味覚ポイズン~手作り弁当決定戦

※汚い描写が含まれます。食事中の場合はお気をつけ下さい。



 夏休み後半。泣き言を言いながら宿題に追われる学生達の様子は、もはや夏休みの風物詩と言って過言ではない。


 かくいう私も、ようやく宿題に着手した状態だった。おびただしい宿題の山に、私は何度挫けそうになっただろう。


「負けるな、私」


 夏木に相応しい女になると、決めただろう。宿題一つこなせないでどうする。


「よし」


 私は自身を鼓舞して、再び集中する。


 部屋には私しかいないから、実に静かだった。リン、リンと風鈴の音が響く。文字を書くたびにシャーペンがコツコツと鳴る。


 不意にスマホが鳴った。


「夏木からかな」


 顔が綻ぶ。あれ以来、なんだか夏木との距離が急接近したのだ。他の女も好き。でも私の方がもっと好き。結構屑な発言のはずなのに、不思議と怒る気になれない。まあ夏木の気持ちなんてずっと前から知っていたから、というのもあるのかも知れない。


 そもそも私が、そんな言葉で満足してしまう程にチョロい女となってしまったらしい。つまりはそれ程に夏木に惚れてしまったようだ。


 私はスマホを手に取って画面を見た。ラインの相手は、秋音だった。呼び出しだ。


 私は身支度を済ませて部屋を出ようとした。ふと、タンスの上に飾ってあった写真立てが目に入る。私は立ち止まってそれを見つめた。


 写真に写る四人。私と夏木と秋音。そしてもう一人。冬人ふゆとという私達よりも四つ年下の男の子。私の弟。その四人が笑ってピースをしていた。


「冬人……」


 私は悲しくなって呟いた。そうだ。夏休みが終われば文化祭がある。


 そして、忘れ難き悲しい過去が脳裏を過った。


「いけない」


 かぶりを振って切り替える。


 私は部屋を出た。





「やあ夏木。それから春野。暑い中良く来たね」


 秋音が呼び出したのは、いつもの理科室ではなく家庭科室だった。


「はいこれ。今日はビーカーじゃないよ」


 教卓に置かれた二つのコップ。夏木だって汗を掻いているし、水分補給をしたいはずだが、手に取るのを渋っているようだ。


「秋音。何か入れてないだろうな」


 疑惑の目を向ける夏木。そしてジロリと私に対しても睨んでいた。前科があるだけに、罰が悪い。


「大丈夫大丈夫。今日の趣旨はね、ちょっと待ってて」


 秋音は家庭科室に設置してある冷蔵庫から、次々と食材を出していく。野菜から肉まで、選り取り見取りだ。


「はいはい、チュウモーク」


 教卓に並べられた食材を前に、秋音が言った。


「只今より夏木がこれから毎日食べる、手作り弁当を作る権利決定戦を開催しまーす!」


 実に楽しそうに、秋音は言った。


「どういうこと?」


 いや、何となく分かってはいるのだが、詳細を聞かずにはいられなかった。


「もうすぐ夏休みが終わるじゃない。学校では春野が夏木に弁当を作ってあげていたでしょ。あれさ……」


 そして秋音は、物凄く真剣な表情で言うのだ。


「ずるいよね」


 ずるくない。


「春野ばかりずるいよ。私だって夏木にお弁当作ってあげたい。夏木に私を食べて欲しい」

「わざと妙な言い方をするな」


 私はツッコまずにはいられなかった。


「だからね。私と春野、どちらが夏木の弁当を作るに相応しいか。それを今日決めるの」


 なんて自分勝手な……。


「面白いな、それ!」

「な、夏木!?」


 思わぬ夏木の発言に、私は声を荒げた。


「春野ぉ。俺の彼女なら、これくらい乗り切って見ろって」


 いやらしい表情で私を見る夏木。こいつ……私と付き合っていて秋音のことも好きだと抜かす上に、秋音に手作り弁当を作るチャンスを与えるつもりか。もしかして食い意地を張っているんじゃないだろうな。


 上等だ。


「秋音。忘れているんじゃないかしら」


 二人は私に注目した。


「容姿端麗。運動神経抜群。頭も切れる。そして私は、料理だって得意なのよ!」


 まあな、と夏木は笑った。そうだよ。夏休み前までほぼ毎日私の手作り弁当を食べていた夏木。その夏木が、私の料理の腕を知らない訳がない。そもそも秋音だって知っているはずだ。二人を家に招いて、私の手料理を振る舞うことが何度かあった。


「秋音。今回は無茶が過ぎるよ。春野の料理の腕は、マジでプロレベルなんだぜ」


 夏木が言う。しかし、秋音はそれでも余裕そうだった。


「夏木。夏木だって知っているでしょう。私が物作りの天才だって。それは料理だって同じよ」


 と秋音。ほう、言ってくれるじゃないか。


「そこまで自信があるというなら、やりましょうか」


 私は秋音に相対した。夏休みに入って、夏木に料理を振る舞う機会がめっきり減った。ちょうど良い機会だ。


「天才の力、見せてやるわ」


 そう言って秋音は、クマのついた目でギラリと私を睨む。


 バチバチと火花を散らしていたら、家庭科室のドアが開いた。


「よう秋音。こんなところで何をするんだ?」


 現れたのはなんと、生徒指導の田島。まさかまさかの再登場である。


 ちらりと夏木を見ると、苦笑いを浮かべている。それもそうだ。私と夏木にとって、田島先生は媚薬フェロモン事件の時に秋音の手の甲にキスをした、それである。それはもうドン引きの光景で、今にも秋音サマ、秋音サマと言い出しそうとさえ思ってしまう。


「田島先生……って、今秋音って言いました!?」


 私だって年頃の女子高生。教師が生徒に対して名前呼びなんて、聞き逃すはずもない。


「は、ははは。わ、わ、私とたじみゃ先生は、そ、その、友達になったんだ」


 などと秋音は言うけれど、しかし案の定吃りまくりだった。冷や汗もどっぷり掻いている。そりゃあ血が繋がっている兄でさえそうなってしまうのだから、そうだろう。


「なんだ、お前らもいたのか。そうなんだよ。人見知りを克服したいらしくて、手始めに俺と友達になってくれとな。まあ、そう言われたら断れん」


 強面の田島とは思えない優しさだった。まあ普段は怖いオーラを纏ってはいるものの、彼だって教師になったのだ。少なからず生徒思いではあるのだろう。しかし何故、よりにもよって田島なのか。


「た、田島先生。今から、その、料理対決をするので。審査をお願いします」


 秋音が頑張って説明した。田島は意外そうな表情をしたが、すぐに了承した。





 そして料理に取りかかった。田島と夏木には、公平を期すために準備室に移動してもらっている。田島と二人きりなんて不憫だが、まあ仕方が無い。


「ええ、田島先生って結婚しているんですか」


 料理の支度をしていると、準備室の方から声が漏れてきた。夏木の声だ。


「何だ。俺が結婚しているのが、そんなに意外か?」

「だって、その。田島先生から女の気配がしなくて」

「何を言う。俺はこう見えて妻子にデレデレなんだぞ」


 その会話を聞いて、またも媚薬フェロモン事件のことが脳裏を過った。ダメダメ。集中しなくっちゃ。


「それにしても。田島先生が秋音の人見知りの克服を手伝っているなんて」

「ああ、まあな。ほら、あいつは何でも熱心だろう? 夏休み中だって頻繁に理科室で何かに励んでいたんだ。そんなところを見ていたら、断れなくてな」


 私は横目で秋音を見た。秋音にも聞こえていたようで、少し照れくさそうに頬を紅くしている。相変わらず無表情で判り難いけど。


「あいつも頑張っているんだな。幼馴染みなのに、あまり分かってなかったかも知れません」

「……まあなんだ。お前らにはまだ、たっぷり時間があるんだ。高校卒業したって人生が終わる訳じゃ無い。じっくり、本気でぶつかってこい」


 と田島が言う。中々心に染みることを言う。さすが先生。それに夏木からもあまり気まずさを感じられない。意外にも気さくに話せる奴らしい。


「ええ、そうなんです。春野と付き合っていまして」


 あ、私の名が上がった。


「ああ。見ていれば分かるよ。仲よさそうじゃないか。はは」


 田島は楽しそうに言う。こういう話も出来るのか。


「先生は結婚されているんですよね。ちょっと相談があるんですが……」


 私は調理の手を止めた。私に出来ない相談とは、一体……。


「女の子が喜ぶ、おすすめの体位ってありますか?」


 ガシャンと、私は食器を落とした。


「な、な、な……!? 体位って、あいつ……!」

「ぷ……ふははは! 良かったじゃん春野。夏木も頑張ってくれてさあ」


 ケラケラと笑う秋音。


「た、体位か……そうだな、うちの嫁は普通に後ろからが……」

「ほう、後ろからですか」


 すると、より一層秋音が笑い出す。


「ははは! 春野、今夜はバック三昧だねっ!」

「うるさいわねっ!」


 しかし以前の秋音なら、笑うどころか嫉妬するところだろう。軽く笑い飛ばせるくらいには、吹っ切れたようだ。





 数十分後。家庭科室のテーブルには二人の料理が並んだ。


「……秋音。あなた正気?」


 秋音の料理を見て、私は言った。そこにはおよそ料理とは言えないものがあった。


 紫がかったドス黒いそれは、コポコポと泡立っている。それ以外に説明のしようがない、何か。


「ちゃんと食べられるんでしょうね」


 夏木と田島の体調が心配になる程に、それはグロテスクだった。


「ちゃんと食べられるよ。ほら」


 秋音はそう言うと、菜箸で一つ掴んで口に運ぶ。


「うん、美味しい」

「そ、そう」


 思わず吐き気を催す。それを食べる二人が不憫でならない。


 しかし、秋音が直接食べたということは、その料理には何も入っていないらしい。夏木は先程差し出された飲み物に口を付けなかった。本気で小細工無しの勝負なのかも知れない。


「春野こそ。それ、ちゃんと食べられるのぉ?」

「あなたのが食べられるんだったら、大丈夫よ」


 しかし秋音は、ニヤニヤと下衆な表情を向ける。


「じゃあ二人を呼ぶよ。まず私から。春野の料理は隠しておいてね」


 私は指示通りに、料理を見えないところに隠した。


 秋音に呼ばれて、二人が入ってきた。


 さて、二人はこれからこの料理を食べるのか。これを食べて私の料理を食べる余裕があるだろうか。せっかく作ったのに。


 そして、二人は料理を見た。


「おぉ。ハンバーグか」


 と田島。え、これハンバーグだったの? よく分かったな。


「美味しそう」


 と夏木。美味しそう、だと……。


 二人はそのおぞましい料理を前に物怖じせず、行儀良く座った。


 そして、まるで食べるのが楽しみとでも言うかの如く、意気揚々と手を合わせ、頂きますと食事を始めた。


「うん、美味い!」


 と田島。


「中にチーズ入っていて良いな」


 夏木が食べながら言う。チーズ? もしかして口から糸を引いている、その黒い糸みたいなやつのことだろうか。それ、チーズだったのか。


 数分後。信じられないことに、ドス黒い何かを二人は綺麗に平らげてしまった。二人は満足そうに、美味かった美味かったと腹をさすっている。


「じゃあ次の料理ね」


 と言って秋音が私に目配せした。私は隠していた自分の手料理を二人の前に置いた。


「え」


 至福の表情をしていた二人の顔が一変。この世のものとは思えないものを見たような表情で、マジマジと私の料理を見つめている。


「これは一体……」

「ペスカトーレよ」

「……」


 押し黙る二人。


「あ、ああ、俺はもうお腹一杯なんだ。せっかく作ってもらったのに、すまないな」


 と田島が言う。たしかに、ハンバーグ一人前は腹に溜まっただろう。田島はそして、いそいそと家庭科室を出て行った。


「でも、夏木はもっと食べられるでしょう?」

「え、あ、うん」


 夏木は歯切れ悪く返事をすると、目を伏せた。


「ごめん。ちょっとこれは食べられないかな」


 その言葉に、私はハッと息を飲む。


「え、どうして……」


 狼狽えながらも、私は理由を探る。


「だってこれ、料理になってないし」

「え、ええ!? 料理になってない? これが?」


 私はもう一度自分の料理を見た。アルデンテよりちょっと柔らかめに茹でた白いパスタ。そこに白ワインとトマトソースが掛かって赤く染まっている。その上に、ニンニク、オリーブオイル、唐辛子と一緒に炒めたエビや、イカ、アサリが乗っかっていて、少なくとも見てくれは立派な料理だった。


「え、これ春野が作ったのか? 本当に?」


 私の反応を見て、夏木が察したようだ。


「お前、ちゃんと味見したか」

「い、いえ。作り慣れているやつだったから。え、これそんなに変?」

「いや変どころじゃ……。じゃあこれ、お前は食べられるの?」


 ブチっと、何かが切れた気がした。


「食べられる、ですって……」


 私は絞り出すかのように言う。


「食べられるに、決まっているでしょうがっ!!」


 私はヤケクソに叫ぶと、フォークでパスタを絡めて勢いよく口に運んだ。



「ヴォエエエエエエエエエエエエエエッ!」



 およそ人の言語ではない何かを叫び、私は嘔吐した。


 不味い。不味い不味い不味いマズイ!


 何だこれ何だこれ何だこれ何やこれぇ!


 私が口にかき込んだパスタは、パスタではなかった。しかし説明しようがない。ただパスタではないとだけ言える代物だった。それは私の喉を通る前に、吐き出された。


「お、おい! 春野!?」

「うぇええん。夏木ぃい。不味いよう」


 吐き出したものが口に付着していたが、私はそれどころではなく夏木に抱きつく。そんな私にさえ、夏木はよしよしと背中をさすり優しくしてくれるのだった。


「ムホッ」


 妙にイラつく声が聞こえて、私はそこを見た。


「ムハハハハハハハッハァッ!」


 そこにはマッドサイエンティストよろしく高笑いをしている、秋音がいた。


 ああやっぱり、あんたの所為か。


「バァーかぁバァーかぁッ! 私が春野相手に正々堂々料理勝負なんて、する訳ないじゃーん!」

「秋音ぇ! あんた……うぅっ、ヴォエエエエッ!」


 秋音を責めてやりたいが、吐き気を催してそれどころではない。


「あははは! 自分の料理を食べてゲロってるぅ! なんて滑稽なのかしらぁ!」


 ここぞとばかりに煽る秋音。なんて感じの悪い奴だ。


「うぅっ、うえぇぇ」


 しかし私に反撃するほどの余裕はない。


「そりゃ吐くわ。こんなものを食べたのだから」


 秋音が言うから、私はもう一度料理を見た。


「え」


 夏木と田島が先程したような反応を、私はしてしまう。何故なら、私が作ったプロ顔負けのペスカトーレは、ドス黒い何かとなっていたからだ。


「え、なに、どうなっているの?」


 私はその料理をまじまじと見つめる。先程まで、きちんとペスカトーレだったはずだ。決してこんなドス黒い物体ではなかったはずだ。


「そうか。秋音は夏木じゃなくて、私に何かをしたのね」


 私はようやく察したのだった。すると秋音は、クックックと悪役よろしく笑うのだ。


「そう。そうだよ春野。どうやらあなたは、私が対象に物理的な何かをしない限り悪さができないと思っているようだけれど、残念でした。私は既に直接触れずとも催眠をかける手段を確立していたのです!」

「催眠、ですって……」

「そうだよ。春野はね、まともな料理が異常に見えて、異常な料理がまともに見える催眠に掛かっていたんだ」


 秋音の説明によって、ようやく今までに起きた不可思議な出来事を理解できたのだった。夏木と田島が美味しそうに秋音の料理を食べていたのは、つまり秋音の料理はきちんと出来ていて、私だけその料理が異常に見えていただけだったのだ。


 認識誤認の催眠に掛かっていた私がまともな料理なんて出来る訳もなく、そして出来上がったのがこの料理ともいえない何かだった。夏木と田島は催眠に掛かっていない訳だから、この料理は異常に見えるし、催眠に掛かっている私にはまともに見えていた。そして私はまんまとゲロマズ料理を食べさせられ、勝負にも敗北したのだった。


「という訳で夏木! 夏休みが開けたら私が毎日お弁当を作るね」


 嬉々として言う秋音。


「んな訳あるかっ!」


 夏木はそう言うと、パシッと秋音の頭を引っ叩く。


「不正じゃねえか! せめて正々堂々勝負してから言え!」


 正論だった。


 夏木と秋音が言い合っている間に、私は自身が作り出してしまった魔の料理を持った。そして秋音に気づかれないよう、秋音の後ろから近づく。


 そしてトントンと秋音の肩を叩いた。


「ん?」


 秋音が素直に振り向く。


「はい、秋音。あーん」


 ボサボサの髪。黒い縁のメガネを掛けたその小顔の口に、私の料理を押し込んだ。


「んんっ!? うっ!? ヴォエエエエエエエエエエエエエエッ!」


 途端に嘔吐する秋音。


「はいもう一度、あーん」

「ちょっ、春野、待っ……ヴォエエエエエエエエエエエエエエッ!」


 もう一度口に入れてやれば、やはり同じように秋音は嘔吐した。目をギョロギョロさせてするその様は、もうこの世の生き物ではないと思うほどに悍ましいものだった。





 帰り道。お昼を過ぎても、やはり夏なので蒸し暑い。そんな日に学校に呼び出され、料理を作らされ、挙げ句の果てに嘔吐までさせらて、そんなところを夏木に見られてしまう。なんて散々な日だろう。


 はあ、とため息をついた。すると横に並んで歩いていた夏木が、よしよしと頭を撫でてくれる。


「秋音にも、弁当を作ってもらおうと思うんだ」

「はぁあっ!?」


 私は思わず立ち止まる。


「夏木。あなた本格的に秋音をキープしようとか、そんなこと考えているんじゃないでしょうね!?」


 私が言うと、夏木は焦ったように手を振る。


「いやいや、そうじゃなくて。ただ、春野も毎日弁当を作ってくるのは大変だろう? 悪いなっていつも思ってたんだ。でも秋音と交互にやれば、負担も半減だろう?」


 ああなるほど、と私は納得してしまった。これで納得してしまうのは、チョロい女だろうか。今の私には、判断しかねる。


「バカねえ」


 私はそう言って一笑に付す。


「あなたは一生、私の料理だけ食べていれば良いのっ!」


 そう言った私は、しかしプロポーズをしたような気分になってしまい、恥ずかしくなった。


「春野、それって……」


 夏木も同じことを思ったのか、顔を赤くしている。


「ば、バーカ。違うっての」


 私は照れた顔を隠すために、夏木より一歩先に歩く。


 ああ、でも。


 夏休みが終われば、また夏木の弁当を作る日々が始まるのだ。


 夏木が私の料理を喜んで食べる。


 またそんな素敵な日々が始まるんだね。

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