗「あいつらどこまで行ってるんだ……。おっと、すまんな。確かこっちだな、2人分」
プロティン「ハッハーwこれはこれは大先輩!それじゃあそのグラスと私のプロテインビールで乾杯だぁw」
千場「真貴さん、もう一杯作っておいて!」
――朱鷺森市 美術館併設喫茶店:紅葉 裏庭 PM20:20――
桃風香(あ、ゆーが君たちだ……。もう食べてるのかな?)
▶桃風香は、こっそり無意識で覗くように隠れちゃいます
幽雅「このはさん、お肉持ってきましたよ。はい、お口開けてくださいね」
このは「もう、このはだってちゃんと一人で食べれますよ~」
幽雅「はい、どうぞ。いいお肉みたいでとても美味しいですよ」
▶幽雅は食べさせる為に近づき、そのまま抱きついて食べさせます
このは「ゆーが君が食べさせてくれるのもきっとおいしい理由の一つですね~」
幽雅「そうかな。そうなら嬉しいよ。はい、もう一口どうぞ」
桃風香「……」
桃風香(やっぱりもやもやする……)
このは「あ~ん……えへへぇ」
幽雅「このはさんは可愛いですね。ずっと見ていたくなります」
このは「ありがとうございます~。今度はゆーが君の番ですよ、ずっと見ていたいのはゆーが君だけじゃないんですから」
桃風香(やっぱり……。好き……、なのかな?)
▶北森 潜伏
失敗
▶側にあった空き缶に足が当たって蹴飛ばしてしまった!
桃風香「あっ……」
▶桃風香は空き缶を拾いに追いかけて、目があってしまいます
桃風香「あ、え、えーと……、お肉焼けたー……けど、もうあるのかな!」
幽雅「うん……?北森さんだ。北森さんも一緒に食べますか?」
桃風香「た、食べていいの?」
幽雅「少しもらってきましたからね。北森さんもお口開けてくださいね」
▶幽雅は抱きついているこのはから離れます
桃風香「え、へ……。う、うん……。あーん……」
このは「もみじさんが出してくれたんですから、食べないともったいないですよ~」
桃風香「そ、そうだよね!あはは」
幽雅「美味しいですよね。こんなお肉だったら毎日幸せだと思います」
▶幽雅は桃風香に抱きついて食べさせます
桃風香「んむ!?ん、んん~……」
幽雅「美味しいものを一緒に食べると幸せですよね」
桃風香「んぐ……。――う、うん……。そう……だね……」
このは「そうは言って、ゆーが君全然食べてないんじゃないんですか~?」
幽雅「そうでもないよ。北森さん、目を見てほしいな」
桃風香「え……、えっと……わかった……」
幽雅「うん、やっぱり綺麗だね。このはさんも食べましょうよ」
桃風香「~~!」
▶桃風香は顔を真っ赤にして幽雅から少し距離を取ります
このは「こ、こ、このはの目は見てくれませんか!?」
幽雅「いつも見てくれて僕も嬉しいよ。僕のことを見たくなったんだ?」
▶幽雅はこのはに近づいて、頬に手を当てて目を見るよ
このは「ゆーが君のことはずっと見ていたいです~、じゃなくて!――もっとこのはのことも見てください」
幽雅「そ、そうかな。ならもっと見ることにするよ」
桃風香(……?)
このは「わがまま言ってるのはわかってるんです~。でも、どうしても不安で」
幽雅「寂しい目にはあわせないよ。僕が保証する。もちろん、北森さんにもね」
桃風香「………え、え?」
幽雅「探しに来てもらうってことはちょっと離れてたみたいですね。このはさん、戻りましょうか」
桃風香「――あ、えーと、うん!そう、ジュースあるんだって!帰ろうこのはちゃん!」
このは「――はいっ!え?あ……あの、すぐ行きますから、二人は先に戻っててください~」
幽雅「そうですか。行きましょうか、北森さん」
桃風香「そう? 分かった!行こうー」
――朱鷺森市 美術館併設喫茶店:紅葉 PM20:40――
彼岸「う、ん……。あづいよぉ……」
▶上着を雑に脱いでぽけーっとしてます
プロティン「ハーッハッハーw彼岸ちゃんダメだよぉwこの世界じゃあ裸は好きな人の前じゃないと見せちゃダメなんだろぉ??それとも私と同じで皆が大好きなのかなぁwそれはいい!」
玲海「お!脱ぐの!?じゃあ私も!」
桔梗「――すね。しゅーやしゃん?ちゃんときいてます?」
秋夜「ああうん、うん……ちゃんと聞いてるよ桔梗さん……。――誰だよ酒飲ませたの」
千場「おーい真貴さーん。オレンジハイって言ったじゃん?なんでオレンジジュースなのー?」
棗「は?さっきオレンジハイ飲んでただろう?」
千場「ほれ、自分で飲んでみ?オレンジジュースじゃん」
▶みらのは棗に無理やり飲ませます
棗「――ジュースだな。じゃあこっちがオレンジハイだな、すまん」
桃風香「ゆーが君、はい、ジュース!」
幽雅「ありがとうございます。北森さんは優しいんですね」
桃風香「い、いいやー、別にそんなにー……」
▶桃風香は髪の毛をいじってもじもじしてます
彼岸「あつーい……。あついー……お肉あついー」
プロティン「ハッハーwいけないいけないw彼岸ちゃんが脱ぐなら僕は紳士的に私の服を着せてあげようじゃあないかぁw」
▶二人揃ってゆっくり脱ぎ出し始めます
玲海「だ、大胆!やっぱり大人ってすごい……」
千場「まぁ俺たちの中だ。オレンジハイで流そうじゃないか」
棗「――じゃあさっき作っておいたオレンジハイはどこへ……?オーナーが飲んだのか?」
もみじ「飲むわけないでしょ……。ボケ老人になるにはまだ早いでしょ」
桔梗「むぅきいてないときのはんのうですよ。わたしだって……あ、あれ」
秋夜「ほら……足元もふらついてるじゃないか……」
▶桔梗は飲み物を取ろうと立ち上がろうとして、ふらふらとバランスを崩し、倒れかけたのを秋夜は背中に手を回して抱きとめます
桔梗「あっ……なんでそんなに優しいんですか」
秋夜「大丈夫か?酒飲みすぎて顔赤くなってるじゃないか。ほら、あっちで休憩させてもらおうな」
桔梗「やだっ……離れないで」
秋夜「はぁ……、仕方ないな。背中さすってやるよ」
▶彼岸は棗にもたれかかって管を巻いていますね
彼岸「んー?オレンジー?オレンジがー?なんらってー?」
千場「ウワコッチキタ!?……。――真貴さん、桔梗ちゃんじゃない……?オレンジハイ飲んだの」
棗「うおっ、飲んでたのはあんたか。驚かせないでく……なに?」
このは「お待たせしました~……ふぅ」
▶このはも少し目元が赤くなってます
プロティン「おっやぁ?お帰りこのはちゃぁんwどこいってたんだぁいwこんな楽しい日に一人はもったいないよぉw」
桃風香「このはちゃんお帰りー、はいジュース!どうしてたの?」
このは「もふかちゃんありがとうございます~。なんっ、なんでもないですよ~」
桃風香「そう……?何か困ってたら相談してね。」
このは「大丈夫、大丈夫ですから~……っ。はぁ、桃風香ちゃんは優しいですね」
棗「てっきり熱中症にでもなったのかと氷水とうちわを持ってきたんだが……。そうか……」
千場「あの呂律回ってない感じ、かなり酔ってるよね……」
▶千場はメモに『桔梗ちゃんはお酒に弱い』と書いたよ
彼岸「そっちのー……若い子達はー……、らいじょーぶれすかー?うっかりお酒飲んじゃったりしちゃーらめらかんねー……?」
棗「とりあえず服脱いでるやつらは服を着ろ。あんたもだ」
▶秋夜は桔梗の背中をさするよ
桔梗「……馬鹿だなぁ、私」
秋夜「大丈夫かよ……。ってブラしてたのか。すまん。……ブラいるのか?」
桔梗「付けてないほうが、良かったですか?」
▶秋夜に向き合って、しなだれかかります
千場「キャーキキョーチャーンダイターン///」
秋夜「い、いや……。そんなことはないよ。ただ、ブラジャーしてると思ってなかっただけで」
中釘「――秋伍の孫よ。もうちょっと言葉を選ばんか……」
もみじ「思春期の男子にデリカシーなんてあるわけなんかないですって……」
桔梗「秋夜さん、それじゃあきらわれちゃいますよ?許してあげられるのはわたしくらいなんですから」
秋夜「そ、そうなのか……?すまん、気をつける」
桃風香「じゃあ乾杯しよっ!ゆーが君もほらっ」
幽雅「うん、そうだね」
プロティン「ヴァアアアアッハーーーーwwなにするんだよぉせんせーw私のこの姿は不可抗力であり、世界に望まれた産物なんだよぉw」
棗「他はともかくお前の姿は洒落にならねぇんだよ!!自覚できないのかこの馬鹿!?」
▶プロティンと彼岸がほぼ全裸になろうとしているのを棗が必死に止めてますね
彼岸「――――うわーん!おごっだぁあああ!ばかっていわれだあああああ!」
プロティン「え、それって先生。僕の体にその、やっだなーもーw」
千場「なんだこのカオス空間は……」
棗「酔っ払いめんどくせええええええええ!!!お前らそこに直れえええええっ!!!」
▶棗は空中に空砲を撃ちます
彼岸「うあー………」
プロティン 「ハッハーw」
桔梗「きゃぁ」
▶桔梗はわざとらしく秋夜に抱きつきます
秋夜「おっと女の子慣れしてない人間にそんなひっつかないで……というか俺彼女持ちだから!?理性とか色々持たないから!?ね?ね……?」
玲海「おわー大胆……。ああいうことは花恋くらいしか出来ないと思ってたけど……むむむ」
桃風香「うわっ!何か大きい音が…えっとーかんぱーい!」
幽雅「え、えっと……、かんぱーい!」
彼岸「うう……。またしまつしょー……撃ったらだめなのにー………」
中釘「やれやれ……、彼岸さんや」
▶中釘は脱ぎ散らかした服を畳んで彼岸さんの鞄の上に置きます
棗「いいか?目立つのも楽しむのも自由だ。だがそれは周りや見ず知らずの他人に迷惑をかけない範囲でだ、別にあのオーナーに全部擦り付けたいなら好きにすればいい」
プロティン 「ハッハーw(相槌)ハッハーw(相槌)」
棗「歌ってる踊れる一本満足だって捕まるんだ。そういう事をするならもっと閉鎖的な状況で行うべきだ」
彼岸「はー……。学生はラブコメってるし小学生までイチャついてるし銃声でまた始末書ですよどうするんですかこれ」
秋夜「ほら、色々言ってるけどまだ酔ってるんだから。気をつけろよ。桔梗さんも可愛いところあるんだな。俺もっと怖い人だと思ってたよ」
桔梗「もっと……もっと言って」
千場「アコレシンダナ」
秋夜「お、おう……。俺でいいのか……?んんっ……桔梗さんは可愛いよ。誰が見ても綺麗だ、可愛いって言ってくれるよ」
桔梗「秋夜さん、私……」
このは「かんぱー……きゃあ!?ご、ごめんなさい!」
▶このはは思いっきりジュースを秋夜にかけてしまいますね。みらのが脱ぎ散らかした服に躓いたようです
秋夜「おおぅ!?このはちゃん大丈夫か??――――桔梗さんなんか言ったか?」
彼岸「うあ……、びしょ濡れ……」
桃風香「このはちゃん大丈夫?えーっと、ジュースこれだよね、はい!」
プロティン「裸だったら何が悪い!裸だったらこんな急に濡れても濡れる服が無いから安心だぞぉw」
もみじ「あーあー……。今日はもうお開きよお開き!肉もなくなったし解散解散!!ほら散れ!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます