S12 夏水怜の海開き 7月15日

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俺は決めたんだ

今までの俺と決別することを

俺は変わるんだ

俺は進むんだ……

もう迷ったりしない

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――富山県某市 某海水浴場 AM10:00――


プロティン「青い空!白い砂浜!そしてはじける果実のようなみずみずしい肢体!!ここは天国か否か!考える必要さえないだろう!」


もみじ「はーい到着!こんな早い時間だけど、お昼には自由時間だから、お店手伝ってね!後そここうるさい」


彼岸「――――ああ……。私なんでこんな事してるんだろう……」

桔梗(みんなスタイルいいなぁ……。やっぱビキニなんてまだ早かったんだ……パーカー羽織っておこう……)


夏水「よっしゃ!棗ェ!仕込みするぞ仕込み!先手必勝だぞ!」


棗「あー、先に準備しといてくれ。ほれ、大丈夫か電爺さん。ちゃんと歩けるかい?」

秋夜「ああ……棗さん。釘爺は俺が相手するよ。仕込み行ってあげてくれ……」


中釘なかくぎ「すまんの……。乗り物は好きで運転も好きなんじゃが、誰かの運転だと酔ってしまうとは……」


棗「ん?そうか。あんま、爺さん扱いしてやらんようにな」


秋夜「ウッス。――ほら釘爺行きますよ……。ゴミ拾いも立派な掃除っす」


中釘「秋伍の孫か。ああ、だいぶ良くなってきた……。行こうか」

桃風香「師匠に稽古つけてもらえない……。――どーしよっかなぁ……」

棗「さて、戦場入りだな」

桔梗 「えっと、私は……。ウエイトレスだから、とりあえずもみじさんについていこう」


ことり「うみ~うみ~、うみうみうみ~」


玲海「なんか浮かれてる阿呆がいますよ奥さん」

花恋「そうですね、惜しげもなく肌を見せつけてますよ奥さん」


彼岸「夢だった警察官になったはずなのになんで私は水着で海の家の手伝いしてるんでしょうね……」


もみじ「はーい!取り敢えず二人組作ってー」


このは「今日はお手伝いに遊ぶのに……。楽しい一日になりそうですね~」

幽雅「そうですね。楽しい思い出になれば嬉しいです」


奉「はぁ……どうしようかな……」

凛空「どうしたの奉ちゃん?」

奉「いえ……、なんでもないんです」


プロティン 「それにしてもぉ?手伝いとはいえ皆で海に来れるなんてねぇ!今から自由時間が楽しみでしょうがないよぉ!ねぇ!かーのじょぉ!」

彼岸「二人組………って言ってもどの道もみじさんの指揮下ですよね私」


もみじ「そうね。取り敢えず客寄せパンダが一番なんだから、派手勢が外行かないとね。男を誘惑するんや工藤!」


▶もみじは周りを見渡します。純白のブーメランパンツのプロティンをまず視界から外し、赤いパレオの彼岸や白のビキニの桔梗、黒フリル水玉ドットのことり達を見て一人頷き、白スクの桃風香やワンピースのこのは達に声をかけます


もみじ「はしゃぐのはいいけど昼前には手伝いに来てね」


このは「それじゃあゆーが君、一緒にかき氷作りましょ~」


幽雅「はい。このはさんはずっと僕を見てるだけでいいですよ」


このは「それだったらゆーが君が休めないじゃないですか。半分はこのはを見ていてください~」


幽雅「ありがとう。そうすることにするね」


桔梗「二人組……、えっと玲海先輩もウエイトレス担当でしたっけ?」


玲海「そうだねー。ご自慢のプロモーションを見せつけるんだから、パーカー脱いで脱いで!」


桔梗「私はこれで良いんです!身長も低くてスタイルも全然だし、どうせ小学生みたいって……」


玲海「あーあーうるせー!とっとと脱ぎやがれ!その見た目の割にはあるでしょ!!どうせエプロンつけるんだ!諦めろ!」


プロティン「そーだよぉ!桔梗ちゃぁんwそんなもの羽織ったって、溢れる魅力は隠せやしないんだよぉw」

桔梗 「玲海先輩、あの人遠ざけてくれるならエプロンでもいいですよ」


玲海「えぇ……。花恋、頼んだ!」

花恋「えっ嘘」


桃風香「――あれ?凛空ちゃんだー!」


凛空「桃風香ですか……。はぁ……、ここにはダメな大人が多いですからああなっちゃダメですよ」


桃風香「ダメな大人……?」


凛空「わかってないですね。これが計算尽くのぶりっ子だったらどんなに良かったか……。はぁ……、先にあっちで遊んでましょうか。ほら、来てください」


桃風香「うーん、よく分からないけど分かった!あそぼー!」


ことり「じゃあ奉ちゃんは私と一緒に行こ」


奉「秋夜お兄さんじゃなくていいんですか?」


このは「いいんです……」

奉(喧嘩しちゃったのかな……?)


奉「え、えと……そうだ!」

奉「――――お姉さん、浮き輪持ってきましたよ!ほ、ほら、遊びましょう!」


中釘「――秋伍の孫、ゴミ袋忘れとるぞ」


秋夜「あっすいません。助かります」


棗「プロティン、場合によっちゃ拘束措置を取るからな。精々オーナーの目に付かないようにすることだ」

プロティン「おんやぁ??ご紹介いただけて光栄だよぉ!君はエーット……そうだ!舞が綺麗な……ソォ!花恋ちゃんだねぇ!君が今日一日私のA・I・BOダネ!?」


花恋「うわぁ……。もみじさんこいつ残してるんだ……二人組は死すべき文化……。う、売り子しましょう!レジ、わかりますか?」


プロティン「せーんせっ!大丈夫だってぇ!私だって空気が読める男なんだよぉ??拘束されるのは好きじゃあないけど、あっでも夜の意味ならなくはないかなぁwハッハーw」


花恋「あーはいはい。かいてんじゅんびするよー」

夏水「これの相手するのか……?不安だ……」


彼岸「あー……皆可愛いですねー……。私みたいなデカブツがこんな水着来て笑われませんかねー……」


もみじ「ほら行くよ!そのデカブツで男を誘惑して海の家の豚箱に放り込むんだよ!そのボボンボンを今活かさずに何処で使うのよ……」


彼岸「わーいがんばるぞー……」


――富山県某市 海の家「キリサメ」 AM11:00――


玲海「取り敢えず、ウエイトレスのコツは胸張って!胸見せつけて!ちょっとServiceもするのがコツって秋夜のエロゲに載ってたわ!実演するのよ!」


桔梗「先輩、私にもあるものでアドバイスをお願いします」


玲海「あー……。うんまあそうね……。ナイムネだし仕方ないね。ロリっぽく振る舞おうか……」


桔梗「ロリっぽく……奉ちゃんとかみたいにすればいいのかな。けどこれはこれでプライドが……ぐぬぬ」


▶桔梗 演技 駆け引き

 成功

 成功

▶スレンダーで親の手伝いに来ているロリっぽく演じてそこそこ評判になったよ


玲海「Hi!焼きそば2つとビールですね! はーい焼きそばとビール!」

桔梗「お兄さんはどうされます? はい、カレーとチューハイですね。すぐにお持ちしますねー」


男「カワイイ子多くてええのう……ついつい頼み過ぎちゃうわ」


――富山県某市 某海水浴場:海岸沿い AM11:00――


彼岸 「――それで、客寄せはいいんですけど何をすればいいんでしょうか……?」


もみじ「ほら!下着の紐をちょっと解いて見せつけるのよ。ええ身体してるやんけぇって思わせるのよ。ついでに彼氏も一本釣りしなさいな」


彼岸「いやいやいや流石にそういうのは違いますよね!?何か問題起きたらなんて報告すればいいんですか!?」


もみじ「上には私から報告しとくから。折角海なんだしテンションあげていきなさいよ」


彼岸「ううう……。客引き、普通に客引きでいいですよね……?」


▶彼岸 観察力

 ファンブル[何もなし]

▶ナンパしてきた男をドン引きさせた!


チャラ男「よーそこの姉ちゃん。お、俺とお茶しない?」


彼岸「――お、お茶ならそこのお店がいいですよ!絶対オススメですよ!お願いですから私を助けると思ってお願いしますよ!いいですよね!さあ!さあ!早く!」


チャラ男「お、おう……?ご、ごめん。ま、またの機会に……!」


彼岸「あっ………。くっ、何がいけなかったんでしょうか……」


もみじ「いや全部でしょ……。――が、頑張ろ……?」


彼岸「ふ、ふふふふ……この調子で大丈夫なんでしょうか……」


――富山県某市 某海水浴場:海 AM11:00――


奉「ほ、ほらお姉さん!げ、元気出して?」


ことり「いやうん大丈夫、喧嘩はしてないよ」


奉「あ…………。ほ、ほら!浮き輪持ってきましたから!海でぷかぷかしましょう!」


ことり「うん、うん、よし、遊ぼう!」


▶綾瀬 教鞭

 失敗


奉「ほ、ほら!わ、私がついていますから、ね?げ、元気出してください!」


ことり「うん、あの、はい、ありがとうございます……」


奉「わ、わー楽しいなー」


ことり「楽しいなー」


奉「あ…………。は、はい!た、楽しいなー!!!」


――富山県某市 某海水浴場:海岸線 AM11:00――


凛空「ここまで来たら変態もいないですね。何で遊びますか?」


桃風香「んー、スイカ割りっていうのしてみたいな!」


凛空「す、すいかですか……誰かからもらってくるしかないですね……」


▶北森 記憶力

 成功

▶優しい海水浴客からたまたまもらうことが出来たよ


凛空「普通にもらえましたね……。ほら、目隠ししてください」


桃風香「わわっ……。前見えないっ……凛空ちゃんどこー?」


▶桃風香は腕を前に出してフラフラ歩いていますね


凛空「み、右です!まっすぐ歩いてください!?あ、ああ……ずれてますよ!」


桃風香「えぇ?ど、どっち!?あわわわ……うわぁっ!」


▶凛空の方向に向かおうとして桃風香が倒れ込んだのを、凛空が抱えますね


凛空「ああもう……。ほら、ここですよ」


――富山県某市 某海水浴場:海岸線 AM11:00――


秋夜「じゃあ釘爺。俺はあっちのゴミ拾ってくるんで、そっち側頼んます」


中釘「うむ。足元に割れた瓶とか落ちとるからの、気をつけてな」


秋夜「うっす。腰に気をつけて」


▶中釘 捜査 運転で判定

 成功

 成功

▶ゴミ拾いはかなり上々の成果だったよ


中釘「ふ~い……。絡繰り掴み手マジックハンド持ってきてよかったわい」


秋夜「なんで持ってるんだ……?」


中釘「腰が少々痛いんでの、かがまなくても拾えるかと思ったんじゃが大当たりじゃったの」


秋夜「おっおう……機械が腰が痛い……?」


▶秋夜 バランス

 成功

▶それなりに処理出来る量をゴミ袋に詰めることが出来たよ


秋夜「大丈夫か釘爺。結構ゴミ拾いも重労働だもんな」


中釘「――しかし多いのぅ……。さすがにすぐには片付かんか」


秋夜「俺が持っていくんで大丈夫っすよ。先に戻っといてください」


中釘「悪いの、そうさせてもらおう。まだ残っとるから気をつけての」


――富山県某市 海の家「キリサメ」 AM11:00――


幽雅「このはさん、かき氷の作り方はわかりますか?」


このは「ちゃんとは知らないですけど……。これ回すんですよね?」


幽雅「そうですね。僕が後ろからしっかり支えますから、回してくださいね。僕はずっとこのはさんを見てますから」


▶秋月 水泳

 失敗

▶しっかりかき氷を作ることが出来なかった


秋月「う~ん?いまいちわからないですね~。ゆーが君はどう動かせばいいかわかりますか?」


幽雅「ほら、ここのレバーを回すんですよ。勉強してきたんです」


▶幽雅はこのはの手の上に手を乗せて一緒に回します


▶秋月 水泳

 成功

▶注文通りのとろふわなかき氷を作ることに成功した


秋月 「なるほど~こうですか」


幽雅「ええ。僕は朱城さん達に渡してきます。このはさんを少しの間見れないのはごめんなさい」


秋月「ありがとうございます~。自由な時間ができたらその時に好きなだけ見てください」


幽雅「ええ。そうします」


夏水「えっと……!焼きそば2つ!後イカ焼きも頼むわ」


棗「あいよ。そっちで足りない物はすぐ言ってくれ」


夏水「はぁ……仕込みって結構つれえんだな。喫茶店よりしんどいわ」


棗「飲食店は始まる前も地獄だからな。しかもこんな日差しが当たるんじゃな」


▶棗 火薬知識

 成功

 成功

 失敗

▶少し焦がしたが美味しい部類には出来た


棗「うーむ、イマイチな出来だ。食えなくはないか」


夏水「まあ海の家の料理だしある程度適当でも大丈夫だろ。ほら、持っていってくれ」


プロティン 「花恋ちゃん!私はここで何をしていればいいのかなぁ??あーっとそうだ!レジ打ちだって?できるよぉwでぇもぉ商品の値段を覚えないといけないからねぇw私実はこう見えて記憶力はそんなに良くは無いんだよぉwでぇもぉ?キミみたいな子にお願いされたら私はなんだってできるよぉ!?さぁ!私はなにをすればいい!!」


花恋「レシート見れば一発ですから。私は掃除してますんで」


プロティン「O!K!流石は教え上手だ!美人には不可能は無いねぇ!さぁー私に任せなさい!!」


▶プロティン 日本語

 失敗

▶レジを壊します


プロティン「ココをこうして最後にココをドン!」


花恋「ああー!!何防犯用のボタン押してるんですか!レジも出来ないとか……」


プロティン「アッハーwごめんよぉwキミの教え方は悪くなかったんだぁ、それは私が保証しよう、ただ!この機械は少々ボタンが多すぎるんだよねぇw」


花恋「ほら、私がやっておきますから……。外でポージングでもしといてください」


プロティン「さっすが適材適所!冴えてるねぇ!美人である上に聡明でもあるようだ!任せておきたまえよぉ!!!」


――富山県某市 某海水浴場:海 PM12:00――


奉「あ!桔梗お姉さん。ご相談があるんですが」


桔梗「奉ちゃん?どうしたの」


奉「ことりお姉さんがどうやら秋夜お兄さんと喧嘩しちゃったみたいで……。私、何も出来なくって……」


桔梗 「あーあの二人……仲直りさせてあげたかったのかな?」

桔梗(病室でやらかしたあれが原因だったらどうしよう……)


奉「そうなんです……。なんだかギクシャクしてるっぽくって」


▶桔梗 情報分析

 成功

▶桔梗は完全にこれことりと秋夜は喧嘩してるな……!と判断したよ


桔梗「んー難しいなぁ。私そういう経験ないしなぁ」


奉「桔梗お姉さんでも経験ないんですか!?」


桔梗「うん。なんかみんなは彼氏いたりするみたいだけど私は全然だよ」


奉「いいなぁ……」


桔梗「いい……のかなぁ」


▶桔梗 ラノベ 情報分析

 成功

 失敗

▶ラブコメだとこれは完全にことりが悪い!というか何かしたな!私は詳しいんだ!


桔梗「けど……。うん。心当たりというか、たぶんことり先輩だと思う。前に病室であったときもなんかちょっと空気が怪しくなったというかなんというか……」


奉「や、やっぱり……みんなに伝えなきゃ……!」


桔梗「というかこの間好きって明言してたけどあの二人付き合ってるのかなぁ……?」


奉「こないだ夜店で二人で仲良くしてるの見ましたよ」


桔梗「やっぱり何かあったのかなぁ。――――秋夜さんに聞きに行ったほうがいいのかな……?」


奉「でも、秋夜お兄さん大人気ですもんね……。私なんかと二人で喋れるかどうか……」


――富山県某市 某海水浴場:海岸沿い PM12:00――


もみじ「ほらほら!今度こそしっかり悩殺セクシーポーズ決めて海の家に叩き込むのよ」


彼岸 「セ、セクシーポーズ……」


もみじ「さっさと誘惑してくるのよ。私もなんとかしてくるわ」


彼岸 「――が、頑張ります!」


▶彼岸 信用

 失敗

▶もみじ 自己アピール

 成功

▶彼岸はかなりぎこちない、一見不審者に見えるポーズを取っていますね


彼岸「こ、こうかなっ……!?」


もみじ「こんにちわそこのお兄さん。彼女さんと海の家でお茶していきませんか?」


男「あっそう見えます?せっかくだしちょっと休んでいこうぜ。もう昼だし」

女「えっ……彼女……。う、うん」


彼岸「――――私ってこういうの致命的に向いてないのでは……?」


▶彼岸 心理学

 失敗

▶無残に失敗した


彼岸 「――――ひぐっ……、うっ……。いいんです……私なんて……私なんてどうせ……」


男の子「ママーいい年した女の人が泣いてるー」

母親「こら!見ちゃいけません!!」


▶海岸の波打ち際で体育座りして泣いてますね


もみじ「お、おう……。だ、大丈夫……?」


彼岸「もみじさん……。すみません……どうやら私はここまでのようです……」


もみじ「うっわぁ……。ほら……そろそろお昼だから。ご飯食べて気を取り直しましょう。ね?」


彼岸 「は、はい……」


――富山県某市 海の家「キリサメ」 PM12:00――


中釘「秋伍の、ゴミももうちょっとじゃの……。――ん?あの子は……」


▶ことりに目だけ動かして見た後、秋夜に向き合います


中釘 「すまん、腰がもたなそうじゃ。残りのゴミは任せてこちらの手伝いをさせてもらっていいかの」


秋夜「了解っす。俺はあっちの方行ってますね」


▶中釘はことりに話しかけます


ことり「あれ、電九郎さんどうしたんですか」


中釘 「おお、お前さんは秋伍の孫の……、彼女じゃったか?」


ことり 「いやいや、違います。一応」


中釘「なんじゃ、付き合っておらんかったのか。これは失礼した」


▶ことり 修理

 ファンブル[何もなし]

▶壊れたレジを直そうとして、ことりは完膚なきまでに破壊したよ


中釘「いや、すこし腰が痛くなってきおってな。海の家の周りのゴミ拾いをすることにする……!?」


ことり「あ」

ことり「あの……。えっと、私謝ってきますね、もみじさんに……」


中釘「――ワシも行こう」


ことり「ごめんなさい……」


――富山県某市 某海水浴場:海岸線 PM12:00――


秋夜「よ、よお凛空。げ、元気してたか?」


凛空「はぁ……。どうしてそこでことりお姉さんにアタックしにいかないんですか。二人きりになれるチャンスなんですよ?ヘタレなんですか?」


秋夜「き、きっついなぁ……。だ、だってみんな水着で目のやり場にこまるというか……」


凛空「私なら小さくて顔見知りで安牌だから取り敢えず避難してきたと?」


秋夜「え、いやその……、その通りですハイ」


凛空「はぁぁぁぁ……。最低です、それ私にも失礼ですよ。いい歳して何やってるんですか」


秋夜「面目次第もございません」


凛空「――まあ今回だけは水に流してあげます。そ・れ・よ・り!いつことりお姉さんに告白するんですか?ダダ惚れなのはもう見て明らかなんですよ」


秋夜「そ、そのうちしようかなって」


凛空「………………今日やりなさい!」


秋夜「うぇっ?!」


凛空「今日です。今日中にやってください。今やらなければ一生出来ませんよ」


秋夜「で、でも俺にだって心の準備ってやつがだな……!」


凛空「今までずっと心の準備してきて、小学生にも論破されかかってるのに何を今更……。早く行ってください。周りの人にもこっそり教えて二人きりのチャンスくらいなら作っておきますから、もう二度と私を避暑地のように扱わないでくださいね」


秋夜「マ、マジかよ……。覚悟、決めないとダメなのかな……」


――富山県某市 某海水浴場:海沿い PM12:00――


桃風香「このはちゃんやっほー!」


▶桃風香は後ろから抱きつきます


このは「ひゃあ!?桃風香ちゃんですか、びっくりしました~。どうしました?」

桃風香「このはちゃん居たから思わず飛びついちゃったー、一緒にあそぼー!」

このは「いいですよ~何して遊びましょうか」

桃風香「う~ん……。よし、泳ごう!」

桃風香「このはちゃん泳ぎ方教えて!」

このは「む、得意って程じゃないんですが……。出来るだけやってみましょ~」


▶このは 水泳

 成功

▶桃風香 集中

 成功


桃風香「うーん……なんか前に進まない!」

桃風香「むううう!進めー!!」


▶桃風香は身体を過剰に動かして、溺れてるように泳いでますね


このは「もふかちゃん、もうちょっと落ち着いて丁寧に……?」


▶このは 落ち着かせ

 失敗

▶桃風香 集中

 成功


桃風香「むー!やっぱり気合だ!うおおおお!」

このは「教えるのって難しいですね……。ここはお手本を……!」


▶秋月 水泳

 成功

▶北森 観察力

 失敗

▶結局桃風香はまともに泳ぐことは出来ませんでした


桃風香「えっと……腕をああやって動かして……」

桃風香「――――このはちゃん泳ぐの上手だねー!ボクには難しいやー……」

このは「うまく教えられなくてすいません~。難しいものですねぇ」

桃風香「けど一緒に遊べて楽しかったよ!また泳ぐの教えてね!」


――富山県某市 海の家「キリサメ」 PM12:30――


夏水「ふぅ……。少しマシになってきたな。幽雅よ、お前は大丈夫か?」


幽雅「はい、心配してくれてありがとうございます」


▶幽雅は夏水に正面から抱きつきます


玲海「Oh!ユーガは守備範囲も広い!エロゲ主人公の素質ありますよ!」


幽雅「そ、そうですか?主人公ならうれしいですね」 


▶幽雅は玲海にも正面から抱きつきます


夏水「おうおう。そんなに女に抱きついて愛しのスウィートハニーに怒られたりしないのか?」

玲海「そうそう。シューヤがこんなのやってたら蹴り飛ばしてるよー?」


幽雅「このはさんのことですか?彼女はそういう人じゃないですよ。愛するなんて僕にはとてもとても。それに、北森さんが仲良しの証だって」


夏水「はぁーん?それだけで他人にあんだけボディタッチするのか、末恐ろしいね。女の敵だよ女の敵」

玲海「このはちゃんと仲良くしたいならああいうのはしちゃダメだよ。ユーガくん」


幽雅「そ、そうなんですか!?お、教えてください!ど、どうしたらいいんですか……?」


玲海「そりゃあもうあれですよ。身体を引き寄せて、こうです!」


▶玲海は幽雅に目線を合うように屈んで、顎に手をあてて見つめるよ


幽雅「す、すごい!ドキドキが止まらないです……!こうすればいいんですね!」


玲海「そうよ!で、相手がやってきたことを今度は自分からやってみる。ほらやってみ?」


幽雅「は、はい!こうですかね……?」


▶幽雅は屈んだ玲海にそのまままっすぐ抱きついて、押し倒すようにして玲海をこかして真っ直ぐ見つめます


玲海「は、ははは……。――そ、そうだよ!そうやってこのはちゃんとか、桃風香ちゃんとかとスキンシップ取っていこう!」


幽雅「北森さんもですか……?」


玲海「桃風香ちゃんとお友達になりたくないの?」


幽雅「い、いやそんなことないです。友達は多いほうが良いに決まってます」


玲海「ふっふっふ……ちゃんと覚えるのよ?」


幽雅「はい!」


夏水「悪い大人だなぁ……」

玲海「これで面白いものが見れるわ……ケッヒッヒ」

夏水「いや違うな……。ただの愉快犯だわこいつ」


プロティン「せんせー……。どうして海は青いのかなぁ。なんで青じゃないといけないのかなぁ、でもさぁ、女の子の水着は何色だっていいと思うんだよね。ちなみに私の水着!大腿筋を極限まで見て欲しいからセクシーなブーメランしかも透けそうで透けない純白カラー!一度目に入ったらもう目が離せない!魅了のアイテム!」


棗「光の反射だ」


▶棗 植物知識

 成功

▶プロティン 日本語

 失敗


棗「ったく、聞いたぞ。派手にやらかしたってな……。もう少し落ち着いて行動してくれ」

プロティン「些細な事だよぉw大げさだなぁwせんせっ☆サー!気を取り直して、私たちの魅力をフル活用した呼び込みをしようじゃあないかぁ!」


▶プロティン 日本語

 成功

▶棗 駆け引き

 失敗

▶少しだけ呼び込みが出来た……ような気がする


プロティン「私の外見を活かした外人のふり作戦は大成功!なようなきがしないでもないようなきがするなぁ!」


棗「こんなもんでいいだろ。少し店の方を見てくる、変なことしないでくれよ」


プロティン「変な事ってなにさぁwもうお昼でしょぉ??私も行くよぉw」


秋夜「ああ。あんたか。ほら焼きそば。食うだろ?」


桔梗「奢りですか?ありがとうございます。一緒じゃないんですね」


秋夜「……?――誰と……?」


桔梗「誰とって……、はぁ。これはこっちにも何かありそうだなぁ」


秋夜「まあいいや。桔梗さん聞いてもらいたいことがある。その焼きそばは聞く代ってことで」


桔梗「まあいいやで済ませちゃいけないことだと思いますよとだけ言っておきますね。で、何なんです?」


秋夜「いや……、今日な。俺、綾瀬に告ろうかなって思ってるんだ。緊張してちょっと手震えててさ」


桔梗「やっぱり付き合ってなかったんですね……。さっき奉ちゃんからギクシャクしてるって聞きましたよ」


秋夜「うえ……?マ、マジで?俺なんかしたかな……」


桔梗「たぶんことり先輩の問題だと思うんですけどねぇ。勘ですけど」


秋夜「ああそっか……。ちょっと練習していい? ――――そ、その告るの」


桔梗「はっ?」


秋夜「いやその……、緊張でやばくって……」


桔梗「あいや、ごめんなさい。つい口が……。ま、まあ私でいいなら?」


▶桔梗 駆け引き 演技

 成功

 成功

▶秋夜 信用 駆け引き

 成功

 成功

▶何回も練習してまあそれなりに見れる感じにはなった!


秋夜「――君が好きだ。ずっと君のことだけを考えてきた」


桔梗「あの……。もう、いいでしょうか?十分ですよね??」


秋夜「じゃあこれが最後ってことで。うっ……ゴホン。――――き、君がほしい。俺と一緒に将来を歩んではくれないだろうか」


桔梗「あの、その……。一緒に将来をってのは少し重いような早いような……けどこれはこれでいいなぁ」


秋夜「俺と一生添い遂げてくれないか?」 


桔梗「あ、あのちょっと近くないですか?れれ、練習ですよね?」


▶秋夜は少しずつ距離感を縮めていきます


秋夜「俺でも良いなら、受け入れてくれ……」 


▶更に近づいて、触れたら当たる程まで接近します


桔梗「そんなに真剣に言われたら……。は、はぃ……」


▶桔梗は思わず目を閉じちゃいます


秋夜「はぁ……。こ、こんな感じでいいか?――き、緊張した……」


桔梗「――――恥ずかしい思いさせて、恥かかせる気ですか」


▶思いっきり脛を蹴り上げます


秋夜「がぁ……うぅ……な、なんで……」


桔梗「さっきの気持ちを返せともいいませんけど、失敗して泣きついても私は知りませんから」


秋夜「えぇ……。不安になってきた……」


――富山県某市 某海水浴場:海岸線 PM13:00――


プロティン「彼岸ちゃん、だったよね、どうしたんだい?せっかくの海だよ!お昼からは自由行動!何があったのかは聞かないけどさ!楽しい時間は楽しく過ごさなきゃもったいないよぉw私でよければ今からご一緒するよぉw」


彼岸「――あー……、えー……。はい、そうですね……」


プロティン 「いいお返事いただきましたぁwそれじゃあ早速元気の出るものでも食べようよw何がいい?って言っても私が作るわけじゃあないんだけどねぇw今日はキミと同じものが食べたいなぁw」


彼岸 「――じゃあ焼きそばを」


プロティン 「はいよぉ!マースター!焼きそば二つ!大盛で!ちゃぁんと愛情トッピングよろしくねぇw」

プロティン 「ぅん??アーッ!そっかぁ!私たち自分でまかないを用意しなきゃあいけないんだよねぇ、なにが余ってるかなぁ??そーだ!私あまり料理は得意な方ではないんだぁw彼岸ちゃんも手伝ってくれるかぁいw」


彼岸「え……いや、私はあまり料理は得意じゃないので……」


プロティン「大丈夫だよ!味は愛さえあればなんだって大丈夫なんだから!二人でやればきっと楽しいよ!」


▶彼岸 観察力

 失敗

▶プロティン 性知識

 ファンブル[生命15ダメージ]


プロティン「――――それにしてもぉ、パーカーなんてぇwもったいないぞぉ料理始める前に脱いでホラホラw」


彼岸「ちょっ、やめてください!は、離してくださいって!」


プロティン「ヨイデハナイカーヨイデハナイカーwwこんなに魅力的な体してるんだからぁwそぉぉれぇww」


彼岸「やめっ……やめろぉー!」


▶彼岸は動揺のあまりプロティンの顔面を焼けた鉄板に肘打ちで叩きつけるよ


彼岸「やば……。い、いや、セクハラしたそちらが悪いんですからね!ふん!」


プロティン「アヅァアヅァ!!ごめんごめん!兜焼きになっちゃう!お昼ごはんはそれでいいのかぁい!?」


▶彼岸は怒って何処かに行ってしまいます


プロティン「んもぉw素直じゃないんだからなぁw」


――富山県某市 海の家「キリサメ」 PM13:00――


夏水「おーおー、やってるやってる。あの筋肉ダルマに天然タラシ少年に神社ハーレム。――で、あの馬鹿。どうして周りの男どもはどうしてこう恋愛が下手くそなんだ」


凛空「人のこと言えるんですか……?夏水さん」


夏水「うるさいなぁ……。事情ってのがあるんだよ。あんな無邪気にハグとか出来ねえって。何だかんだで命の恩人にんなこと出来るか」


奉「あーあー……、いいなー」

凛空「どうしたんですか?そんな心底羨ましそうな声出して」

奉「見てよ凛空ちゃんに怜お姉さん!ほら、あそこ」


夏水「おー。秋夜に、桔梗か?あんなとこで何やってるんだ」


奉「青い海!白い砂浜!開放的な夏!!そんなタイミングで男女が二人きり!告白に決まってるじゃないですか!」

凛空「でも秋夜お兄さんの本命は誰が見てもことりお姉さんですよ?」


夏水「そうだな。あんなわかりやすいのを無視する綾瀬ちゃんの方が悪女だわ。――――ん?つーことは……」


奉「桔梗お姉さんが告白しに行ったんですよ!!今秋夜お兄さんとことりお姉さんギクシャクしてるみたいだし、奪い愛をするつもりなんです!!」

凛空「テンション高いなぁ……。どうせあのヘタレの秋夜お兄さんのことですから、私達程年下じゃない後輩相手に告白の練習とかやってるだけなんじゃ……」

奉「そんなことないよ!!!桔梗お姉さんも秋夜お兄さんのこと気になってるオーラ出てるし、きっと告白しに行ってるんだよ!!」


夏水「はいはいどうどう。恋に恋する乙女ってこういう感じになるのかね」


凛空「夏水さんはそういうのなかったんですか?」


夏水「俺か?俺は見たとおりだよ。中学高校なんてゲームに夢中でほぼ不登校だったし、浮いた話すらなかったさ」


奉「気になるなぁ……。こっそり盗み聞きしたいけど見つかっちゃうよね……、

うぅぅ……」


夏水「取り敢えずあれ止めとこうな。やばい」


凛空「そうですね……」


――富山県某市 某海水浴場:海岸沿い PM13:00――


玲海「でー?シューヤと喧嘩したんだって?痴話喧嘩をこんなとこでしなくてもいいじゃん」


ことり「いや、してないけど。――えっ、どこ情報」


玲海「まっつーから聞いたよん。犬も食わないってこういうことよね」


ことり「あーー……、誤解が解けぬままどんどん広がっていってたのね……」

ことり「いや、本当に喧嘩とかはしてないんだけど、ちょっと……」


玲海「なんか煮えきれないね。何やったの?」


ことり「いやまあ、やったというかされたというか、この間の病室以来ちょっと顔を合わせづらいなーってだけなんだけどね……」


玲海「はぁぁぁ……、結局痴話喧嘩じゃないですか……。これ以上聞くと糖分で虫歯なりそー……」


▶綾瀬 世間話

 成功


玲海「まあ良いけどさ。嫌われるようなことしたんじゃないか?って、シューヤもそわそわしてたよ。一言声くらいはかけないと」


ことり「そう、だよね。――ずっと話さないってわけにもいかないしね。わかった、ありがとう」


▶桃風香 フェイク

▶桃風香はこのはに化けます


幽雅「あ、このはさん。この後お昼、一緒にどうですか?」


このは「ゆーが君ー!」


▶このはは幽雅に正面から抱きつきます


幽雅「おっとと……。このはさん。今日は積極的ですね」


▶幽雅は抱き返します


このは「はう!?ゆ、ゆーが君どうしたの?」


幽雅「表情がコロコロ変わるのも可愛いですね。焼きそば一緒に食べましょう」

幽雅「――ほら、あーん」

桃風香(あ、あれ?驚かせるつもりだったのに……。食べちゃっていいのかな……?)


幽雅「食べないんですか?お箸なので難しいですね。やっぱり手が震えちゃいます」


このは「あ、えーと……えーと……。今はちょっと控えてるん……で……す?」


幽雅「そうですか。残念ですね。これは後で僕が一人で食べることにします。――――急に抱きついてきてどうしました?いつでも抱きついてきていいんですけどね」


このは「えーと、ゆーが君が居たから……えーと」


▶桃風香 心理学

 成功

▶幽雅は怒ってはいないと感じました


幽雅「抱きつきたかったんですか?このはさんもそういうところがあるんですね。ほら、もっと抱きしめてあげますよ」


このは「あう……」


▶桃風香 誘惑

 成功

▶幽雅 第六感

 成功

▶桃風香は緊張とドキドキで魔法を解いてしまいます


桃風香「ポワー…………」


幽雅「!?――――そうですか。北森さんでしたか。少しおかしいとは思ってたんです。ほら、もっと抱きしめてあげます」 


▶幽雅は優しく抱きしめて頭を撫でるよ


桃風香「あっ……。ごめ……ん!?――んんー……!」


幽雅「ほら、気にしないでいいんですよ。日頃からもっと甘えていいんですよ。頼ってくださいね」


桃風香 「……う、うん」


幽雅「もう少し……、こうしてましょうか」


――富山県某市 海の家「キリサメ」 PM13:00――


▶爆発したレジが置かれています


中釘 「ふ~い……散々じゃったのぉ」


棗「うちの奴が迷惑をかけたな。あれも中々扱いが難しくてな」


中釘「おお棗くん。いや、ワシも悪かった……。さて、気を取り直して、飯でもどうじゃ?」


棗「俺でよければ。大したものも無いとこだが、お互いに労い合うとしますか」


中釘「そうじゃの。じゃあ少し場所を借りるか」


▶中釘 電子工学

 成功

▶棗 修理

 成功

▶レジを修繕して、ついでに機能拡張もします


中釘「おお、棗くんやるのぉ。うまいぞ」


棗「電爺さんの教え方が上手いんですよ。まだまだ俺じゃ及びそうにないですね」


中釘「モグモグ……この配線を繋いで……、ちょっとそこのドライバ取ってくれ」


棗「しかし……。イカを焼くどころか生でも食うなんて、この国の文化には慣れきれないと思ってたが……、ああして実際に焼くことになるとは……。――おっと、どうぞ」


中釘「ありがとう。――――ガチャンチーン! よし、これでコイツも直ったの」


――富山県某市 某海水浴場:海岸沿い PM13:15――


奉「はぁ……。どこもかしこも少女漫画してて私の居場所がないなぁ……」


このは「せっかくの海なのに落ち込んでいたらもっいないですよ~、大丈夫ですかぁ?」


奉「主人公が来ちゃったかぁ。このはちゃん、幽雅くんのところに行かなくていいんですか?」


このは「いえ、その……、あんまり一緒にいるとドキドキしてよくわからなくなっちゃうから……。――このは、どうしちゃったんでしょう」


奉「わかるよ。私も先生と一緒におしゃべりしてるとドキドキして顔が熱くなっちゃうんだ」


このは「そうなんですか?じゃあじゃあ、このはのこの気持ちって……、その……」


▶このは 心理学で判定

 クリティカル

▶自分の気持ちを自覚しちゃいます


奉「はぁ……。私にも春が来て欲しいよ」


このは「先生がいるんじゃないですか?」


奉「先生が相手だとやっぱり壁がね……。――このはちゃんはいいなぁ」


このは「そうでしたか~。ね、それでももっとお話聞かせてください。急に自信無くなってきちゃって……」


奉「一応先輩!だもんね」


――富山県某市 海の家「キリサメ」 PM14:00――


玲海「休憩も終わったしキビキビ働きますか!――ペチャパイ顔赤いよ?日焼けした?」


桔梗「そうですね、悪い男に遊ばれてました。初恋と失恋を同時にした気分で最低ですほんと」


玲海「誑かされちゃったかー」


桔梗「なにもしないでいるとずっと考えてしまいそうなので、午前中以上に働いてやります……」


玲海「よっしゃよっしゃ!男客を誘惑していきましょうか」


▶桔梗 演技 駆け引き

 成功

 失敗

▶それなりに集客が出来た!


玲海「はい。やきそば2つにビール1つですね!ありありー!やきそばー3つビール1つ!」


桔梗「あーもう、集中できないー」


玲海「――――何があったかは知らないけど、諦めるってのはしちゃダメだよ。私みたいに」


桔梗 「スタートラインが違いすぎてもう諦めるというかなんというか……。あっすみませんオーダーですね。少々お待ちください……」


玲海「私の初恋もそうだったよ。――――まだ諦めてないけどね」


――富山県某市 某海水浴場:海岸沿い PM14:00――


彼岸「――――今日は散々でしたね………。客引きは大惨事だった挙句変な人にセクハラされて……。ふふ、ふふふふ……」


中釘「さて……、お前も最後までしっかり働いてくれよ!」


▶レジをぽふぽふと叩きます


中釘「んー?」

彼岸「――――分かってるんですよ、私がこの手の接客業に向いてないなんてことは……」


▶店先で体育座りで座り込みますね。正直かなり邪魔です


中釘 「ヨッコイショ……と。どうした、若いの?」


彼岸「――いえ、ちょっと自分の接客業への適性の無さを痛感していたところで……」


中釘 「そうか……。ヒトには得意不得意な事がある……とは言わんが、まあ得意な事も失敗することもある。無駄に長い間生きてきたジジイでもほれ、こうして生きとる。気にしなさんな」


彼岸「ありがとうございます……。ええっと……」


中釘「中釘なかくぎ電九郎でんくろうじゃ。よろしくな」


彼岸「――鏡崎彼岸です。……ありがとうございます」


中釘「彼岸さん。人生はうまいこと行かんことも多い。今日もまたダメな日なんじゃろ……。ワシと同じようにな」


▶中釘はニカッと笑います


彼岸「――そう、ですよね……!頑張ってみます!」


中釘「得意な事で取り戻せる時もある。まだ、今日は終わっとらんからの!」


▶彼岸 反射

 クリティカル

▶海がざわついてるのを直感的に感じます。警戒はしておくべきだろうと思いました


彼岸「そうですね……!?今、何か海の様子がおかしかったような……」


中釘 「――お前さんも感じたか?たしかに海の方が……。もしかしたら荒れるかもしれんの。早めに片づけられるようにしておくか」


もみじ「さてと、ロリの魅惑に落ちるロリコンも多いでしょ。桃風香ちゃん、頼んだわよ」

桃風香「…………」


▶桃風香はぼけーっとしていますね


もみじ「あ、あれ?桃風香ちゃーん、桃風香ちゃーん??」


桃風香「――あっ!す、すみません師匠!」


もみじ「大丈夫?木陰で休憩する……?」


桃風香「い、いや大丈夫!」


▶もみじに力なく抱きつきます


もみじ「――――寂しくなっちゃった?」


桃風香「そう……、なんですけど……。師匠に抱きつくのとは違うの、かな?」


もみじ「後でゆっくり話聞こうか。先にお仕事しちゃいましょう」


桃風香「……う、うん!――ごめんなさい師匠!スーッ……いらっしゃいませー!!!!!!」


▶北森 自炊 観察力

 成功

 失敗

▶悶々としてそれどころじゃなかった


桃風香「……集中できない!――――うう、師匠ごめんなさい……」


もみじ「いいのよ。もう疲れちゃった?」


桃風香「なんだかもやっとしたのが……。師匠に会いたいのかなって思ったけど……よくわからない」


もみじ「そっか。一度海の家に戻ろうか」


桃風香「……うん」


▶もみじは優しく手を繋ぐよ


――富山県某市 海の家「キリサメ」 PM14:20――


花恋「うーん……。なんか、嫌な感じするんだよね」

凛空「嫌な感じ……とは?」

花恋「何か、大切なものを取りこぼすような、遠ざかっていくような。そんな感じ」

凛空「難しいことを言いますね……。巫女さんとしての、ですか?」

花恋「ううん……どうだろ。そこまではわからないなぁ」

凛空「よくわからないですね……、みなさんと違って私はお荷物ですし……」

花恋「そんなことないよ。後方支援で解呪の巫女だって立派なお仕事なんだよ?」

凛空「そうでしょうか?やっぱり前に立って堂々と守るのが一番だと思うんですが」

花恋「心の支えっていうのになって、精神から守ってあげるんだよ」

凛空「やっぱり今日の花恋お姉さんは難しいです。私にわかる日は来るんでしょうか」

花恋「いや!――まあいいよ。私が説明するより実感がないとわからないもんね。私もそうだったし。……取り敢えずは今の仕事をしちゃうからね」

凛空「はい。私は棗お兄さんに呼ばれてますので失礼します」

花恋「あの人ロリコンなのかな……?いや、そういうわけじゃないと思うけど」


プロティン「ハッハーw調子はどうだい?もうお昼時も過ぎただろうwそろそろ遊びの誘いが来るだろう!ぉ、噂をすれば!キミを海に誘いに来たぞ!そう!私だ!――せっかく海に来たんだ!泳ぎに行こうよぉ!」


夏水「うっせー!こちとら調理場で忙しいんだ!材料切ってくれよ!」


プロティン「ハッハーw海に来たのに泳げないなんてぇwなーーんて可哀想なんだぁw仕方ない私が仕事を終わらせて一緒に遊べるようにしてあげよぉw」


夏水「調理に終わりなんてないんだけどな……。まあいいわ。手伝え」


▶夏水はプロティンに包丁を渡すけど、ぽかんとしています


夏水「包丁も使ったことないんか。ほら、教えてやるよ。まず、猫の手で持つんだ。こう、な」


▶夏水は両手で猫ちゃんポーズをして、招き猫のように振ります。その後、包丁を持って、わかりやすく教えますね


プロティン「ハッハーw料理はなにせ食べる専門のことが多くてね!なるほどw君は教えるのが上手だね!これならなんだって切れそうだ!!」


▶プロティン 自炊

 成功

 失敗

 失敗

▶まあ料理に使える程度には切れたよ


プロティン 「ここを」

プロティン 「こうしてぇ」

プロティン「こうだ!」


夏水「まあ初めてにしては上出来なんじゃないか?ほら、切ったやつよこせ」


プロティン「うん!我ながら男心をくすぐるワイルドな切り口!それじゃあこれは私の愛のハンドリフトでキミの胸にお届けだw」


夏水「はいよ。じゃあ次はキャベツな。頼んだよ」


――富山県某市 某海水浴場:海岸沿い PM14:00――


幽雅「さて、このはさん。どうぞ」


▶幽雅は両腕を開いて抱きつかれ待ちのポーズを取ってます


このは「え、えぇ?あの……えいっ!」


▶このはは意を決して正面から抱きつきます


幽雅「このはさんも抱きつきにくるんですか。もっと僕に甘えてくれていいんですよ。ほら」


▶このはの顎を少し上げ、目線を合わせてじっと見つめます


このは「ええ、気付いちゃいましたから。それに、はっきり伝えるべきって言ったのはこのはです」


幽雅「え……、な、何をですか?」


このは「――――は~、あの時は奉さんに正しいアドバイスをした自信があったのに、こんなに難しいことだったなんて思いませんでした」


幽雅「このはさんは焦らすのも上手なんですね」


このは「本当に焦らしてるように見えるんですか?おこりますよ?ああ嘘、嘘です、怒るのなんて無理です……」


幽雅「延々抱き合ってるのは少し恥ずかしいですね。かき氷を作らないと」


▶幽雅は少し離れて踵を返します


このは「ま、待ってください!」


▶後ろからもう一回抱きつきます


幽雅「仕方ないな……、もう少しだけだよ。お仕事も残ってるんですよ?」


このは「言いますからちゃんと聞いてください」


幽雅「は、はい」 


このは「このは、ゆーが君のことが好きです」


幽雅「……!そ、そうか。ぼ、僕は……このはさんのことは好き、というわけでは……。どちらかと言うと、憧れで」

幽雅「僕なんかが隣に立っていいのか……、今も不安で不安で仕方なくて」


このは「強さなんて関係ないんです。隣にいるとあったかくて、ドキドキして。それだけで……」


幽雅「そう、かな。僕は……、色々本を読んで友達との付き合い方を勉強したんだけど、それでもやっぱり友達が出来るどころか、みんな話しかけてくれないようになっていって。まだどうしたらいいかもわかってないんだ。――そんな僕でもいいなら……是非」


このは「!ありがとう、ございます……」

このは「あの、今は憧れだけでもいいんです。ゆーが君に好きになってもらうのはこのはのこれからのお仕事です~」


幽雅「そうですか。期待、してますね」


このは「ふふっ。覚悟、です~」

このは「じゃあさっそくですが手伝ってください。共同作業、な~んて……」


幽雅「はい。お手伝いしますね」


▶このは 水泳

 成功

 成功

 成功

▶大量に作ったかき氷はそれなりに売れ、夕方には完売する程だったよ


このは「お疲れ様でした~。後で余ってたらこのはたちもいただきましょうか、食べさせてあげます~」


幽雅「はい。もっと抱きしめてくださいね」


――富山県某市 某海水浴場:海岸沿い PM14:00――


秋夜「はぁ……はぁ……。綾瀬、こんなところにいたのか」


ことり「あ……秋夜君」


秋夜「君を、探してたんだ」


ことり「えっ、あ……、はい」


秋夜「俺は、綾瀬のことが欲しい。俺と、一生を共に歩んで欲しい」


ことり「えっと……、ごめんちょっと待って思ってたより重い」


秋夜「え、え?!そ、そうかな。俺なりに誠意と気持ちを込めてみたんだけど」


ことり「いやごめん、それはわかるんだけど、こうなんか、ごめん」

ことり「でも、私でよければ、よろしくお願いします」


秋夜「そうか。よろしくお願いします……」


▶ことり 心理学

 成功

▶秋夜は誰が見ても緊張しており、身体もガチガチですね


秋夜「それで、もう一度、今度こそ本当に使命とかじゃないキス、していいか?」


ことり「あっ……はい……。えっと、喜んで?」


▶綾瀬 人脈

 成功

▶ことりは周りに誰もいないのを確認してから、静かに目を閉じたよ


秋夜「俺はヘタレじゃない……ヘタレじゃないんだ……」


▶ことりを少し強引に抱き寄せて、キスしたよ


――富山県某市 海の家「キリサメ」 PM15:00――


▶桔梗 直感

 失敗


桔梗「っえ、誰かたすけ……」


▶桔梗はイカ足に絡め取られて、穴の中に連れ去れてしまったよ。海水浴客からは悲鳴が上がり、サメ映画の序盤みたいな状況になります。それを見たもみじは素早く魔法陣を展開し、逃げようとする海水浴客を気絶させます。海の真ん中に黒い悪鬼が開いており、そこに桔梗が連れ去られたのだと魔法陣を書いていない人は気付くことが出来ました。


プロティン「今の声は!美女が私に助けを求める声!!あそこだ!」


夏水「おい……!まあ、仕方ねえか。俺も行きたいがこっちも大事だしな……くっそ」


彼岸 「――こんな時にまで……!?早く助けなければ!」

このは「あれ~?あんなところに……、ってぇ桔梗さん!?」


幽雅「僕の大好きなヒーローさん。頑張ってきてくださいね」


中釘「この黒い空間は……、まさかあの時と同じ……!?――――ええいっ!戸惑っている場合かっ!今度こそ、今度こそ子どもたちを守るんじゃ!」

桃風香「――あれ?あの人……。皆行ってるってことは……。師匠!行ってきます!」


もみじ「さて、こっちも仕事よー。半分消えるから、その間に気絶させた海水浴客を海の家に回収!そして記憶消去処理よ。ま、流石に今行ったやつら以上は戦力過剰よ」


玲海「うぇーい……」

凛空「どうせ私は行ったところで戦力外なのでいいんですけどね……」

花恋「せんせー!ことりと秋夜がいません!」

奉「……!!その2人は先に行きましたよ!!」

花恋「そうなんだ……。秋夜、こういう時だけ動き早いんだから……」

玲海「さぁて、面白くなってまいりました」

夏水「俺は何も見なかった……。青少年の営みを邪魔出来る学生生活は送ってなかった……」


――海の藻屑――


▶海の中だと言うのに息が出来ます。悪鬼の補正がかかってるんだなと感じました。また真っ黒の悪鬼だった中は洞穴のような少し開けた場所で、足だけで自分の身体より大きい触手をした巨大なイカがこちらを見据えてました


彼岸「――――戦う意思……力……私は……!」

プロティン「【罵符】バッシングパワー!」

プロティン「説明しよう!バッシングパワーとは世に放たれた様々な罵詈雑言をなんやかんやして自身のエネルギーにして身体を大きくビルドアップするワザなのだ!」


[服だけを溶かす粘液たっぷりの触手足(移動時、拘束)]

[衣服を剥ぎ取り嬲る(拘束時必中。物理生命精神3d7。服が溶ける)]桔梗

 生命精神12ダメージ

▶クラーケン 引きずり込む(物理3D6。拘束)彼岸

▶彼岸 回避判定

 失敗 8ダメージ

[衣服を剥ぎ取り嬲る]

 生命精神11ダメージ

▶触手に苗床に放り込まれた後、全身嬲られ桔梗は水着がほぼ溶けています。彼岸もチャイナドレスが服だけ溶ける粘液で穴開きになっています


桔梗「やだ、やめて。やめてよぉ!」

彼岸「痛っ!……ちょっ、足が!足がぁぁああ!?」


中釘「彼岸さんっ!?おのれぃっ!!」

プロティン「待つんだ!今は下手に刺激すればどうなるか解らない……!様子を見るんだぁ!!」


彼岸「ひぃっ!ぬるぬるしたのが!ぬるぬるしたのがぁあああ!?」


桃風香「な、何あれ!?気持ちわる……」

このは「なんか増えましたね~。大丈夫でしょうか」


彼岸「うわーん!くらえー!」


▶彼岸 通常攻撃 

 成功 7ダメージ

▶秋月 快晴

▶水中に人工太陽を設置し、薄暗い洞穴が見やすくなりました。嬲られてる動きも見やすくなり、助けやすくなりました


このは「『山々が 光り輝く 昼下がり 見上げる空に 雲一つなく』 あんまり近づくのは控えた方がいいでしょうか……?」

プロティン「ほぉう、これならなんだってやりやすくなりそうだw」

中釘「なりふり構ってはおれん!今助けるぞ!」


▶中釘 ホーリーライト

 11ダメージ

▶目が光り輝いて、レーザー光線で触手を焼き、切断します


中釘 「彼岸さん!!」

彼岸「目、目からビーム!?」


▶プロティン 妖怪知識で判定 回復薬

 クリティカル


▶クラーケン:イカの魔物 海の家で働いている可愛い子たちに、触手プレイがしたいという海水浴客の願望、欲望をイカ焼きの素材のイカを媒体とし、悪鬼が誕生したようです。イカ焼きの素材のイカは羅刹になったようだ。現在は願望を果たしているが、所詮イカ。


プロティン「ハッハーw特殊な性癖をお持ちの誰かの願望の成れの果てかw問題はやはり足の数の多さだねぇw」

プロティン「元気が足りない!怪我をした!不慮の事故は怖いよね!備えあれば憂いなし!『ライフプロテイン』!体を構築する主成分プロテインで傷口をたちまち塞いでくれる!体を治すのに体の主成分を使うのは道理だよねぇ!」


中釘「ッァァアア!!」


▶中釘の目の周囲が焼け爛れ、灼けた皮膚の内側から、機械仕掛けの身体が顕になりますね。心臓の黄色い光が点滅し、歯車の稼働音が激しく聞こえます


彼岸「き、機械!?」


プロテイン「おぉ!こいつは驚いた!ただのじいさんじゃあないとは思ってたけど、私のお友達だったかなぁw」

彼岸「と、友達!?」


中釘「ス……すまんノ……。隠すツモりはなかったが、ヒトと生きるタメに作られた、絡繰り人形なんジャ!!」


このは「ほあ、そんなこともあるんですね~」

桃風香「おじいちゃんがロボットに……!かっこいいー!!変形ロボだ!」


▶桔梗 脱出

 成功

▶苗床からほぼ裸で命からがら逃げ出します


▶桃風香 通常攻撃

 成功 9ダメージ

▶銃を打ち込みます。何故か水中なのに普通に飛んでいきますね


桔梗 「逃げなきゃ……。えっこんなにいっぱい……!?」

桃風香「よ、よし当たった!……大丈夫!」


ことり「遅れましたー!!ってうわっ気持ち悪。えっと……、桔梗ちゃん、彼岸さん、大丈夫……?」


彼岸「大丈夫じゃないです……。うう……」

桔梗「誰でも良いから……助けて……」


棗「すまんな、来たからには仕事は果たす」


▶棗 通常攻撃[麻痺追加攻撃]

 成功 12ダメージ


▶ことり 小型ボム

 6ダメージ


棗「集中砲火を掛ける、のは俺じゃ弱いんでな。サポートさせてもらう」


ことり「よっしゃ気合い入れていくよ!!バンバン!」


▶指鉄砲を作って本当に銃弾を発射した後、片足を上げ、決めポーズを取るよ


▶クラーケン 引きずり込む このは

▶このは 回避判定

 失敗 7ダメージ

[衣服を剥ぎ取り嬲る]このは彼岸

 生命精神16ダメージ


▶このはの足をひねるように捕まえた後、苗床にオーバースローでぶん投げ、粘液で全身をじわじわと服だけ溶かしていくよ


このは「ひあぁ!?だめっ、だめです~!」

桃風香「こ、このはちゃーん!?」

彼岸「ひぐっ……、うう……もうやだぁ……。なんで私がこんな目に遭わなきゃ……うえええん……」


中釘 「おのれィッ!!女子ドもばかりを狙いおって!!」

プロティン「そりゃぁ私がアイツならそうする。誰だってそうする」


▶彼岸は全身を嬲られ尽くして意識を失った後、クラーケンはつまらなさそうに悪鬼外に放り投げたよ


中釘「彼岸さん!?――――何処へ……」


プロティン「心配することないよ、じいさん、今の心配はこいつをどう殺すか、それだけだよ」


中釘「心配スルことはないだと……。お主、どこまでこコを知っておる?」


プロティン「そうだねぇwここは煩悩と闇の世界ってとこかなぁw、彼岸ちゃんは帰っただけさw」


中釘「帰った……、無事なのか……。いやワかった、お主の言葉。信じるぞ!」

棗「1人抜けたなら残ってる方の救出だ。もう少し耐えてくれよ!」


このは「そういえばなんか持ってましたね~。――使えるんでしょうか?えい」


▶棗 通常攻撃[麻痺追加攻撃]

 成功 14ダメージ


▶このは ルアーボール

 成功

▶このはは釣竿のハリを思いっきり突き立て、釣竿を思いっきり横にしならせて切断します


ことり「うっわ、うっわ……。エグいことするね~……」


プロテイン 「ハッハーwこいつぁ凄いやw自分のじゃなくてよかったw」

棗「うっ……。イカ……タコ……気持ち悪……」


▶中釘 サモン鳥

▶心臓の場所を開き、真っ赤に心臓が輝いて、腕を突っ込んで鳥型の機械を取り出すよ。かなり熱そうですね


中釘「ヒトを守れイっ!!『絡繰り:或電話素あるふぉんす』!――――焼き尽くせ!」


▶サモン鳥 ファイア

 8ダメージ

▶或電話素は口から火を噴き、触手を焼き切るよ


▶プロティン 剛力で判定 通常攻撃

 失敗[拘束]12ダメージ

 成功 23ダメージ

▶プロティンの身体を嬲るように粘液が落ち、兜が溶けています


プロティン「ウグッフゥ……貴重な体験をありがとう。最高に……最悪な気分だw」


棗「――そうか……これが教えてもいないことを勝手に学んできた時の気持ちか……。捨て去りたいもんだな……」


プロティン「さぁ、面みせてもらおうか!今からタコ殴りにするからさぁ!」


桔梗「ふふ、嬲ってきたこと後悔させてやるんだから…………」


▶桔梗 脱出で判定 通常攻撃

 成功

 失敗

▶変身前に全身を嬲られた影響で、嬲られた自分しか想像出来ず、変身出来ないようですね


▶桃風香 時の刃

 11ダメージ


▶ことり C4

 17ダメージ


桔梗「変身すればこんなやつ……あれ、弓が出ない?えっどういうことなの!?」


棗「力み過ぎだ。まずは落ち着け」

桃風香「――何だろう、落ち着かない……」


ことり「ええい流石にそのサイズのイカは気持ち悪い!!」


▶欲望の化身のイカは勿体振って後ろに移動した後、思いっきり爆発して消滅します。悪鬼が少しずつ崩れていき、洞穴が崩壊していきます


棗「――やっぱ生のイカはダメだわ……」

桃風香「――あれ?やっつけてる?……まぁいいや、帰ろう!うん!」

このは「んっ……はぁ……。何とかなってよかったです」


プロティン「さーて、準備を怠った怠け者達は地獄めいた脱出ダッシュだ!さぁいくぞぉ!!」


▶中釘 ヒール

 9回復 

 11回復


脱出判定

プロティン 1失敗 10ダメージ

ことり 2失敗 58ダメージ

中釘 0失敗

[プロティン:回復薬2個]

[ことり:回復薬G2、回復薬G3]


――富山県某市 海の家「キリサメ」 PM17:40――


プロティン 「やっほーー!海だーー!」


もみじ「お疲れ様ーもう夕方よ。後片付けだけ手伝ってちょうだい」


棗「ったく、人使いが荒いオーナーだ」

プロティン「そんなところもまた魅力の一つサッ☆ハイハァイ今行くよぉw」

桃風香「はーい!」

桔梗 「散々だ。夏なんて、海なんて、もうこりごり……」

中釘「ぐ……ヌゥ……帰ってこれタのか……」

このは「ちょっとハプニングはありましたが……。うふふ、今日はいい日でした~」


もみじ「泣きながら帰ってきた彼岸ちゃんをあやしてくるから、後はお願いね」

桃風香(結局あのモヤモヤは何だったんだろう、まぁけどその内治るよね)


夏水「やばい……やばいぞ……見なくてもいいやつを2つも見てしまった……。勝手に喋るわけにも行かねえし……。――――俺に青春が来なかったことへの当てつけか?それともあの時素直に俺をお礼として差し出しておけば……。くそっ……たらればはダメだよなぁ」

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