S10 霧江花恋の蝶の舞 6月17日
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気がつくと、時が止まってしまっていた。
動かない人々の背中から、蛹のように舞いでるは大禍時。
彼奴らは時を刻む人を優先して襲うようだ。
蝶は甘美な死骸に集るものだ。
『死』はすぐそこにまで来ていたのだ……
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――朱鷺森市 美術館併設喫茶店:紅葉――
▶急に、再び街が悪鬼に染められた。前回と違う点は、全体が灰色に染まったこと。紅葉でくつろいでいた、灰色で動かない人の背中から、緑色の4足歩行や、それに羽根が生えたものなどが羽化のように這い出てくる。動いていない人間には一切興味を示さず、動いている人間に対して、漫然と襲いかかってきたのだ
千場「マスタァ……、肉たっぷりハムサンd……!?」
もみじ「んなこた言ってもあたしは料理はさっぱ……!?戦闘配備!!寄ってくるのは全て敵と思いなさい!くそっ……、油断してた」
桔梗 「――――悪い勘ほど当たるもの。けどこれは……、この前の?」
千場「最近変だと思ってたらいきなりか……。わかった。そこの子は新入り?」
桔梗「もみじさんと、そこの……、あぁまたこの間みたいな人ですか。桔梗です」
もみじ「使えないこともないけど、私と同じ後方支援よ。体張りなさいな」
千場「こんな時だけどよろしくね。みらの。千場みらのよ!」
桔梗「すみません。使うものがこれなので」
もみじ「仕方ないわね……」
千場「さぁて、私の注文をキャンセルするやつは誰であろうとタダじゃ置かないわよぉ……」
▶もみじ 通常攻撃[狙撃、貫通]
成功 1280ダメージ
▶桔梗 武道
成功
▶桔梗はテーブルを蹴り飛ばし、即席のバリケードを作ります。ただ、中央に固めているのでそこまで強固というわけではないですね
桔梗「まだあいつらからは距離がある……。破られやすいのは、窓!」
千場「えぇい!テーブルが邪魔で!?」
もみじ「死なない程度に情報集めときなさいよ!情報は命よりも高いわよ」
桔梗「情報といっても……。こんなにいきなり現れたんじゃ」
千場「ここで何しろってのよ……!とにかくあんたたちと違って前に出ないと届かないんだからとりあえず前に出るわ!」
もみじ「はよ出てちょうだい!弾込めにも時間かかるんだからね」
桔梗「立ちはだかるなら……一撃で仕留める」
▶もみじ 通常攻撃[狙撃、貫通]
成功 1470ダメージ
▶千場 自己アピール
成功
▶みらのはとても目立つコミカルな動きをして、目線をこちらに向けさせました
千場「イタタ……イタイワー!! モノスッゴイイタイワー!!」
桔梗「みらのさんはともかく、私たちはこんなところで多方向の敵に対処できない。なら方向を制限すれば……!」
▶桔梗 鷹の目 アローレイン[冷徹]
成功 47ダメージ
▶千場 移動阻害
桔梗「――――慈悲なんてかけない。確実に、確実に……」
千場「おわ!?桔梗ちゃんすごいじゃん!?――こりゃあ怠けていられないなぁ……」
もみじ「弓ってだいたい経験値たまらないから威力足りなくて大体控えメンバーよね……。いや今考えることじゃないわ」
千場「さて……、電子の壁を越え、鍵を手にせよ。『エレクトロン・キー』」
もみじ「こりゃ私いらないわね……」
▶もみじ 通常攻撃[狙撃、貫通]
成功 1580ダメージ
もみじ「はーつっよ。私が現役の頃こんな味方ほしかったわ」
千場「服は現役だけどね~いやぁ可愛いわよマスタァ……?」
もみじ「若気の至りだったんだよ……」
千場「まぁ私も若干そうだったからワカル」
もみじ「さて、連絡かしら。ってなると今回は人手か。取敢えずうちに所属してるのは全員呼んでおくか」
▶もみじは魔法陣を素早く書き上げると、赤い狼煙をあげます
もみじ「こんなもんでしょ。非常事態なのはわかるだろうし、死なないように祈っておくか。取敢えず合流しに行くわよ!」
――朱鷺森市 萩野朱鷺森神社――
▶萩野朱鷺森神社で、たまたま参拝に来ていた参拝客が、ほとんど全て入り口の付近まで飛ばされ、鳥居の前で倒れ伏すよ。身体や風景は灰色に染まり、倒れ伏した身体の背中から溶けた氷のように怪物が羽化していきます
小菅沢「秋夜さーん、この前ウチのポストにDVD入れてたでしょ、うちはプレイヤーがないって言って……。なんですかこれは!?」
凛空「秋夜お兄さんなら入院してますよ。知らなかったんですか?」
▶羅刹は凛空にも見えているようですが、必死で見なかったことにしていますね
小菅沢「朱城さん……でしたっけ?あの、この状況は一体なんでしょうか……?」
凛空「私に聞かないでください……。お兄さんはなんとかできないんです……?」
小菅沢「あなたの仕業ではないということが今理解出来ました、出来る限り安全な場所に心当たりはありますか?」
凛空「あるならとっくに逃げてます……。図体だけ大きいのに脳みそ小さいんですね」
小菅沢「はい、判りました。それならそこから離れないでくださいね!?善処します!」
▶小菅沢がくるっと一回転すると大きな翼が背中から出てきて、天狗装束になります
凛空「はぁぁ……、天使……は黒くないし、こんなダメそうじゃないよね……。はぁ……、わかりました」
▶凛空は一瞬小菅沢を見ると、社に走っていきました
▶小菅沢 視線
成功
▶奥にひときわ大きな緑色のセルリアンのような個体がいるのが見えます。神社に紫色に張られている結界に体当たりし、壊そうとしているのが見えますね
▶凛空はすぐ戻ってきました。巫女服を着ています
凛空「すいません!もみじさんの話だとこの服じゃないと何も出来ないらしくて」
小菅沢「こっちです!さぁ!行きますよ!」
▶小菅沢 通常攻撃
成功 37ダメージ
▶凛空は目を瞑って、一心不乱になにかお祈りしているようです
▶大型セルリアンっぽいやつ 体当たり(物理7d7)
▶凛空 回避判定
失敗 9ダメージ
凛空「うぅっ……はぁ……うっ……。気持ち悪いです……、なんとかしてください……」
小菅沢「それもそうですが、やはり数がきついですね。このままでは……」
――朱鷺森市 朱鷺森公民館――
▶突然風景が灰色に染まり、道行く人が倒れ込み、緑の怪物が羽化する。怪物は、一様に生命の気配がする公民館に向かっていた。死を恐れぬものだけが扉の先を見れるのだ。それが目の前の扉なのか、幽世の扉なのかは、公民館にいる人間にかかっていた
このは「!な、何が起こって……ゆーが君、夏水さん、手伝ってもらえますか!?」
▶2人共変身します。夏水は以前と違い、全身をブロックで固めています。幽雅の足元に魔法陣がくるくると出て、細い剣と杖を胸の前に掲げています
夏水「おう!!任せとけ!」
幽雅「ようやく傍に立てる時が……!」
▶秋月 本知識
クリティカル
▶夏水は即席のバリケードを制作しているようです。バリケードの地点の手前の床を少し砕き、その穴の上に薄い木の板をかぶせました。即席の落とし穴ですね
このは「こうしてこうすれば……できた!一先ずはこれで」
幽雅「秋月さん……すごい……!!!」
夏水「はーようやるわ」
このは「えっと、このはは遠くの敵を攻撃することはできないので、近寄ってくるまでは二人にお願いしたいです。いいですか?」
夏水「俺もダメなんだけどな!まあ任せとけ!」
幽雅「それなら僕にも……!」
▶秋月 観察力
成功
▶幽雅 通常攻撃
成功 12ダメージ
[落とし穴]72ダメージ
▶幽雅は小さいナイフをどこからか取り出し、迫る怪物の脳天に突き刺します。夏水は裏口を机で補強し、ガムテープを巻きました。
幽雅「当たって……!よし!」
このは 「少しは補強しておかないと……これでも不安です~」
夏水「やれることはやっておかないとな」
▶幽雅 通常攻撃
成功 23ダメージ
▶夏水 通常攻撃
成功 35ダメージ
▶秋月 通常攻撃[必中×2]
55ダメージ
55ダメージ
▶見える範囲の緑色の怪物を全滅させることに成功しました
幽雅「出来る……!戦える……!」
夏水「特訓の成果だな!!」
秋月「でも、無理は禁物ですよ。無事が一番です~」
――朱鷺森市 朱鷺森小学校――
▶土曜のボランティアのフリーマーケット活動で活気が溢れていた小学校は、灰色に染まり、生徒は動かなくなります。生徒やボランティアの背中からは緑色の怪物が羽化し、この空間で動くものを取り囲んでいきますね。遠くで赤い煙が見え、今が緊急事態なのだと察せられます
紺野「これは……まずいね」
皐月「戦闘員が……えっと……私のほかに……、3人ね。後は、いないわね……」
棗「何がどうなってんだ……迎撃するしかないか」
奉「頑張って……!」
棗「とにかく迎撃するしかないか。椿さん、少し手伝ってくれ」
皐月「はいはい。私も紺野もサポートメインで、戦力としては期待しないで。バックアップなら任せて頂戴」
▶全員変身します。紺野は地面にかなり大きな魔法陣を展開させています。皐月は大きめで装飾過多のメガホンを手にしています。奉は赤い水晶のついたシンプルな杖と、ドラクエの僧侶服のようなものを着ているようですね
▶棗 観察力
ファンブル[生命15ダメージ]
▶一心不乱にバリケードを固め、攻撃に備えています
紺野「お嬢さん大丈夫ですか……?派手にころんだようですが」
棗「いや、かなり痛い。どうもまだ動きになれないようだ……クソ、こんなことに時間をかけてられるか」
皐月「火力職っぽいしがんばってちょうだい」
奉「治療は必要ですか……?」
棗「すまないが頼む」
奉「頑張って……!」
棗「ありがとう。攻撃できそうなのは俺だけか」
▶奉 ヒール
8回復
▶棗 植物学
成功
▶灰色に止まっている人間には被害は出ていないようですね。ただ、どんどん止まった人間から羽化し、状況が悪化しているのがわかります
棗「弾薬の貯蔵は十分、ならまずは耐えられる環境を作る。治療、感謝する」
奉「お姉さん……無理しないでね……」
皐月「さて、死んでも働いてもらうわよ!紺野!後詰めよろしく!」
紺野「無茶言われてもなあ」
▶皐月 当たるまで撃つのよ!(攻撃が成功するまで効果を無視する)
▶紺野 追撃準備[迫撃砲]
迫撃ダブル砲
▶棗 通常攻撃[狙撃、貫通]
成功 41ダメージ[迫撃砲]計40ダメージ
▶奉は保健室に道具を取りに走っていきました
皐月「おっと!もみじと一緒なのね。狙うなら胴体に打ち込むのよ!どうせ死ぬなら頭よりお腹よ!!!当たりやすくて殺しやすいわ!」
棗「言われるまでもないさ。デア、フライシュッツ!」
紺野「さて、追尾レーザー。着弾地点に照射してください」
▶奉が戻ってきます。その横から怪物が牙を剥き、飛びかかっていきます
▶敵 通常攻撃
21ダメージ
[棗:庇う]
奉「大丈夫ですか……?」
棗「ぐっ、撃ち漏らした分全部は庇えないか……。ああ、問題ない」
紺野「女の子なんだから、無理はいけないよ」
皐月「ほんともみじにそっくりだね。取り繕い方まで。無理だけはしないようにね」
――朱鷺森市 朱鷺森病院――
▶病院が灰色になり、患者の背中から緑ではなく、赤の怪物が大量発生しています。一人からほぼ無尽蔵に湧き出ており、病院に埋め尽くさんばかりに跋扈しています
枯尾「見渡す限りの怪異!怪異!怪異!ああ……、僕達には平穏は無いとでも言うのでしょうか!」
ことり「なんだこれ!なんだこれ!」
秋夜「足手まといにならない程度には動いてやる……」
▶秋夜は虚空から指ぬきグローブと、かなり大きなブーメランを掴みます
玲海「切り刻めばいいんだよね?私は潰す方だけど」
▶玲海はハイレグのアーマーにさらっと切り替わり、自分と同じくらいの大きさの斧を持っています
枯尾「皆さん生きて帰りますよ!」
花恋「もちろん!なんのために修行してきたかわからないからね!」
▶花恋は髪をさらさらと解いて、そのヘアバンドを上に投げると巫女服に切り替わっています
ことり「おお……みんなが頼もしい……」
玲海「みんなに内緒にしてたことりと違うのだ。3人共ちゃんと修行したんだから」
花恋「そうそう。私の舞神楽、見惚れないでね」
秋夜「そうだな……。こういう時……、って言っても俺はほとんど初心者みたいなもんだけどな」
ことり「よっしゃ!じゃあ私も張り切っていこう!」
▶ことり 香取[篠波、篠波、榊]
▶玲海 通常攻撃
成功 51ダメージ
▶花恋 完全コピー
▶枯尾 通常攻撃
失敗
▶秋夜はバリケードを手際良く作り上げます
枯尾「――――ちょっと力を込めすぎましたか?斬ろうにも近くに来ないのは……」
秋夜「こえーよ……」
花恋「威圧感すごいね……」
玲海「ことりー!私達の先輩としてがんばれー」
ことり「いやまあ私もまだ慣れないけどね!」
枯尾 「うーん、出来れば僕の方に誘導して欲しいところですが」
ことり「1秒先のことなんて知らないよって言ってたのに~どうして君のその瞳、明日見てるの?~♪」
秋夜「歌だけは得意だったっけか」
ことり「だけとはひどい」
花恋「聞き惚れてる場合じゃないっての!!」
玲海「ふう。返り血やだなぁ。こっちは緑なんだね……」
▶枯尾 哨戒
失敗
▶目の前から蜘蛛の子を散らすように逃げていきます
枯尾「うぐぐぐぐ……。まるで僕の方が化物のようではないですか、全く……どう見てもか弱い女性だというのに……」
秋夜「いや化物と変わんないでしょ……何その刀」
枯尾「ふふふ……。よくぞ聞いてくれました!これこそよく切れる桜の花びらで出来たという『刃桜』!そしてこちらが斬れない折れない錆取れないの三拍子揃ったなまくら刀『赤鰯』!」
玲海「地雷じゃないシューヤ!これが噂に聞くSchoolGirlStripっていうのじゃないんですか!?」
花恋「それを言うなら中二病だよ……。なにそれ……どっから来たの……」
秋夜「スイッチ入れちゃったな……すまん」
▶ことり 香取[篠波、篠波、篠波]片破の首飾り
▶玲海 通常攻撃
成功 43ダメージ
▶枯尾 業火の御札 通常攻撃[必中]
28ダメージ
85ダメージ[攻撃数追加]79ダメージ
58ダメージ[攻撃数追加]69ダメージ
[篠波]計28ダメージ
▶花恋 完全コピー[枯尾]
計180ダメージ
[篠波]計19ダメージ
▶敵 通常攻撃 秋夜
27ダメージ
▶秋夜の背後からこっそり忍び寄ってきた赤い怪物に管を刺され、筋肉の繊維を切り取られます。その後枯尾に一閃され、動かなくなります
秋夜「グハッ……背中くっそいてぇ……。いや俺なんで生きてるんだ……?」
枯尾 「この刀の力見せましょう……『刃桜の舞』!『錆落とし』!」
ことり「うわっ大丈夫秋夜くん。あんまり無理しないでね……?」
秋夜「まあ無理しない程度にはな。まだいけるぞ」
枯尾「力を合わせた結果ですね!凄く気分が良いですよ!」
玲海「いやほぼone-man play……」
花恋「ぜぇ……ぜぇ……」
ことり「おお……、花恋も大丈夫?」
玲海「無理な動きして2人ほど死にかけてますね……」
花恋「化物ですよこの人……何あの動きー」
ことり「いや人のしてる事そっくりそのまままねるのもバケモノじみてるでしょ……」
秋夜「まあな……」
枯尾 「まあ……、やることが無いので公園の鉄棒で指懸垂して少しは鍛えてますからね……」
秋夜「こっわ」
――朱鷺森市 美術館併設喫茶店:紅葉――
桔梗「――――そろそろ来ます。さっきのよりも強いのが」
千場「しかし、コイツらどっから何の目的でここに向かってきてるのよ……」
もみじ「蟲の知らせってことかな?」
桔梗「悪いことにはよく当たる勘ですよ。」
もみじ「どうだか。まあ信じるしかないんだけど」
千場「マスター、ここになんかあったっけ?ハムサンドはあるけど」
もみじ「残念ながらわかんないわ。動いてるのが私達だから私達があるとは言えるんじゃないかしら」
千場「またそういうパターンの可能性かぁ……。じゃあやっぱりここは」
▶千場 誘惑
成功
▶もみじ 通常攻撃
成功 1622ダメージ
千場「とりあえず前で囮になるからうまいコト狙いなよ!」
桔梗「前衛、後衛、役割分担がはっきりしてる分自分の仕事をしっかりとしないとですね」
千場「アテルナヨ」
桔梗「大丈夫です。狙えば確実に当てますから」
千場「なら安心しておくわ!」
もみじ「弾丸弾丸……」
桔梗「もみじさんや私達は動けてる……。それだとあの時の人たちも!? もみじさん、他の人この間一緒に居た人達とは連絡取れますか?」
もみじ「無理無理。悪鬼の中だし、一応さっき試したけど圏外よ」
千場「めんどくさい状況を毎回毎回作ってくれるなぁ」
桔梗「となると余裕のあるうちにあいつらを潰して助けに行かないとダメかもしれませんね」
もみじ「うーん……みらの!あなた突撃しなさいな。おそらく神社には結界が貼ってるでしょう」
千場「まぁそれはいいけど。二人で守りきれるの?」
もみじ「3人でこんだけってことは、1人だともっとつらいってことなのよ。この時間、神社は今凛空ちゃんが一人でお留守番してたはずなの。いつもの修行の時間を考えて、今は花恋ちゃんとかは病院のはず」
桔梗「私は大丈夫です。この調子ならまだまだいけます」
千場「見回ってこいって事か。わかった。その虫の知らせにも気をつけてね!」
▶千場 脱出術
成功
▶もみじ 通常攻撃
成功 1429ダメージ
千場「桔梗ちゃん、マスターもまとめて騙すから裏口からコッソリ抜けて援護へ向かって」
桔梗「あの人、あんなに目立って突破す……はぁ、そういうことですか」
千場「おらおらー!マスターも新人ちゃんも援護しろー!」
もみじ「はぁ……了解」
千場「おらーどけどけー!」
▶桔梗は裏口にダッシュして、曲芸のようにバックスピンして飛び上がり、緑の怪物の頭上を撃ち抜き、そのままの勢いで外に駆け出すよ
14ダメージ
千場「ウオッ!アブネッ!油断シテタッ!」
桔梗「――――騙すようで気が重いけど、ごめんなさい!」
もみじ「へぇ……みらのの差し金?」
千場「アテルナヨーアテルナヨー!!」
もみじ「(∩゚д゚)アーアーきこえなーい」
▶千場 通常攻撃
成功 35ダメージ
成功 28ダメージ
▶もみじ 通常攻撃
成功 1720ダメージ
▶大きく太った羽根の生えた緑の怪物が、ずんぐりとこちらに飛んできているのを見えました
千場「ん?なんか上の方にいる……?なんだあのでっかいの」
もみじ「よくある中ボスだろ……。ボコればそのうちボス出てくるっしょ」
千場「こいつがボスなら終わりなんだけど、そうはいかないかなぁ……」
もみじ「それならいいんだけどねぇ……」
千場「よっし、ならさっさとぶっ倒しますか!」
――朱鷺森市 朱鷺森公民館――
このは「みんなで協力すればもっと大掛かりなものも作れるんじゃないでしょうか。やってみませんか~?」
夏水「ほう?」
幽雅「言うとおりにしますね!」
▶秋月 空間把握
成功
▶仕掛けが連続で発動するトラップハウスに仕立てたよ
このは「やってみるものですね~。こんな状況じゃなければもっと楽しいんでしょうけど……」
幽雅「秋月さんと一緒に何かをするってだけで僕はうれしいですよ」
このは「そう言ってくれるとこのはもうれしいです……えへ。では近寄ってきた敵を減らしてくれますか?」
幽雅「……はい!」
夏水「あぁ……、青春してるなぁ……。俺もこんな頃があったな……」
▶秋月 情報分析
成功
▶幽雅 通常攻撃
成功 21ダメージ
▶夏水 通常攻撃
成功 19ダメージ
▶大禍時の宝石。椿の家にそういうものがあったと資料で読んだ。あれが大本の原因かもしれない。
このは「大禍時の宝石ですか。あれがきっとこの事態を……。でもこれじゃあ今すぐには向かえませんね~」
幽雅「知ってるんですか。秋月さんはすごいですね。ますます憧れちゃいます」
夏水「大禍時……。どっかで聞いた言葉だな。どこだっけなぁ……くっそ」
[トラップハウス]計280ダメージ
▶仕掛けの連鎖反応で、敵を殲滅することに成功したよ
このは「ここまで……!実はすごいものを作れてたんですね~このはたち。ゆーが君、大丈夫ですか?」
幽雅「僕は大丈夫ですよ。怪我なんてさせたら秋月さんのお母様に合わせる顔がないですからね」
夏水「俺もこんな情熱的なアプローチされてみたかったな……。あの頃もっと押してれば良かったかも」
――朱鷺森市 萩野朱鷺森神社――
小菅沢「なっ……さらに増えた!それになにやらひと際大きいものが!」
凛空「お祈り……間に合って……!」
▶凛空 お祈り
▶四重に結界が張り巡らされ、攻撃で緩んでいた結界を再構築します
凛空「出来た……!おじいちゃんすごい……!」
桔梗「神社は……敵が多い!――――もみじさんから言われてきました!!援護します!」
凛空「知らないお姉さんだ……」
小菅沢「桔梗さん!という事はやはり他も同じようなことになってるってことですね」
桔梗「喫茶店も似たような状況です。ただ余裕があったので私がこっちに」
凛空「ああ……もみじさんの新しいおもちゃのお姉さんか」
▶桔梗 脱出
失敗
▶小菅沢 高速回復薬 迫撃砲
▶凛空 お祈り
桔梗 「おもちゃ……?それはともかく、親玉に集中するためにも雑魚を罠に……あ、あれ?」
小菅沢「助かります桔梗さん!援護させていただきます!」
凛空「あのお姉さんならポンコツやってますよ」
▶小菅沢 通常攻撃
成功 35ダメージ
小菅沢 「数が多すぎる!」
凛空「わーお兄さんがんばってーすごいよーがんばれー」
桔梗「では……いきます」
▶桔梗 鷹の目 アローレイン[冷徹]
成功 59ダメージ
[ミラーインザミラー(被ダメージを受けた後、反射)]
59ダメージ
[桔梗:もこたんの羽]
桔梗「これで落と……!?ぐぅぅっ……一体なにが、?」
小菅沢「桔梗さん!!コイツ、攻撃反射……!」
凛空「目のとこ以外はダメだよ……」
▶凛空は薬箱を取りに走っていきました
▶敵 小菅沢に攻撃
84ダメージ
[小菅沢:もこたんの羽]
▶着物の刺突痕から懐から例のネガ(千場みらの編)が零れ落ち、ポトッと落とします
小菅沢「あぐっ……。ぁぁ……」
凛空「お、お兄さん!? ――――えぇ……」
桔梗「あれそれみらのさ…………」
小菅沢「……!これは……、破棄し忘れていたのか……。こんなものを残したまま……!死ねるかっ!」
桔梗「そんなことよりこの状況をなんとかしなきゃ……。どうすれば……、どうすれば……」
凛空「男の人ですもんね……。それよりお姉さんたち大丈夫……?お薬取ってくるね」
小菅沢「二人とも何とか気力だけで立ってる状態です……。このままでは……」
桔梗「まだ、まだ生きてます。私はここにいます!」
――朱鷺森市 朱鷺森小学校――
奉「多い……」
紺野「奉くんは下がってくれてもいいんだよ。大事な生徒に無茶はさせられないからね」
奉「そ、そんな……。私、まだ頑張れます!」
皐月「ああ熱い熱い。もみじ2号、なんとかしてくれ」
棗「なんで俺なんだ……。――といってもここで使えるようなものか……。思い出せないな。先生、話してるところ悪いが治療してもらっていいか?椿さんはまた俺を手伝ってくれ」
紺野「これ以上まつ……冬泉を無理はさせれないからね。任せてくれ」
皐月「ちゃんと駆除するのよー」
奉「……」
▶皐月 バリケードの設置
▶奉 平穏無事
▶紺野 ギガヒール
464回復
棗「すまないな、もうしばらく頼らせてもらう」
奉「私は……足手まといになりたく、ないんです……!」
紺野「よくがんばったね……。奉……」
奉「………………はい!!!」
皐月「未成年は犯罪だぞー」
棗「ここにあるもので活かせそうなものはないか。仕方ない、やれるだけやるか」
紺野「あるじゃないか……」
▶紺野 化学
成功
▶皐月 天子
▶奉 もこたんの羽を錬成
▶紺野は薬品を調合して緑の怪物に投げつけます。部屋は炎上して、化け物の死体で天然のバリケードを生成します
棗「――――なるほど、恐れ入った」
紺野「一応、昔は名を知られるくらいだったんだよ。これで爆発するだろうね」
奉「先生…………かっこいい……」
皐月「それが今じゃロリコンくずれねえ……。いつからなのやら」
紺野「失礼な。僕の好みは年上だよ」
奉「…………!?!?!?!?」
皐月「どうだか」
▶皐月 当たるまで撃つのよ!
▶棗 ジャンプ
▶棗 通常攻撃[狙撃、貫通]
成功 62ダメージ
▶紺野 爆弾設置
▶緑の怪物 通常攻撃
▶棗 回避判定
失敗 19ダメージ
[爆弾]243ダメージ
[平穏無事]
30回復
▶敵が爆弾に気づかず突っ込んでいき、爆発して粉微塵になります
棗「ゲホッ……。オーケー、こっちに向かってきた方が多かったな……オーライだ」
紺野「はあ、回復しててよかったな」
棗「2人のおかげでこの程度で済んだ。感謝する」
皐月「そろそろ頃合いかな」
奉「結界よ……私に力を貸して!」
棗「なるほど、便利だなこの結界」
――朱鷺森市 朱鷺森病院――
枯尾「まだまだ敵がいますね……」
ことり「うっわめっちゃ増えた……」
花恋「気合、入れ直さないとね!」
▶枯尾 罠知識
成功
▶メスをワイヤーで発射し、敵を串刺しにする罠を作成します
枯尾「ふっ……。我ながら良い出来ですね。対人だったらアウトですが怪異を処分できるので問題ありませんし」
秋夜「対人じゃなくても思いついてる時点でやばい……」
玲海「Danger……」
▶ことり オカルト知識[超的確な指示]
成功
▶花恋 完全コピー[ことり]
▶枯尾 剛力
成功
▶玲海 サクラメント[サンクチュアリ]通常攻撃
44回復
32ダメージ
▶秋夜 バリケードを完成
▶ことり 香取[篠波、篠波、榊]
▶花恋 完全コピー[香取[篠波、篠波、榊]]
▶見た目は、シュマゴラスが一番近い多段の触手が大量にある緑色の怪物です。複数の器官から細かい管を持っており、即死させられると死に際に管を全放出し天敵の体液を啜ることで少しでも生き長らえようとするみたいですね
枯尾「とりあえずこの辺のベッドをお借りしましょうか」
▶ベッドを片手で持ち上げ、そのまま蹴り上げてバリケードを展開します
ことり「駆け抜けるこの想いはーどこまでも響くー鼓動となりー♪」
秋夜「のんきだなぁ……」
枯尾「ふふふふ。こういう時にこそ必要なものもある、ということですね」
ことり「いや、あの、なんも言い返せないけども……」
花恋「とりあえず歌えばなんとでもなるんでしょ?」
ことり「うーん、まあ?……ごめん正直わたしもよくわかってない」
▶ことり 香取[榊、榊、榊]
▶枯尾 氷雪の御札 通常攻撃[必中]
42ダメージ
60ダメージ[攻撃数追加]40ダメージ
60ダメージ
[篠波]計28ダメージ
[完全コピー[篠波]]計32ダメージ
▶玲海 通常攻撃
成功 41ダメージ
▶緑の怪物 通常攻撃
▶秋夜 回避判定
失敗 39ダメージ
▶ことりに細い管を飛ばしてきたのを身を以て秋夜が受け、管から血液を抜かれた激痛でその場に倒れ伏します
ことり「ねぇ聞いて素敵な恋をしてるの DokiDoki超えてBakuBakuしてるハート」
花恋「アノコにもしも飽きたらーすぐに呼び出してー壊れるくらいに抱きしめてー」
枯尾「鈍刀『赤鰯』の錆に……!って元から錆びてるんですけどねこの刀!」
花恋「死ぬ……死ぬ……高音出ない……」
ことり「はえ?ん?私の頑張りをもしかして一瞬で真似したの????」
秋夜「はぁ……はぁ……無理しないと……」
ことり「頼むから無理しないで……」
玲海「人のこと言えるのかしらLovethiefさん?」
ことり「私はほら、まあ?大丈夫だよたぶん?」
枯尾 「――――僕の心配もしてくれていいんですよ?」
ことり「枯尾花さんはむしろどうやったら倒れるのって感じする……」
ことり「え、待って待って……。私の数カ月を花恋が一瞬で使ったショックがなかなか……。――――すごいなあ……」
花恋「私に持ってないもの全部持ってるのに……」
玲海「おお、こわいこわい」
▶朱鷺森市の各地に天を貫くような塔が何本も下から生えてきます。緑色の液体を頂上からスライムのような粘性で零れ落ち、時間の止まった世界で動いているものは須らく緑の怪物が襲いかかってきます。自分が生成している液体で搭は崩れ落ちているが、夜叉の全滅も時間の問題だなと本能で察知出来ます
――朱鷺森市 美術館併設喫茶店:紅葉――
千場「なによこれ!?さっきのでかいのが出てきたと思ったら今度は下から生えてきた!?」
もみじ「でかいわねー……。喫茶店壊れないかしら……」
千場「でかくなっていったら巻き込まれて潰れるかもね……」
もみじ「あそこ結構いいお値段するのよ……」
千場「まぁさせないけどね!」
もみじ「まあね。昔の知り合いも全員来てくれるって話だし、ここが正念場よ!」
▶戦闘前行動 千場 ライブラ
千場「世界を視よ、知覚せよ。既にその記憶は持ち得ている。『キー・オブ・ザ・メモリー』!」
もみじ「こういう時電話使えないの不便ね。伊良原ならなんとかしてくれるかしら」
千場「でかすぎるし微妙に遠いからこりゃ攻撃届かないなぁ……。どうするマスター?」
もみじ「とりあえずどつく。話はそれからだな」
千場「イイヨナー遠距離攻撃デキルヤツハー」
もみじ「ほらいってこい」
千場「いやぁ……。あんだけでかいじゃん?で、さっき調べたらどうも放っておいても崩れそうなんよねアレ。――遠いし届かないからなんか耐え抜いた方がいいかなぁと」
もみじ「無理無理。あれだけならいいけど周りに色々飛んでるじゃん。数の暴力で死ぬ死ぬ」
千場「くっそ……届かないんだよなぁ……」
▶千場 エーテルドライ 安寧秩序
▶もみじ 通常攻撃
成功 2720ダメージ
千場「ええ~い!秩序と安寧をもたらす天の祝福を此処に。開け、聖界の扉。『セイクリッド・キー』!」
もみじ「雑魚も多いわねえ……。面倒な」
――朱鷺森市 朱鷺森病院――
枯尾「この感じは………。強敵の予感、ですね」
ことり「うわっびっくりした!うわっ気持ちわるっ」
秋夜「はー。アイリスオンラインのラスボスこんなんだったな……。いや、ゲームじゃないんだったな」
花恋「どうにかなるのかなぁ……これ」
玲海「頑張るしかないよね」
▶枯尾 ジャンプ
枯尾 「あぁあああぁああああ!今こそ!今こそありったけの力をぉぉぉ!」
秋夜「こっわ。ヤク中かよ……」
玲海「Shit!」
秋夜「すまん……」
――朱鷺森市 萩野朱鷺森神社――
小菅沢「なんですかこの大きさは……。泣きっ面に蜂……、ですかね……」
桔梗「さっきよりも大きい?本当に倒せるの……?」
凛空「お姉さま……秋夜お兄さん……助けて……」
小菅沢「戦況は……、最悪ですね。神社には。……っ!」
桔梗「まだ……、死にたくない、死ねない……」
凛空「あ、ああ……」
小菅沢「桔梗さん、朱城さん!うまく行くかはわかりませんが。こっちです!」
▶小菅沢 ナビゲート
成功
▶社の中に入り秋夜の部屋のベッドを上げ、地下への階段を見つけます
凛空「ベッドの下……、に階段……?」
桔梗「――――隠れるんですか?」
小菅沢「――逃げるんですよぉっ!とにかく今は回復して体制を整えてください。話はそれからです!この先は道が繋がっているはずです!」
凛空「はい……」
桔梗「今はしっかりと、態勢を整えなきゃ……」
▶桔梗 回復薬G3
▶凛空 回復薬G2
桔梗「けど……、いつまでこうしていればいいの?」
凛空「大丈夫……?手当してあげるから動かないでね」
桔梗「ありがとう。力になれなくてごめんね……」
凛空「……!!――――私の代わりをしてもらってるんですから、早く行ってください」
――朱鷺森市 朱鷺森公民館――
このは「――――はえてきましたね~。あっちにも、こっちにも……。これが最後だといいんですが……!」
幽雅「彼女を守れるのなら、僕が朽ち果てようとも……!彼女がいなかったら生きる意味もないですから」
夏水「熱いねえ……こんな頃、俺にもあったんだなぁ……」
▶秋月 転移石 通常攻撃[襲爪雷斬]
成功 68ダメージ
▶幽雅 通常攻撃
成功 10ダメージ
このは「これだけ大きいと攻撃出来てる実感がないですね~」
幽雅「やはり……すごい大きさですね……」
夏水「男なら!最後まで守ってみせろよ少年!」
幽雅「はい……。あの時、棗さんならきっと……!」
幽雅「やっぱり剣は苦手だなあ……」
このは 「苦手とはいえ術もつかえて剣も使えるなんてすごいです~。よかったらこのはなりに教えましょうかぁ?」
幽雅「ええ。お願いします。明日にでも」
――朱鷺森市 朱鷺森小学校――
紺野「せめて、未来のある学生だけでも逃がすことは出来ないものか……」
皐月「もう無理でしょ……。囲まれてるわよ」
奉「うぅ……」
紺野「仕方ないか。先生……僕は今日、約束を破ります」
――朱鷺森市 朱鷺森病院――
▶綾瀬 エーテルドライ 香取[千歳、千歳、榊]
▶枯尾 ポカリ 通常攻撃[必中]
225ダメージ[攻撃数追加]225ダメージ
ことり「夢を初めて願って―、今日までどーのくらい経っただーろー」
ことり「やばいこの歌地味に心に刺さる……とてもつらい……」
秋夜「ほんとに歌うだけなんだな……」
ことり「いやあんまり違うって言えないんだけど、ちょっと前まではもっとこう、いろいろやってたんだよ……」
玲海「シューヤといろいろやってたって聞きましたよ。盗聴器から」
花恋「へ!??なにそれkwsk!!!!」
枯尾「ああああああああ!斬るううぅぅううぅぅうう!」
秋夜「こっわ……伽椰子かよ……」
ことり「うっわ……。すごい……。」
玲海「強い、強いですが……Reference recordですね……」
▶搭 願いが成就しない時間の恋と影(恋影。魔法9d9)綾瀬枯尾秋夜
48ダメージ
▶緑の粘液が弾け、バリケードの内側から身体に纏わりつき、そこから緑の怪物が口だけ生まれ、全身を噛み千切ります
ことり「おお……。備えあれば患いなしってこういうことかあ……」
秋夜「はぁ……はぁ……死の淵ってこういうことかよ」
花恋「大丈夫?秋夜?」
秋夜「まだ、なんとかな……」
――朱鷺森市 朱鷺森小学校――
棗「随分とでかいのが来たな……。それで先生、あんたはこれが来るのを知ってたのか?」
紺野「そんなわけないだろう……。想定外もいいとこだよ」
棗「頃合いって言ったもんだからてっきり援軍でも来ると思ったんだがな……」
皐月「大方喫茶店にいるだろうもみじのとこに援軍に行こうとする頃合いだったんだけどね……」
紺野「まあ、僕たちに任せてくれよ。これでも昔は皐月や七瀬達と何回も修羅場をくぐってきてるんだ」
▶棗 地質学
失敗
▶紺野 地質学
成功
▶皐月 天子
棗「――駄目だ、わからん。すまん椿さん、ちょっと魔法対策だけしてくれるか。物理攻撃ならなるんだが」
皐月「は?まあいいけどさ……。折角良い物持ってんだし、早く撃ってくれると早く終わって嬉しいだけど」
棗「あんなのすぐに攻撃できるか……」
紺野「あれは……放っておくと崩れはしてくれるみたいだね。ただ、その前に僕たちが持つかどうか、かな」
――朱鷺森市 朱鷺森公民館――
▶搭 時間と感情の奔流(時。物理必中)秋月
33ダメージ
▶緑の粘液から大量の緑の怪物が生まれ、あっという間に袋叩きにしていくよ。切り払っても切り払っても減りません
このは「ぐっっ……!?さすがに痛い……です」
幽雅「大丈夫ですか……?」
このは「はい、大丈夫ですよ~……。ゲホッ」
夏水「無理すんな。適度に大人に頼れよ」
幽雅「僕が壁になってもいいですよ」
夏水「お前も歳変わらんだろうが……」
▶搭 崩壊のエントロピー(自分に500ダメージ)
500ダメージ
▶時間経過によって少しずつ各所の搭が自壊していきます
▶このは 高速回復薬 通常攻撃[必中]
70ダメージ
▶幽雅 ヒール このは
10回復
▶公民館の搭が少しずつ壊れていきます。周辺の緑の怪物も消えていきます
このは「まだまだ、負けません……っ!」
幽雅「大丈夫ですか?秋月さんだけの身体じゃないんだから、もっと労ってくださいね」
このは「えへへ……隣にいてくれるからこそですよ~」
幽雅「嬉しいです。もっと僕を使って下さいよ。あなたの傍にいますから」
――朱鷺森市 朱鷺森病院――
▶枯尾 ジャンプ
枯尾「ふふ、ふふふふ………」
秋夜「綾瀬はああならないでくれ……。頼む……」
花恋「鬼嫁になるわね……」
ことり「いや、むしろどういう人生送ったらああなるんだろうね……」
玲海「ことりが見るも無残にシューヤに手酷く振られるとああなるんじゃない?」
ことり「………………」
秋夜「えぇ……なんか喋ってくれよ……」
▶綾瀬 エーテルドライ 香取[剣、剣、剣]
▶枯尾 通常攻撃[必中]
[ガンガンいこうぜ]
320ダメージ[攻撃数追加]330ダメージ
ことり「もう止めらんない解放感!V・A・C・A・T・I・O・N!」
玲海「盗聴器によるといやぁそれはもうOpenな場所で……。続きはまた後!」
花恋「はよ喋らんかい!」
秋夜「えぇ……」
枯尾「………解き放て!刃桜……赤鰯………!」
ことり「ほら!ほら!歌ってるだけじゃない!」
秋夜「あー俺も綾瀬に応援されてえなぁ」
枯尾「――――ぐっ……、ふっ……はぁ……」
▶枯尾が膝を付きます。それと同時に搭もガラガラを崩れていきますね。緑の怪物も緑の粘液に戻っていき、そのまま灰色の風景も戻っていきますね
花恋「終わった……?」
玲海「まず他の場所に行かないと。あんだけの量こなすのはしんどいって」
秋夜「それもそうか……。俺は残る。枯尾さん見てないといけないしな」
花恋「わかった。そっちは頼んだから!」
――朱鷺森市 萩野朱鷺森神社地下――
▶四季華族の中央の部屋近くに、搭の根本が見えます
▶小菅沢 高速回復薬 迫撃砲
小菅沢「桔梗さん!ここらで打ってでますよ!お願いします!」
桔梗「はい!――――次は決めます」
小菅沢「朱城さん、すみませんが援助をください!」
▶凛空 PS4
成功 46ダメージ
凛空「わかった。秋夜お兄さんの部屋にあったこの黒いやつを食らえー!」
桔梗「私の全身全霊を込めて……」
▶桔梗 通常攻撃
成功 131ダメージ[迫撃砲]7ダメージ
桔梗「撃ち抜く!」
▶神社近くに建っていた搭は衝撃に耐えきれず崩れ落ちていきます。緑の怪物も少しずつ消えていきます
――朱鷺森市 朱鷺森小学校――
▶棗 ポカリ 通常攻撃[狙撃]
成功 44ダメージ
▶紺野 コルセオヒール
366回復
▶小学校近くに建っていた搭が瓦壊していきます。緑の怪物もそれに合わせて消えていきますね
棗「しっかり時間をかけたんだ、当ててみせるさ」
紺野「無理はしないようにと言っただろう。お嬢さん」
棗「――――なあ、もしかしてあんた気付いてないのか?」
紺野「悪いね……。教え子は全員覚えていたつもりだったんだが」
棗「そうか……いや、なんでもないことなんだ。気にしないでくれ」
奉「私も、忘れられちゃうのかな……」
皐月「こっちの搭はこれで終わりね。後は2つってところかしら」
――朱鷺森市 美術館併設喫茶店:紅葉――
千場「ん~?なんかすごい弱ってないコイツ? 他のとこから誰か攻撃しまくっているのかな?――これ私攻撃しなくてもいいじゃないコレ」
もみじ「働け。せめて私のサポートしなされ」
千場「まぁそうね。届かないとわかったしここでヌクヌク……じゃなくて、マスターの攻撃に合わせてあげるわ」
もみじ「本音を隠せ隠せ」
千場「やっぱだいぶ崩れてきてね……。まぁ確実に決めてもらうために、マスターこっから攻撃できる?」
もみじ「りょーかいりょーかい。サポートは任せたわよ」
千場「よし、じゃあ後で肉たっぷりハムサンドを奢ってやろう!」
もみじ「それは私のセリフなんだけどなぁ……」
▶もみじ 通常攻撃[冷徹、狙撃、貫通、三点バースト、散弾カスタム、フェイタルバレット、ムービー銃]
計68860ダメージ
もみじ「久々に本気で撃ったかもしれないわ」
▶全ての搭が壊れることにより、朱鷺森市の灰色の空から色が戻っていきます。絵の具をこぼしたかのような鬱蒼とした黒が今ではいっそ清々しく見える程ですね。
全く別の場所で、物事の発端の緑の宝石は更に妖しく輝きます。宝石は時間の概念を吸収し、抗ったものに等しく与え、それはまるで玉手箱のように、人間のこれまで歩んできた歩みを巻き戻すように、夜叉での戦闘経験など夢であったかのように巻き戻っていきます。
▶経験は脳や概念に刻み付けられてはいるが、身体は覚えていない。時を戻し、まるでタイムマシンのような出来事が、時に抗った夜叉だけに起こったのだ。それを狙った人物がいるとは露知らず……
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