ミドルフェイズ:シーン4「時計の昔話」
GM:舞風琳が一人で散策している所に、後ろからロストレコードが被さってきます。
ロストレコード:「よっ、さっきぶり!」
琳:かぶさるwww
GM:滅茶苦茶重いです。腕を伸ばしてのしかかる……重い……
琳:「わっ! ……とと、さっき、ぶり、だね」と、やんわり押し返すように
ロストレコード:「やっほー。昔話は後って言ったから、今しようなーって。一年間どうだった?」
琳:「1年間? んーとね、色々あったよ。色んなとこに出かけて、色んなものを見られた。外の世界をね、たくさん知ったの」
ロストレコード:「そっか。そりゃリンにとってはよかったことだねぇ。私は何か、うまくいくようでいかないようで……みんなから気を遣わされてツライ」
琳:「ロストレコードちゃんは……というかその呼び方でいいのかな。1年間、どうだったの?」
ロストレコード:「ホラ、私は腕も肩も耳も、脳までやられて失敗作扱いで廃棄されてて、その素性をみんな知ってるからさー なんかー壁?みたいなの感じるよー。私めっちゃフランクになったのにさ!! まったく、地上はツレェや。地獄と違って針山も煉獄釜もないんだからさ」
GM:と冗談気味に言いまわした後に、
ロストレコード:「リンはさ……どう思ってたの? データベースで内容を見ちゃったけどさ。本人の口から聞いてみたいな。クロスグレイのこと」
琳:えーと、せんぱーい、GMもー、
今からRHOをぽーいしたいと思うんですが、これ先輩にも知ってほしいんですよねどうしたらいいでしょうか!(直球
ということでPC1にも出てきてもらうことに。
輝:「そっちはなにか見つかったか琳。って君はさっきの」
琳:「あ、先輩! えと、お話、してました」
ロストレコード:「んー……来栖さんはリンのこと知ってるの?」
輝:「なんだ唐突に」
ロストレコード:「……研究計画書とか」
輝:「.....研究計画書?」
ロストレコード:「ブロジェクト名でもいいよ」
輝:「いや知らないね」
ロストレコード:「"Renagade in Nerine"。クロスグレイ施設で桜井博士も署名した実験体……つまり、リンのことだよ」
輝:「...え? えーーーー!?」
ロストレコード:「この様子だと何にも知らないみたいだよ? リン」
琳:「……知らなくても、仕方ないと思うの。私、何もお話してなかったから。でも、今、何かがかみ合ってなくて、何を信じたらいいか分からなくなってきてて、……せんぱいのことも、分からなくて。だから、ちゃんとお話して、分かってもらって……わたしも、分かりたい、と思う。……それを信じてもらえるかは、先輩次第、だけど」
というわけで改めて宣言しましょか、RHOおーぷーん!
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