第3話 買い物デートの前日(雷兎√)
4月18日
メールで話し合って、19日に買い物に行くことになったのだが…
雷兎》う〜ん、何を来ていくべきだろうか?
と次の日に来ていく服装をずっと考えていた時
蓮》お兄ちゃんどうしたの?
と私服姿で話しかけてきた俺の妹の蓮だ
俺と蓮は実の兄弟では無い。
幼い頃に俺の家族は亡くなったらしい。
そして俺を引き取ってくれたのが蓮の家族だった。
蓮は実家暮らしなのだが、今日は久しぶりに俺に会いたいと思ったらしく俺に会いに来た。
雷兎》明日出かけることになったんだよ
蓮》へぇ〜それで何に困ってるの?
雷兎》来ていく服装だよ、明日はクラスの女子と出かけるから服装に困ってるんだよ
蓮》え!?お…お兄ちゃんが女の人と!
雷兎》そんなに驚くことか?
蓮》だってお兄ちゃん女の人の友達なんて作れたことないじゃん!
雷兎》なんか傷つく言い方だなw
蓮》それで、なんて名前の人なの?
雷兎》言ってもわかんないと思うけど、紅音って言う人だよ
蓮》紅音…紅音…
雷兎》どうした?
蓮》ううん、なんでもないよ〜夜も遅いしそろそろお父さんに迎えに来てもらって帰るね〜
雷兎》夜遅いしそろそろ帰った方がいいな
蓮》少し電話してくるね〜
と言って部屋を出た
雷兎》さてさて服装はどうしたものかな〜
雷兎が部屋で明日着ていく服を考えていた時、部屋の外では
蓮》お兄ちゃん、またあの人にあっちゃったんだ…
と一人悲しそうに独り言を話していた。
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