6ページ目

書くことは好きだ。

何かを書いている時は、無心になれる。

夢中で作品を作り上げているから、その間は他の事も考えずに済む、のだが・・・書き出すまでが、とても面倒だ・・・。

というわけで始まります。


――――――――――――――――――――


桜が舞い散り、花が薫る、出会いと別れの季節。

つい先程卒業式が終わり、中庭では生徒同士、あるいは先生と生徒で塊になって、涙混じりに別れを告げあっている。

10代最後の卒業式だ。それはもう彼らには、彼の計り知れないような感慨や、懐旧の情とやらがあるのだろう。

そんな最中、周囲の様子など歯牙にもかけず、ただ1人、制服のポケットに両手を突っ込みながら、悪人じみた目付きで悪態を撒き散らしながら、ズカズカと校門へ向かう輩がいた。

そう、「彼」である。

「クソッ、クソッ、クソックソッ!なーにが巣立ちの時だ馬鹿にしやがって!俺はお前らの事なんて、何とも思ってないんだからね!」

ご覧の様相である。

「大体なんだあの連中は!卒業式が終わるなり一斉に固まって泣き出して、慰め合いながら「遠く離れちゃうけど、これからもお互いに頑張ろうね」とか、嘘っぱちの表情貼り付ながらクソみたいな様式美垂らしやがって!

どうせ数ヶ月もしたら連絡も取らなくなるくせによ!!」

彼が3年間もの高校生活を経て得たものは、今のようなひねくれた心と目付きの悪さだけの圧倒的負け組であることは一目瞭然なのだが、彼自身も、こんなになろうと思ってなった訳ではないのだ。断じて。

これは彼の性格、外見、家庭環境、過去、その他諸々の外的要因によって引き起こされてしまった、3年間の様々な悲劇をまとめた、超絶悲運高校生が主人公のラブ(?)コメである。


――――――――――――――――――――


連載予定はありません。おやすみなさい。

読み返してて思ったんですが、内容薄すぎますね。

あと400文字くらいは無いと導入として成り立たなそう・・・小説は難しい・・・。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る