第32話 手術後のお腹

手術で縫合したところの一部分が、しばらく前から赤くなっている。先日の診察でも見てもらったが、様子を見ましょうとのこと。


そのうち良くなるのかなあ。


赤くなってるところ以外はキレイになっていて、細く1本の線があるだけ、といった感じになってきた。


その1本の線の幅が広がらないようにマイクロポアテープとかを貼っておいたほうが良いのか、診察の後、看護師さんに聞いてみた。


そういったテープを貼る人もいるが、それよりも太らないこと、それから腹直筋をしっかり立てておくことのほうが大事、ということだった。


お腹に脂肪が付けば、手術痕の創も引き伸ばされ、瘢痕も幅広くなることは容易に想像出来る。


腹直筋については…

腹直筋はお腹の真ん中に縦に付いてる筋肉。

よく鍛えている人に見られるシックスパックが腹直筋だ。


私の場合は開腹術だったので、腹直筋の真ん中を縦に切り、ガバッと開いて引き伸ばしたまま、子宮の手術がされたらしい。

なので、筋肉がゆるんでしまっているのだとか。


手術後は運動量が減るので、筋肉が落ちるのだと思っていたが、そういうこともあるんだ。


だから、背中や腰を曲げてダラーンと座ったりしてないで、キュッと腹直筋を引き締めて姿勢よく!


そうすれば、手術痕の創もピタッと閉じるはず。

表面にテープを貼るのではなくて、内側から閉じるという考えだ。


ずっとその姿勢は辛いけど、意識することで、筋力も回復するんじゃないかな。


筋トレでも言われるけど、弛んでしまった筋肉を回復するには3ヶ月かかるのだとか。


腹直筋をしっかり立てると、全身の姿勢も良くなる!

姿勢が良くなると思考も前向きになる!たぶん。


ということで、テスト勉強しようかな。

学生生活も、あと半年。

最近学校が楽しいわ!

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