第25話 退院後まさかの苦しみが

何を苦しんだのかというと、『便秘』


入院中も手術後は、簡単には出ずトイレで格闘していたのだが、取りあえず毎日出てたのでOKということにしていた。


それが、退院してから出なくなり…

便秘症の人であれば、数日出ないくらい普通かもしれない。でも、便意はあるのに出ないのだ。


手術後は腸閉塞が心配されるが、結腸(お腹をぐるっと囲む大腸)までは動いてる感覚がある。

結腸までは、ゴー!って感じで出ていく勢いでやって来るのだが、出口(直腸)辺りで大渋滞、といった感じ。いきむと痛い!


子宮がなくなったことで、大腸の形が変わってしまったのではないか。直腸がもはや直ではなくなっったのかも? 一生こうだったらどうしよう!

トイレから30分近く出れないというのを何度も繰り返す。


出ないのならトイレにいなくても良いのだが、そうもいかない状態なのだ。


あー退院するとき下剤出してもらえば良かった(泣)


でも、下剤より浣腸がよいかも!

ドラッグストアーは歩いて5分程のところにあるがトイレから離れられず、行ける自信がない。結局、夫に仕事帰りに買ってきてもらった。


結果、3日で2回使い、それ以降は快腸になった。

たかが便秘だけど本当に辛かった~


それ以外、退院後1週間の体調はというと、愛犬カールの散歩が初めての外出だったが、病院内や家の中を歩くのと、外を歩くのは大違いで、少ししか歩いてないのにヘトヘトだった。

料理などをしていても、長く立っていると疲れた。


入院している期間は、毎日出来ることが増えていったのに、ある程度まで来ると日々良くなるという実感はなく、もどかしかった。


それでも、退院1週間後の日曜日には夫と実家に行き、帰りにドッグカフェに寄るという、ほぼ1日の外出が出来るようになってたので、回復してたんだなぁ。


まだ、この頃は排尿痛と朝起き上がった時のお腹の痛みは強かった。

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