第6話 お盆休みは団地の人たちが・・・

世の中はお盆休み。

人によっては9連休らしい。

大手の小売りやサービス業なら交代で夏休みをとったりもあるだろうが、中小企業の小売りやサービス業は恒常的な人手不足で普段から社員の休みも設定がしにくい状態なので夏休みで連休なんぞ不可能。

この時期にはパートやバイトも休んでしまう事が多く、社員は毎日12時間以上の労働時間になる。


お盆の時期にはお店の周りの住宅に来訪者が多いのか、お店の駐車場に無断んで車を停められることが多発。

ナンバープレートを見れば他府県ナンバー。

きっとお盆でお店の周りの住民の所に訪ねてきている人が停めているのだ。

訪ねて来る人が自主的にお店の駐車場に無断で停めている訳ではない。

お店の周りの住宅の住民が「あそこのお店の駐車場に停めておけばいい」と促しているのだ。


何時間も無断で駐車され、ひどい車なら営業時間が終わり駐車場のゲートを閉鎖してもそのまま停めている。お店の周りの住宅に泊まり掛けで来ているのだろう・・・

お店の周りに団地などがあると、無断駐車の車が激増。

本来の買い物客の車が停められる場所が少なくなり、お店の営業や売り上げにも影響が出る。

「お客様以外の無断駐車、お買い物を終えてからの長時間駐車はご遠慮ください」との貼り紙をフロントガラスとワイパーの間に挟んでおいても無視。そんな貼り紙は駐車場の片隅に捨てられている。ひどい車だと一度出かけてまた戻り無断駐車。


無断駐車禁止を厳しく取り締まると、逆切れされたり・・・

団地の住民から不買運動が起こったり・・・

お店が手配りチラシを団地にポスティングしようとすると激しく拒絶したりするのに、無断駐車は当たり前のようにする。

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